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ギャレス・エドワーズ監督『ゴジラ』(2014年、アメリカ)を観ました。確かに、迫力満点です。芹沢博士(渡辺謙)も登場し、60年前の第一作ともつながっています。1954年のビキニでの水爆実験はゴジラを退治するためだったという設定です。
別の怪獣二頭とゴジラは死闘を展開します。彼らは何を象徴しているのか?フィリピンで孵化し、日本の原発を襲い、ハワイ、西海岸へと進む。しかも、ゴジラとの対決の場所の一つはサンフランシスコのチャイナタウンです。日米関係の従属性も明らかです。311から911へ、21世紀をトラックバックしたような設定になっています。
こうした社会性と並んで、お決まりの家族のドラマにもなっています。
全体として、ハリウッドの定石通りの作品といった印象でした。
スパイク・ジョーンズ監督・脚本『her 世界でひとつの彼女』(2013年、アメリカ)も話題作です。
孤独な主人公(ホアキン・フェニックス)がコンピューターのOSによる声の彼女サマンサに恋をしてしまう物語で、哲学的な問いかけでもあります。発想もストーリー展開も、十分にユニーク、映像も美しい。
もちろん、この先には『ターミネーター』や『マトリックス』の世界が待っているかもしれません。なにしろ、サマンサは『2001年宇宙の旅』のHALの「親戚」でもあるのですから。
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