Koji Murataの映画メモ

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5月3日

 山崎貴監督『寄生獣 完結編』(2015年)。もはや映像には驚かないし、ストーリー展開も予想どおり。ただし、生態系や人間性について問いかけたいという直截な意図は伝わってきます。ゾンビ映画と比較してみるとおもしろいかもしれません。
 ポン・ジュノ制作・脚本、シム・ソンポ監督・脚本『海にかかる霧』(2014年、韓国)。
 食えなくなった漁船が、中国からの密入国者の輸送を引き受ける。ところが、事故のために倉庫に隠れていた密入国者がほとんど窒息死してしまう。船長は死体を遺棄しようとするが、船内で壮絶な対立が引き起こされる。船長役はキム・ユンソク、生き残った密入国の女性と恋に落ちる若い船員を、「東方神起」のパク・ユチョンが演じる。力演でした。実話に基づく話とか。20年ほど前の韓国の経済危機が時代背景になっています。この
映画は宮崎の映画館で観ました。NPOが映画館を立ち上げた最初のものだそうです。

5月2日

 また随分ご無沙汰しました。
 最近観たDVDを2本。
 まず、ピーター・ボグダノヴィッチ監督の白黒映画『ペーパー・ムーン』(アメリカ、1973年)。ライアン・オニールとテタム・オニールが親子で共演。大恐慌時代の詐欺師を演じる。高卒が高学歴という科白も出てきて、時代の雰囲気がよく伝わってくる。そう言えば、この映画の制作当時も、深刻な不況でした。偽の親子が本物の親子になるロード・ムービー。テイタムが史上最年少でアカデミー助演女優賞を受賞したことでも知られる。しかし、彼女、最近まったく見かけませんね。
 次に、神山征二郎監督『郡上一揆』(2000年)。実際にあった大規模一揆が題材になっている。百姓達の必死の(文字通り必死の)訴えと、それに対する弾圧の繰り返し。「だちかんぜ」など、岐阜の昔の百姓方言が印象に残る。この一揆ののちに、苛酷な年貢取立てから商業利益に目が向き、田沼意次が台頭した由。緒方直人、加藤剛、林隆三ら。前田吟が珍しく、権柄づくな庄屋を演じている。
 

4月12日

 DVDをもう一本。
 増村保造監督『音楽』(1972年)、原作は三島由紀夫。
 不感症で悩む女性(黒沢のり子)が精神科医(細川俊之)の治療を受ける。実は、昔に別れた兄との肉体関係がトラウマになって、音楽が聞こえなくなっていたのだ。この事例では、音楽は良心を象徴している。精神分析をエロチックな映像で、サスペンスの謎解きのように仕上げている。
 さて今夜は、『ソロモンの偽証』後編を観てきました。子供たちの演技は秀逸。ただ、大げさな展開のわりには、上手な学芸会のような仕上がりになってしまった。少し残念な気がします。それにしても自殺した柏木君というのは、実に不気味な少年です。

4月11日

 最近観たDVDを2本。
 まず、鈴木則文監督『女番町ブルース 牝蜂逆襲』(1971年、東映)。
 神戸が舞台で、主演の池玲子らが惜しげもなく裸体をさらす。沖縄返還前の世相も、取り入れられている。小松方正や安部徹、名和宏らお馴染みの悪役に、山城新伍、天地茂にピーターまで登場。70年代全開です。
 次に、佐伯幸三監督『喜劇 駅前競馬』(1966年、東宝)。森繁久弥、フランキー堺、伴淳三郎、三木のり平、淡島千影ら、いつものメンバー。藤田まことがゲスト出演。脚本は藤本義一で、祇園で旧知の安藤孝子さんも登場。農家の駄馬を競技用の馬に仕立て上げる話と、3夫婦の子作り競争が重なる。亡くなった父が大の競馬ファンだったことを懐かしく思い出しました。

4月10日

 桜もそろそろ終わりでしょうか。
 少し前に観た映画です。
 ウベルト・パゾリーニ監督『おみおくりの作法』(2013年、イギリス・イタリア)。
 ロンドンの地方公務員(エディ・マーサン)が主人公。彼の仕事は身寄りのない物故者の肉親を捜し、見つからなければ葬儀に付すこと。退職前の最後の仕事に、死者の身寄りを捜すうち、彼はほのかな恋に出会うのだが。
 ユニークなテーマを全体に控えめで温かく描いた作品です。『おくりびと』とはまた一味ちがう。主役の抑制された演技も効果的。
 ロブ・マーシャル監督『イントゥ・ザ・ウッズ』(2014年、アメリカ)。
 赤頭巾ちゃんなど様々な童話のその後を一つにしたミュージカル。面白い試みだが、前半はストーリーがやや混乱し、後半は一変して人生のお説教調になる。しかし、白馬の王子様の浮気など、奇想天外。メリル・ストリープの演技は、やや強引だが、さすがの感。森に対するイメージは、グリム童話のようなヨーロッパのものと、ディズニーのようなアメリカのものとでは、随分と異なるとも思います。


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