Koji Murataの映画メモ

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2月17日

 最近観たDVDを2本。

 まず、ティム・バートン監督『マーズ・アタック』(1996年、アメリカ)。カルト・テイストのSFコメディながら、ジャック・ニコルソンやピアース・ブロスナン、アネット・ベニングなど豪華な出演。エリートや権力者、強者は皆、火星人に殺され、弱者が残って地球を救う。おそらく、映画史上最も情けない大統領が描かれている。

 デヴィッド・フィンチャー監督『ファイト・クラブ』(1999年、アメリカ)。
 不眠症に悩む平凡な会社員(エドワード・ノートン)が謎の男(ブラット・ピット)と出会った事で、男だけの秘密の喧嘩クラブを作ることになる。主人公は大きな開放感を味わうが、やがて相棒の暴力はエスカレートしていく。実は、相棒は主人公の妄想の産物、つまり、「ジキルとハイド」の物語だった。ここにファム・ファタール的なヘレナ・ボナム=カーターが加わる。男らしさへのオブセッションがテーマ。

2月14日

 バレンタインですね。
 さて、少し前に映画館で鑑賞した作品を何本か紹介します。
 マズ、リドリー・スコット監督『エクソダス』(2014年、アメリカ)。「出エジプト記」の物語です。最近は聖書に基づく映画が多いですね。モーセを演じたクリスチャン・ベールは『ノア』の主役を断っての出演だった由。スコット監督らしく、映像の迫力はさすがです。
 武正晴監督『百円の恋』(2014年)。冴えない女がボクシングに目覚める。『ミリオン・ダラー・ベイビー』の日本版?安藤サクラ、お見事。予定どうりとはいえ、最後に負けるのがいいですね。コンビニの裏事情もリアルです。
 デヴィッド・コープ監督『チャーリー・モルデカイ』(2014年、アメリカ)。ジョニー・デップが大いに楽しんでいる様子です。グウィネス・パルトローも依然として美しい。イギリスとアメリカの双方の文化を誇張して遊んでいる風です。
 デビッド・ドブキン監督『ザ・ジャッジ』(2014年、アメリカ)。ロバート・ダウニー・ジュニアとロバート・デュバルの一騎打ち。結局はアメリカの陪審制度への信頼が根底にあるが、親子関係、故郷、老いなど様々な問題を、裁判を通じて考えさせてくれます。
 
 

2月11日

 出張の往復でDVD。
 ルーベン・マムーリアン監督『ジキル博士とハイド氏』(1932年、アメリカ)。主演はフレディック・マーチで、本作でアカデミー主演男優賞を受賞とか。ハイド氏が愛人をいたぶる様子が印象的。19世紀イギリスの大学教授のステイタスの高さもうかがえる。ピアノ演奏のシーンが、文明化の象徴のように挿入されている。
スティーブンソンによる人間解釈は、フロイトに先立っていたのか?
 ジャン・エプスタイン監督・脚本『あっシャー家の末裔』(1928年、フランス)。エドガー・アラン・ポー原作。サイレントの傑作とされる作品で、50分弱の作品ながら、、幻想的な映像がすばらしい。ポーの祖国アメリカではなく、フランスの作品だというもの興味深い。因みに、アメリカ史では、ポーとリンカーンは同年(1809年)の生まれです。進化論のダーウィンもそうですね。

2月3日

 ディアオ・イーナン監督『薄氷の殺人』(中国、2014年)。
 中国版フィルム・ノアールで、バラバラ死体の連続猟奇殺人事件の背後に、薄幸の美女がいる。元刑事が事件を追いつつ、この女に魅せられていく。現代中国の地方都市の寂しげな風景が、心に残る。

 ケン・ローチ監督『ジミー、野を駆ける伝説』(イギリス・アイルランド・フランス、2014年)。
 1930年代のアイルランドの片田舎で、教会や保守勢力と抗いながら、住民たちのためにダンス・ホールを建設した、アメリカ帰りのジミー・グラルトン(バリー・ウォード)の物語。実話に基づくという。ローチ監督のアイルランドへの愛着とこだわりが伝わってくる。小さな抵抗から自治が生まれる。それゆえ、権力や権威はそれを押さえ込もうとする。神父役のジム・ノートンやジミーの母親役のアイリーン・ヘンリーも印象的。

2月1日

 デヴィッド・クローネンバーグ監督『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(アメリカ・カナダ、ドイツ・フランス2014年)。
 ハリウッド・ゴシップの話で、落ち目の女優や薬中の人気子役、精神の不安定な脚本家志望の女など、多彩な登場人物が物語を彩る。家族がテーマである。ジュリアン・ムーアやミア・ワシコウスカら。悪くはないのだが、全体的に無理して「病的」にしている感が否めない。

 リチャード・リンクライター監督・脚本『6才のボクが、大人になるまで。』(2014年、アメリカ)。
 6歳の少年が18歳になって、高校を卒業し大学に進学するまでの12間を描いた作品。実際に同じ俳優たちで12年間、毎年夏に撮影し続けたのだという。それだけで感動的だが、親の離婚や引越し、失恋など、人生の多くの出来事を、無理なく自然に紡いでいく。テキサスが舞台です。


 
 
 

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