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京都駅の駅ビルシネマで「大映のヒロインたち」という特集が始まりました。
田中徳三監督『引き裂かれた盛装』(大映、1967年)。原作は黒岩重吾の「夜間飛行」。
悪徳不動産屋(成田三樹夫)が、美人のレストラン経営者(藤村志保)に接近する。彼女は大手土地開発会社社長(小沢栄太郎)の愛人で、土地の転売で不法な利益を重ねていた。件の男女は結託して、大手開発会社の儲けを横取りしようとする。しかし、不動産屋が社長令嬢(安田道代)を愛してしまったことから、複雑な三角関係に発展していく。
他に、浜村純や小松方正ら。小松は不気味な社長秘書を怪演している。
撮影は森田富士郎、妖艶な美術は内藤昭。
「人生は夜間飛行のようなものだ。星を手がかりに飛ぶしかない」という不動産屋の科白が、原作のタイトルになっている。
成田が愛に悩む悪党を、クールに演じています。
全体として、レズビアン・テイストでもあります。
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