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東京に向かう新幹線でDVD。
サム・メンデス監督『アメリカン・ビューティー』(1999年、アメリカ)。
平凡な郊外の中産階級の家庭。
42歳になるレスター(ケヴィン・スペイシー)は仕事に疲れ、妻キャロリン(アネット・ベニング)との関係も冷え切っている。高校生の娘ジェーン(ゾーラ・バーチ)は反抗的だ。そんなレスターは娘の友人に一目惚れしてしまう。妻は不倫をはじめる。
隣家はゲイのカップルだが、反対側の隣家に権威主義的な海兵隊大佐一家が引っ越してくる。そこの長男は元麻薬中毒のビデオ・オタクで、ジェーンを撮影し続けている。若い二人は愛し合うようになる。だが、大佐は息子がレスターと同性愛関係にあると思い込み、逆上する。実は、大佐自身がゲイで、そのことを抑圧して生きてきたのだ。
ある豪雨の夜、思わぬ悲劇が「美しいアメリカの家庭」を襲うのだった。
現代アメリカ社会の抱える様々な矛盾や暗部を、軽妙な筆致で描いています。
平凡の中に異常が潜んでいます。それは日本社会も同じでしょう。
「不惑」を越えた中年男性の悲哀は、他人事ではありません。
"gross!"(いやらしい!)とい言葉が盛んに登場する作品でした。
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