Koji Murataの映画メモ

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外国映画 2011年

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 旅先のソウルでDVD。
 スチーヴン・スピルバーグ監督・脚本『未知との遭遇』(1977年、アメリカ)。
 2000万ドルの製作費を投じてコロンビアの社運をかけた作品。
 未確認飛行物体を目撃したロイ(リチャード・ドレフィス)は、不思議な山の幻影にとりつかれ、やがては家族にも見捨てられる。同じ目撃者の少年は行方不明になってしまった。ロイはデビル・タワーという山が幻影とそっくりだと知り、そこに向かう。しかし、現地は有毒ガスの発生で閉鎖されていた。実は、宇宙人との初めての接触に向けて、政府が準備を整えていたのだ。
 ロイは子供のような大人で、スピルバーグ自身でもある。
 映画史的には『2001年宇宙の旅』からこの作品につながり、『E.T』へと続く。
 UFOを追うフランス人の科学者役にヌーベル・ヴァーグの巨匠フランソワ・トリフォーが登場します。
 
 自宅でDVD。
 ジャック・コンウェイ監督『嵐の三色旗』(1935年、MGM)。原作はディケンズの『二都物語』。
 18世紀のパリ。貴族の圧政に庶民は貧窮の中で暮らしている。マネット博士もエグレモンド侯爵(ベイジル・ラスボーン)のため18年もバスティーユ牢獄に捕らえられ、ようやく娘のルーシー(エリザベス・アラン)と再会して、ロンドンに亡命した。この途次に、親子はチャールズ(ドナルド・ウッズ)という青年と出会う。彼は侯爵の甥だったが、叔父に反発してロンドンに渡ったのだ。
 侯爵の陰謀でチャールズはロンドンで冤罪に陥れられるが、弁護士のカートン(ロナルド・コールマン)に救われる。カートンは優秀だが酒に溺れた自暴自棄の生活を送っていた。そのカートンがルーシーに恋をした。しかし、彼女はチャールズと結婚する。
 やがて、フランス革命が起こる。チャールズはかつての家庭教師を救うためにパリに戻るが、逮捕される。ルーシー親子も彼を救うべくパリに向かったが、チャールズは死刑を宣告される。カートンは牢獄に忍び込み、チャールズと入れ替わって彼を救い、無償の愛を実現するのだった。
 『二都物語』は何度も映画化されているようです。
 革命後の民衆の変貌ぶりが恐ろしい。
 ラ・マルセーエーズやショパンなど、音楽も効果的。
 しかし、フランス人がみな格調高い英語を話しているのは、やはり奇怪です。
 
 姫路に向かう新幹線の車中でDVD。
 ポール・トーマス・アンダーソン監督『マグノリア』(1999年、アメリカ)。
 いわゆる群像劇の代表的作品。原題はモクレンのこと。
 テレビの大物プロデューサー(ジェーソン・ロバーツ)が死期を迎えつつある。若い後妻(ジュリアン・ムーア)は何度も夫を裏切った罪悪感に駆られながら、看護士(フィリップ・シーモア・ホフマン)に看病を任せきっている。
 件のプロデューサーの息子(トム・クルーズ)は今やテレビのセックス伝道師で、亡くなった母と自分を捨てた父を恨んでいる。
 テレビの人気クイズ番組の司会者(フィリップ・ベイカー・ホール)も不治の病に冒され、娘との和解を願っている。その娘は薬物依存症で、たまたま出合った警官(ジョン・C・ライリー)と恋に。一方、人気クイズ番組のかつての天才クイズ少年は今や落ちぶれた中年男(ウィリアム・H・メイシー)になっていた。
 これら一見バラバラの人生が偶然一つに繋がっていく。
 娘への性的虐待、同性愛、薬物、離婚、親子の葛藤など、現代アメリカ社会の問題が集約されています。
 蛙が大量に空から降ってくるラスト・シーンは有名。
 この監督が今や大型エンターテイメント映画ばかり作っているのは、少し残念です。
 イオン・モール内のT.Joy京都へ。
 イ・ジョンボム監督『アジョシ』(2010年、韓国)。
 韓国版『レオン』と呼ばれるヒット作。
 チャ・テシク(ウォン・ビン)は元特殊工作員で、妊娠中の妻を殺された過去をもつ。今では独りで質屋を営んでいる。隣家のヒョジョンは麻薬組織から麻薬を奪い、命を狙われる。ヒョジョンの娘ソミ(キム・セロン)はテシクを「アジョシ」(おじさん)と慕っていたが、母を殺され、誘拐されてしまう。「アジョシ」は命がけでソミの救出を決意するのだった。
 ウォン・ビンが「おじさん」になるとは!しかし、彼も34歳です。
 キム・セロンは達者な子役です。大成するでしょうか?
 麻薬売買だけでなく、国際的な臓器売買や児童の誘拐が描かれており、『闇の子供たち』につながります。
 ネイル・アートが効果的に用いられています。
 ゼミ合宿で学生諸君とDVDを観賞して、議論しました。
 リドリー・スコット監督『ブラックホーク・ダウン』(2001年、アメリカ)。
 1993年にソマリアの首都モガデシオで発生した戦闘に基づいています。
 米軍はソマリア内戦に介入し、大量虐殺を繰り返すアイディード将軍の側近を逮捕するため、強襲作戦を計画した。100人の米兵を投入し、作戦はわずか1時間で終了するはずだった。しかし、ヘリコプターのブラックホークが二機撃墜され、エヴァーズマン軍曹(ジョシュ・ハートネット)ら米軍は窮地に追い込まれ、19人の米兵が戦死することになった。
 これは内戦か大量虐殺か?アメリカは介入すべきだったのか否か?
 いずれにせよ、兵士たちは仲間のために戦う。
 全編ほとんどが凄惨な戦闘シーンです。
 他に、ユアン・マクレガーやオーランド・ブルームら。

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