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徳島への車中でDVD。
降旗康男監督『駅 STATION』(東宝、1981年)。
1967年、北海道の銭函の駅で、三上刑事(高倉健)は妻子と別れた(妻はいしだあゆみ)。オリンピックの射撃選手に選ばれた三上は、多忙をきわめ、妻の一度だけの浮気を許すことができなかったのだ。その頃、連続殺人事件が発生し、三上の先輩(大滝秀治)が殺された。
1976年。赤いスカートの女性をレイプする連続殺人事件が発生し、吉松五郎(根津甚八)という青年が容疑者になる。三上らは五郎の妹すず子(烏丸せつこ)をマークする。彼女は増毛の駅前の食堂で働いている。すず子の愛人(宇崎竜童)の協力で、三上らは五郎を深夜の無人駅で逮捕する。
1979年の年末。三上は郷里の雄冬に戻る途中に、増毛に滞在する。そこの居酒屋で桐子(賠償千恵子)という魅力的な女性と出会い、関係をもつ。だが、桐子のもとに、盛岡(室田日出男)という昔の愛人が現れる。彼は13年前に三上の先輩を殺した犯人だった。三上は盛岡を射殺する。三上と桐子は結ばれることはなく、三上は一人で駅に向かうのだった。
三上は犯人を射殺するような生活が嫌になり、郷里に戻ろうと辞表まで準備していたが、盛岡を射殺したことで桐子と結ばれず、辞表を破るのだった。
他に、池部良、平田昭彦、北林谷栄、田中邦衛ら。武田鉄矢も顔を出している。塩沢ときも懐かしかった。
脚本は倉本聡、音楽は宇崎竜童。
八代亜紀の「舟歌」が効果的に使われています。
「暗闇の彼方に光る一点を いま駅の灯と信じつつ逝く」
五郎は死刑になるのですが、これは彼が三上に書き送った辞世の句です。
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