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東京に向かう新幹線でDVDを一本。
市川崑監督・脚本『夜来香』(1951年、新東宝)。
戦時下の中国で、軍医の関(上原謙)は夜来香こと秋子(久慈あさみ)という娼婦と出会い、恋に落ちる。しかし、空爆で二人は離れ離れに。
戦後、関は秋子の出身地である神戸の製薬会社に就職し、彼女を捜している。二人がようやく再会できた頃、しかし、関は戦争の後遺症で失明してしまう。関は秋子に迷惑をかけまいと、姿を隠す。
その頃、関の昔の部下だった青年(川喜多小多)が闇商人(河村惣吉)にだまされて危険な仕事に手を出そうとしていた。それを知った関は青年を救おうとして、命を落とす。何も知らない秋子は、関の戻るのを待っているのだった。
他に、伊志井寛や伊藤雄之助ら。
『愛染かつら』や『君の名は』と同じく、すれちがいメロドラマ。
山口淑子の歌う主題歌は、高音で難しいですね。
戦地の様子も神戸の様子もリアリティはなく、ストーリーも人物描写も平板。
市川監督作品としては、凡庸な出来のように思いました。
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