Koji Murataの映画メモ

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外国映画 2012年

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 いよいよ大晦日です。
 ムーヴィックス京都へ。
 ティム・バートン監督『フランケンウィニー』(2012年、アメリカ)。
 いわゆるストップモーション・アニメです。
 ニュー・オランダ町に住むフランケンシュタイン夫妻の一人息子ヴィクターは、愛犬スパーキーだけが友達だ。そのスパーキーが交通事故で死んでしまう。
 折から、新たに赴任した科学の先生に触発されて、ヴィクターは雷を利用して、スパーキーを蘇生することに成功した。だが、科学展で優勝したい同級生たちがこの秘密を知り、他の死んだ生き物の蘇生を図ったことから、町は大混乱に陥るのだった。
 死者を蘇らせるのは、神のみの業ですが、スパーキーへの深い愛からヴィクターは、一線を越えてしまいます。
 バートンの自伝的色彩の強い作品です。
 作中、フランケンシュタイン夫妻はクリストファー・リー主演の「ドラキュラ」を観ています。
 また、科学の先生の声は、なんと名優マーティン・ランドーです。
 
 今年は最後に忙しくなって、十分に映画が鑑賞できなくなりました。
 来年はがんばろう!
 みなさん、どうぞよい新年をお迎えください。
 京都シネマへ。
 ブノワ・ジャコー監督『マリー・アントワネットに別れを告げて』(2012年、フランス、スペイン)。
 フランス革命勃発直後の数日のヴェルサイユ宮殿が舞台。
 シドニー(レア・セドゥ)は、王妃マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)に本を朗読する係で、王妃を慕い愛している。その王妃には、ポリニャック公爵夫人(ヴィルジニー・ルドワイヤン)という愛人がいた。
 危機が迫る中、公爵夫人はスイスに逃れようとするが、悪名高い彼女は民衆に狙われている。王妃はシドニーに公爵夫人の身代わりになれと、残酷な命令を出すのだった。
 身分違いの片思い。
 クルーガーもルドワイヤンも美しい。
 ヴェルサイユ宮殿の鏡の間は、以前訪ねたことがありますが、思ったより狭くて驚きました。
 華麗な宮中と退廃的な貴族たち。
 ある女官の台詞。「友達ですって?宮中に友達などいません」。
 
 
 新宿ピカデリーで、トム・フーパー監督『レ・ミゼラブル』(2012年、イギリス)。ミュージカルです。
 原作はもちろんヴィクトル・ユゴー。
 19世紀初頭のフランス。妹の子供のために一個のパンを盗んだため、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は19年も牢獄に投じられた。ようやく仮釈放されたが、社会は前科者に厳しく、バルジャンは教会から銀食器を盗む。ところが、司教はその罪を許してくれた。バルジヤンは心を入れ替え、素性を隠して生きる決意をする。
 やがて、バルジャンは地方都市の市長にまで出世する。だが、宿敵ジャベール警部(ラッセル・クロウ)はバルジャンの素性を疑っている。警部は彼なりの法と秩序、正義への信念に生きている。
 この二人の葛藤に、薄幸の女性ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と彼女が残した娘コゼットという二人の女性が絡む。バルジャンはファンテーヌに代わってコゼットを慈しみ育てる。
 そこにさらに、パリでの革命の動きが。裕福な学生マリウス(エディ・レッドメイン)らは革命を主導するが、マリウスはコゼット(アマンダ・セイフライド)に一目ぼれする。バルジャンは命がけで、コゼットの愛する人を守ろうとするのだった。
 昔、ロンドンの舞台で観たことを懐かしく思い出しました。
 イギリス演劇の伝統を感じさせる作品です。
 ジャックマンもクロウも、ハサウエィも、人気だけではない力量ある俳優であることが、よく分けります。
 他に、個性派のヘレナ・ボナム=カーターら。
 
 仕事に終れてブログがご無沙汰になってしまいました。
 ムーヴィックス三条で、サム・メンデス監督『007 スカイフォール』(2012年、イギリス、アメリカ)。
 シリーズ23作目、実の半世紀の歴史です。
 ジェームズ・ボンドはダニエル・クレイグ。私と4歳しか違わないのに、すごいバイタリティです。しかも渋い。
 今回はM(ジュディ・デンチ)と彼女に復讐を誓う元英国諜報部員シルヴァ(ハビエル・バルデム)のマザコン的葛藤が軸になっています。ボンド・ガールのイヴには、マルチエスニックなナオミ・ハリス。
 ラストはボンドの郷里スコットランドで死闘が繰り返されます。
 他に、レイフ・ファインズやアルバート・フィニー(彼が登場する必然性が、それほどあるとは思えませんでしたが)。
 往年の歌舞伎的面白さはなく、暗いトーンですが、それだけ原作の雰囲気に近く、迫力満点です。また、シリーズの旧作へのオマージュもいたるところに。なにしろ、今回の007の決め言葉は「復活」ですから。
 木の実を食い荒らすネズミを罠に仕掛けて缶詰に閉じ込めると、共食いを始める。最後の二匹を森に離すと、もはや木の実は食べす、他のネズミを襲いだす。飼いならされるとは、こういうことだ――シルヴァの語るこの話には、ぞっとさせられます。
 ワシントンに向かう機内で一本。
 ジェイ・ローチ監督“The Campaign”(2012年、アメリカ)。
 ノースカロライナ14区で下院議員選挙が近づいていた。民主党の現職ブレディー(ウィル・ファレル)は、理想を失い、数々の女性問題を抱えながらも、5選目をめざしていた。しかし、彼の人気が翳ったことから、悪徳実業家のモッチ兄弟は別の候補者を擁立しようとする。同地区に中国の工場を誘致して荒稼ぎするためだ。
 そこで共和党の候補ににわかに擁立されたのが、風変わりなマーティ・ハギンズ(ザック・ガリフィアナキス)だ。彼は政治には無縁だったが、地元の役に立つと信じ、さらには父に認められたくて、立候補する。モッチ兄弟はハギンズに腕利きの選挙参謀を送り込む。
 両候補の間で泥沼の選挙戦が展開されるのだった。
 政治を突き放してコメディにできるのは、アングロサクソンのいい伝統ではないでしょうか。
 少し下品で、中国への偏見むき出しではありますが。

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