Koji Murataの映画メモ

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外国映画 2012年

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 皆さん、いつもいろいろなコメントありがとうございます。
 金歯さん、『旅芸人の記録』ですか、大作ですね。
 さて、京都シネマへ。
 アルベルト・ネグリン監督・脚本『アンネの追憶』(2009年、イタリア)。
 アンネ・フランク(ロザベル・ラウレンティ・セラーズ)一家が逮捕されたのちの強制収容所での苦難を描いた物語。結局、父のオットー(エミリオ・ソルフリッツイ)と親友だったハネリだけが生き残る。
 昔アムステルダムでアンネたちが隠れていた家を訪問したり、この3月にアウシュビッツを訪問したりしたことが、思い出されます。
 この作品はいわば『アンネの日記』の続編で、もちろん感動的だが、われわれは結果を知ってしまっている。
 また、ユダヤ人哲学者と若い親衛隊将校が登場するが、二人の存在があまりに観念的で説得力がない。
 全体として平板な印象でした。
 京都シネマへ。
 パク・ジョンボム製作・監督・脚本・主演『ムサン日記〜広い犬』(2010年、韓国)。
 スンチョル(ジョンボム)は中国国境近くのムサンからやってきた脱北者だ。調子のいい脱北者のギョンイル(チン・ヨンウク)と一緒に暮らしているが、スンチョルは何をやってもうまくいかない。仕事はみつからないし、アルバイトのポスター貼りもうまくいかない。教会で一目ぼれしたスギョン(カン・ウンジン)にも嫌われてしまう。
 スンチョルの唯一の友達は捨てられた白い犬ペックだった。実は、スンチョルは北朝鮮で空腹から友人を殺してしまった暗い過去をもっていた。それを知ったスギョンはスンチョルを受け入れようとする。
 ギョンチョルは詐欺を働いて、脱北者仲間に追われることに。スンチョルはギョンチョルからアパートに隠してある金をとってくるよう頼まれるが、それを持ち逃げして散髪し、新しい服を買う。そして、スンチョルはスギョンのカラオケ店で働きはじめるのだが。
 脱北者の厳しい現実が淡々と描かれています。
 スンチョルは仲間を裏切り、髪を切ったことで新たな人生を歩もうとしますが、結局は最愛のものを失ってしまいます。それにしても、この白犬のかわいいこと。
 韓国社会でのキリスト教の存在の大きさも伝わってきます。
 最近韓国語を勉強しだしたのですが、まだまだ全然わかりません。40代後半の手習いは厳しいですね。
 またムーヴィックス三条へ。
 バリー・ソネンフェルド監督『MIIB3』(2012年、アメリカ)。
 月の刑務所から凶暴なエイリアンのボリスが脱獄する。彼は1969年にタイムトリップして、自分を逮捕したエージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)を殺そうとする。それを知ったエージェントJ(ウィル・スミス)は、自らもタイムトリップしてエージェントKを救おうとする。そして、1969年のエージェントK(ジョシュ・ブローリン)に出会うのだった。もし彼らがボリスを退治できなければ、未来の地球はエイリアンに攻撃されて滅亡する運命にあった。
 他に、エージェントOにエマ・トンプソンら。
 10年ぶりのシリーズ第三作だが、スミスはいつまでも若々しい気がする。
 公民権運動が高まり、アポロが月面着陸する、1969年という時代設定が効果的。
 なお、ミック・ジャガーは実はエイリアンで、アンディー・ウォーホールはエージェントだった!
 『バック・ツゥー・ザ・フューチャー』を連想させます。
 ムーヴィックス三条へ。
 ルパート・サンダース監督『スノーホワイト』(2012年、アメリカ)。
 スノーホワイト(クリステン・スチュワート)こと白雪姫の物語。小人たちも登場する。毒リンゴも出てくる。
 しかし、ディズニーのアニメ以上に、女王ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)が恐ろしく君臨している。また、スノーホワイトの心を射止めるのは貴公子ではなく、粗野な狩人エリック(クリス・ヘムズワース)だ。
 最後にはスノーホワイトはジャンヌダルクのようになるのだが、それほど美人でもないのが最大の欠点か。
 黒も森でヒロインが白い牡鹿に出会うシーンは、ほとんど『もののけ姫』の剽窃です。

6月11日 外国映画65

 自宅でDVD。
 ジョエル&イーサン・コーエン監督・脚本『ミラーズ・クロッシング』(1990年、アメリカ)。
 コーエン兄弟の監督デビュー作。さすがに、よくできています。
 1920年代末のアメリカ。
 レオ(アルバート・フィニー)はアイルランド系で、街を牛耳るボスだ。そこにイタリア系のボス、キャスパーがやって来る。バーニーというチンピラに詐欺にあったので、身柄を引き渡してほしいというのだ。しかし、レオは拒否する。バーニーの姉ヴァーナ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)が愛人だからだ。
 レオの懐刀トム(ガブリエル・バーン)は両者の紛争を避けようとするが、失敗する。実は、トムはヴァーナと肉体関係をもっていた。レオにそれを告白すると、トムは組織から放逐された。トムはキャスパーに寝返るのだが、その真意はわからない。キャスパーはトムにバーニーを殺すよう命じる。トムを失ったレオはキャスパーの攻勢に押されていくが、キャスパーの残酷な用心棒はトムを疑い続ける。
 トムのファミリー・ネームは、レーガン。とてもアイルランド的です。
 ヴァーナをめぐるレオとトムとの三角関係のようで、実はレオをめぐるトムとヴァーナの、そして、トムをめぐるレオとヴァーナの三角関係でもある。
 バーニーもキャスパーの用心棒も、ゲイという設定。前者は身勝手、後者は冷酷。
 市長も警察署長も、ギャングのボスたちのいいなりです。
 

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