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お久しぶりです。
まず、1月31日に京都文化博物館へ。熊井啓監督『帝銀事件 死刑囚』(日活、1964年)。熊井の監督デビュー作。熊井は冤罪というテーマにこだわり続けた監督です。死刑囚となる平沢貞道を演じた信励三が渾身の演技。他に内藤武敏や庄司永建、藤原重慶、草薙幸二郎ら、懐かしい脇役たちが登場。
2月5日に京都シネマへ。ロドリゴ・ガルシア監督『アルバート氏の人生』(2011年、アイルランド)。19世紀のダブリンで、貧しさゆえに男になりすまして、ウェイターとして一生を送った女性、アルバート・ノッブス(グレン・クローズ)の物語。当時のアイルランドの貧困と絶望が伝わってきます。アルバート氏は小銭をため続け、小さなタバコ屋を開くのが夢でした。断層の女性が別の女性と夫婦として睦ましく暮らしているのを知って、アルバート氏も若い女中との「結婚」を夢観るのですが、これが悲劇に終ります。
続いて2月7日に梅田ガーデンシネマへ。大映特集でした。鈴木英夫監督、新藤兼人脚本『西城家の饗宴』(1951年)。
逗子に住む元海軍大佐(菅井一郎)とその大家族。失業中の父、戦争未亡人の嫁(三條美紀)、女優脂肪の娘(若山セツ子)らが、それぞれ騒動を起こす。小津調のホームドラマで、一時乱調するものの、予定調和する。どこか浮世離れした一家の物語。大げさな演出の凡作という印象でした。他に、千秋実、小林桂樹、殿山泰司ら。
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