Koji Murataの映画メモ

映画に関するコメントのみお受けします。

外国映画 2014年

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1月22日

 少し間が空きました。
 新宿のシネマ・カリテで、アナトール・リトヴァク監督『マイヤーリング』(1957年、アメリカ)。
 都心の、感じのいい映画館でした。
 もともとはテレビ映画だったものを、昨年オードリー・ヘップバーンの没後20周年で激情公開されるようになったもの。白黒90分弱の小品ながら、贅沢で上品な仕上がり。オードリーも可憐。オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子ルドルフ(メル・ファラー)と17歳の恋人マリー(オードリー)の悲哀の物語で、リトヴァク監督、シャルル・ボワイエ主演の『うたかたの恋』(1936年)のリメイク。
 何よりも、話されている英語が格調高い。こういうので、英会話の勉強をしたものです。

1月16日

 アメリカ政治を熱かった作品をDVDで2本。
 
 まず、ポール・ワイツ監督『アメリカン・ドリームズ』(2006年、アメリカ)。
 再選を果たした大統領(デニス・クエイド)だが、新聞を読んで初めて国際情勢の困難に築き、引きこもりになってしまう。人気も急落する。そこで、彼を操る首席補佐官(ウィリアム・デフォー)は、大統領を人気番組「アメリカン・ドリームズ」に出演させることにする。だが、この番組には、中東のテロリストや、イラク戦争の負傷兵の恋人も出演し、大混乱する。番組の司会者にヒュー・グラント。大統領夫妻はブッシュ夫妻に、補佐官はチェイニーに似ている。タイトルからすべてが、ブラック・コメディである。
 
 ジョナサン・デミ監督『クライシス・オブ・アメリカ』(2004年、アメリカ)。
 1962年の『影なき狙撃者』のリメイク。
 湾岸戦争の英雄ショー下院議員(リーブ・シュレイバー)は政治家一家で、母(メリル・ストリーブ)は上院議員。実は、ショーの属した小隊は戦場で意識を失い、その間に、巨大企業マンチュリアン・グローバルにマインドコントロールされていた。そのため、彼らは戦後も同じ悪夢(それが現実)に苛まれていた。母も一味で、息子を大統領にするために、戦場での英雄談をねつ造していた。かつての小隊長マルコ(デンゼル・ワシントン)が事実を解明しようとするが、精神異常に仕立てられてしまう。他に、ブルーノ・ガンツやジョン・ヴォイドら、渋い役者が登場するも、旧作には遠く及ばず。かつての共産主義の恐怖を巨大企業に置き換えても、迫力不足か。

1月11日

 やしきたかじんさんの訃報に、私も驚いています。優しい繊細な方でした。心よりご冥福をお祈りします。
 
 さて、久しぶりに京都みなみ会館に2日連続で2本鑑賞。
 まず、アリエル・ヴロメン監督『THE ICEMAN 氷の処刑人』(2012年、アメリカ)。
 マフィアの手先として100人以上の人々を殺害しながら、温かい家庭人として高級住宅で暮らしてきた、リチャード・ククリンスキー(マイケル・シャノン)の物語。実話に基づくという。巨漢のシャノンの怪演を、クリス・エヴァンズやジェームズ・フランコが意外なキャストで支える。死体を冷凍したことから、「アイスマン」の異名が。ポーランド系の貧しい家庭環境も描かれている。
 うって変って、鈴木卓爾監督、磯田健一郎音楽監督『楽隊のうさぎ』(2013年)。
 浜松の平凡な中学校で、寡黙な中学生が吹奏部に入り、仲間とともに成長していく物語。素人の子供たちの演技とBGMを排した演出が効果的で、ドキュメンタリーの風がある。父親役の井浦新のプロの演技が、かえって浮いて見える。作中に子供たちの成長を見守るうさぎが登場し、ファンタジー性を加味するが、はたして必要だったのかどうかは疑問。遠い昔ですが、不安とエネルギーでいっぱいだった中学時代を、ほのかに思い出しました。

1月6日

 今日も京都シネマへ。
 リズ・ガルバス監督・脚本『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』(2013年、アメリカ、フランス)。
 新資料を基にMMの半生を追う。様々な記録映像や関係者のインタビュー、そして、MMを含む物故者については、現代の俳優たちが回想のナレーションを担当している。10人の違うモンローに出会える(黒人や中年の女優によるナレーションもある)。
 スターの不安や嫉妬、孤独が、ひしひしと伝わってきます。没後50年を経て、これだけ関心をもたれる女優は、そう多くはないですね。半世紀後に、リズ・テイラーがこれだけ話題になっているとは思えませんから。夭折、しかも自殺だった点が大きいのでしょうね。

1月5日

 新しい年には、様々な門出や出会いがありますね。
 
 さて、京都シネマで、パブロ・ベルヘル監督・脚本『ブランカニエベス』(2012年、フランス、スペイン)を鑑賞。スペイン語で「白雪姫」という意味です。女性闘牛士の波乱に満ちた人生を、白雪姫に重ねて描いた作品で、あえて白黒、しかもBGM以外はサイレントです。
 ただし、グリム童話とは異なり、ハッピーエンドではありません。そこに味わいがあります。
 ヘミングウェーを魅了した闘牛、確かに魅力的です。単純な私は、今度はスペインに行ってみたくなりました。

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