キネマ徒然草

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22日付の映画感想で、時間がなくて書ききれなかった≪アース≫の感想と星取り表をUPしておきます。

≪アース≫★★★
アラステア・フォザーギル監督作品

2003年に公開された『ディープ・ブルー』のスタッフによって製作されたネイチャードキュメンタリーだそうです。
『プラネット・アース』という英BBC製作のドキュメンタリー番組の総集編的作品のようです。『プラネット・アース』はNHKでも放送されていて日本でも視聴可能だそうです。結構使いまわしされている映像があるとか。。映画において既視感のある映像はどうしてもマイナス要素となってしまいますが、私はその番組を未見なので新鮮に観ることが出来ました。

映画の内容は撮影隊が北極から様々な生き物達の姿を捉えながら南極まで旅をする形式をとっています。

鑑賞前の個人的な予想としては、生き物たちの生態を淡々と捉えた映像が続くのかと思いきや、凝りに凝ったカメラアングル、やたら盛り上げる音楽など、過多とも言える演出がなされていました。

うーん、ドキュメンタリーでこの演出はやりすぎでしょう!なんか無理やりお涙頂戴的なやりすぎ演出がありました。演出は要らないとは言いませんよ。さすがに少しは演出による起伏のある展開にしないと、観ている方もキツイですから。しかしこれはやり過ぎ!もう少し淡々とした演出でも良かったと思います。

でもまあなんだかんだいって面白くはありました。カメラアングルは非常に凝っていて、観客を飽きさせることはありません。←矛盾した事を言っているのは自覚しています(笑 ドキュメントの演出の受け取り方って難しい。。

印象に残る映像は多くて、個人的には「像の水を求めての大移動」「親ザトウクジラが子ザトウクジラに呼吸をさせるために海面に押し上げる」「雛鳥の初飛行」「オス白熊の最後の賭けともいえる、セイウチ狩りとその敗北」が印象に残りました。

ただ残念なところもあって、子供が観ることを配慮してか決定的シーンがことごとくカットされているんですよ。砂嵐の中はぐれた像や、賭けに負けて飢え死にする北極グマ等の顛末が、ナレーションで示唆されるだけで終わってしまっているんです。うーん、これってどうなんでしょう。顛末まで映像で見せても良かったのでは。。観ている方としては消化不良な感じでした。


そしてこの映画、ラストがどうにもいけません。

さまざまな生命が息づく地球の姿を素晴らしい映像で見せてくれて、なんだかんだ言ってもそれなりに面白く観れるのですが、最後の最後に、突然

温暖化が進んで地球はピンチ!!! 守ろう地球を!!! そう思うだろ!!!

なんて大々的な地球温暖化防止キャンペーンが始まるんですよ。。

こういう演出って観ている方を馬鹿にしてませんか?もしくは製作者が作品に自信を持っていないということになりませんか?

だってそうでしょう?映画の内容に自信があったら、変なキャンペーン的ナレーションが無くたって、生命が息づく奇跡の惑星地球の素晴らしさは充分伝わるはずです。実際私には伝わっていました。不満を感じるところもありましたが、結構感動していたんですよ。ですが最後のキャンペーンで完全に白けてしまいました。

映画というものは「何か」を言葉ではなく映像で伝えるものなんだって、この作品を観て改めて思いました。

最後が本当に残念な映画でした。

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