キネマ徒然草

映画ネタやその他話題を(ボクシング関係が最近多いです)

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ホント久しぶりの映画感想で、何だか書くのに時間がかかります(笑

更新していなかった間も、沢山映画を観ていたんですけれど、何だか書く意欲がわかなくて・・・。

仕切り直しして又ボチボチ書いていきたいです。。

今回は、

≪クローバーフィールド/HAKAISHA≫★★★☆
マット・リーヴス監督 

ドラマ「LOST」のJ・J・エイブラムスがプロデュースしたアトラクション感覚が売りというこの映画。23:20のレイトショーで鑑賞したんですが、かなりの客入りでした。かなり人気を集めているようです。

で、感想は・・・。

いわゆる仮想ドキュメンタリー仕立てになっているこの映画

仮想ドキュメントの内容はなかなかよく出来ています。ある人物がとり続けたNYに「未知の生物」襲って来て、逃げ惑う様子を収められた映像を見るという形のものなんですが、これまでの映画に無い臨場感やスリルを体感できるようになっています。

仮想ドキュメンタリーでは、物語が中途半端だったりすることが多いのですが、この映画の物語はしっかりしていました。登場人物の行動原理にかなり無理がありますが、この手の映画では仕方が無いでしょう。集団行動云々言ってたら物語が始まらないですからね(笑

ただ「今までに無い映画だった?」と聞かれたら「どこかで観た事のある映画だった」答えます。

確かに、見せ方がうまいし、物語の展開も悪くない。。しかし既に多くのレビュー等でも指摘されていますが、これは≪ブレア・ウィッチ・プロジェクト≫でしょう。

多額の予算をかけた≪ブレア・ウィッチ・プロジェクト≫という感じの映画です。。

仮想ドキュメントが「未知の生物による大都市襲撃」というかつて無い程、荒唐無稽でビッグスケールであること(この手の映画では、「サイコ的なもの」や、「ありそうな事」が多い)を≪ブレア・ウィッチ・プロジェクト≫との違いとしている意見もあるようですが、個人的には同じ物だと思いますね。「なんて新しい発想の映画なんだ!!!」という感じはしなかったです。。

かつて無いスケール&荒唐無稽さですが、映画の売りというか見せ所は他の仮想ドキュメンタリーと同じなんです。

いくら多額の予算をかけたといっても、ハンディカメラでドキュメンタリー性を出すという従来からある撮影技法を駆使している時点でこの映画の斬新さは薄いと思うんですよ。。


ただ娯楽映画の一つとしてはなかなかの出来だと思います。特にカメラワークは独特の臨場感を生んでいて、鑑賞者に他の映画では得られない高揚感を与える事に成功しています。「面白い」「泣ける」等とは違う感覚に浸れるのは確かです。宣伝で(というより鑑賞する上での注意事項に)「アトラクション的な視覚効果を用いている」と書かれていましたが、ハッタリでは無いと言えるでしょう。

「映画史に残る!」とか、「観た後に深い感動が!」という類の作品では無いですが、劇場で鑑賞するには値する映画ではあります。

必見とは言いませんが、一見の価値はある映画でしょう。

星は3つ半にしました。4つでもいいと思ったのですが、思ったより斬新でなかったということで、星半分減らしました。普通に「娯楽作です!」と宣伝したらよかったと思うのは、私だけですかね。。

閉じる コメント(7)

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確かに臨場感はありましたね。でもその場に放り込まれるまでの感覚はなかったです。あまりに近視眼的ということも言えると思います。それはストーリー的な部分も含めて。まあ面白くは出来ていると思いますが。気持ち悪くならないのは凄いと思います。

2008/4/8(火) 午後 2:38 [ jy1*630**9 ]

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>jy19630219さん
>あまりに近視眼的ということも言えると思います。

この点はあえて狙っていると思うんですよ。
この作品て、ピーター・ジャクソンの映画(ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「キングコング」)やスター・ウォーズシリーズのように、その世界観を徹底的に見せる映画とは真逆的なコンセプトの映画だと思います。敢えてねらってそうしたとチャレンジ精神は買いたいところです。

>気持ち悪くならないのは凄いと思います。
私もこの点は凄いと思いました。カメラワークを徹底的に研究したんでしょう。

2008/4/10(木) 午前 1:17 [ koj*re*t ]

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TBありがとうございました。
斬新さは薄かったですね。故に私は酔ってしまい・・
一見の価値アリ!の作品です。

2008/4/20(日) 午後 11:33 [ たまさん ]

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>たまさん
こちらこそです。ありがとうございます!

カメラワークは計算されていて、警告を出すほどではないと私は思ったんですが、酔われる人も多いみたいですね。。

>一見の価値アリ!の作品です。
一度は観ておいて損はない作品だと思います(^^)!

2008/4/21(月) 午後 10:35 [ koj*re*t ]

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この映画を見た後、小説を買って見たのですが、ロブのアパートから出てきて、「ビデオをもう一度見てみよう」など、言った後、少しロブとべスが電車に乗ってるいる所が何故出てきたのかなど、少し判ります。更に、本編で見辛く一瞬しか移らなかった所でも、詳しく書いてあるので判りやすいです。お勧めですね。小説でも、最後に次のビデオをみる人がいて、続編があるという気配を出しました。後書きにもう続編が決まっていると書いてあったし。(笑)
小説の後よりも映画のあと小説を見たほうが面白いと思います。映画は、小説の映像だけを映画にしたものなので、自分達も何も知らないまま見たほうがより面白くなると思います。

2008/5/4(日) 午後 4:46 [ マリオファン ]

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返事コメント遅れてしまって申し訳ありません。

>鍵コメさん
個人的には、カメラワークがしっかり計算されていて、これなら酔った人は少ないだろうと思っていたのですが、意外に「観ずらかった」「酔ってしまって気分が悪くなった」という方が多かったみたいですね。

ただ、挑戦的なアプローチ行っていることを考えたら、最低ではないと思いますよ。。

2008/5/14(水) 午前 0:42 [ koj*re*t ]

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同じく返事遅れてしまって申し訳ありません。

>マリオファンさん
この映画って、本国では小説・ネット等、かなり複合的な戦略をしているようで、それらを踏まえて鑑賞すると、かなり面白さが違うようなんですよ。日本ではメディアミックス的な展開が行われなかったために、この映画の持つ本来の面白さを堪能する事は出来なかった感じのようです。日本での配給会社もその点をしっかりしてほしかったという思いがあります。

2008/5/14(水) 午前 0:50 [ koj*re*t ]

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