キネマ徒然草

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カレンダーに三日も空きが出来てしまった。。

でも、頑張るのさ。。


≪フィクサー≫★★★★
監督・脚本:トニー・ギルロイ
出演:ジョージ・クルーニー、トム・ウィルキンソン、ティルダ・スウィントン


ジェイソン・ボーン3部作の脚本家トニー・ギルロイが初メガホンをとった作品。

ジェイソン・ボーンシリーズでもスリリングなサスペンスを見せてくれましたが、今回もなかなかいい感じです。うーん、≪ボーン・スプレマシー≫と≪ボーン・アルティメイタム≫が傑作となったのはポール・グリーングラス監督の力量でしょうけれども、トニーギルロイの貢献も大きかったんだろうなと思いましたね。なかなか面白かったですよ、この作品。。

脚本・演出共になかなかの出来栄えです。演出は初めてとは思えない程ですね。かなり老練な感じさえします。

最初にオチの一歩手前を見せて、時間を遡って「彼(マイケル)に何があったのか?」という感じで物語は始まるのですが、謎を含ませたいい入り方をします。トム・ウィルキンソンによるオープニングのモノローグが本篇に対して大きな意味を持たず、いまから物語が始まるよ!というレベルで終わってしまったのがちょっと残念なんですが、導入部としては申し分ない出来です。

その後の展開も、素晴らしい出来です。ジョージ・クルーニー演じるマイケル・クレイトン、トム・ウィルキンソン演じるアーサー、ティルダ・スウィントン演じるカレン等、全てのキャラクターがしっかり描かれいるので、それぞれの行動にも非常に説得力があるんですよ。登場人物の立場と行動に納得できる。なので、ストレス無く鑑賞出来る映画でした。脚本が丁寧に作られている感じがします

ただあまりに丁寧な作りなので、鑑賞者に考えさせる余地は少ない分、人によっては物足りないと思うかもしれません。この点に関しては先日鑑賞した≪ノーカントリー≫の真逆をいっている感じですね。

ただ一か所気になったところがありました。それはオープニングから繋がるオチ手前の「危機回避」の部分。主人公の行動にご都合主義が出てしまっています。(本篇にしっかり理由が提示されるんですけれど、それでも少し弱いな・・・。行動が唐突過ぎる感じがします。あの理由で車降りるかな・・・。)。美しいシーンなんですけれどね。ちょっと惜しい。。しかしその後のマイケルがカレンから決定的な言葉を引き出すまでの過程等、全般的に素晴らしい出来だと言えます。。


役者達はいい演技見せてくれています。特に、アーサー・イーデンスを演じたトム・ウィルキンソンが素晴らしい!≪ノーカントリー≫のハビエル・バルデムがいなければ、彼がアカデミー賞を受賞していたでしょう。。主演のジョージ・クルーニーに関しては、個人的にあまり魅力を感じない役者なんですが、今作品ではいい感じです。まあ微妙にいつものキメキメ演技は入ってるんですけれどね(笑。。
ただ、アカデミー賞を受賞したカレン・クラウダー役のティルダ・スウィントンなあ・・・。確かにいい演技なんだけど、世間で絶賛されているほどではないと思うんですが・・・。あまり印象に残らない感じ。さらに言えば、それ程出番が無いんですよ。。しかし悪くはないです。役には嵌っていましたしね。


【総合的な感想と評価】
物語の捻りと、登場人物のキャラクターがうまく交わっている、なかなかの良作品です。鑑賞をお勧め出来る作品です。。

評価は★4つということで

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