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先日、カンボジアのタイ国境近くで地雷が爆発し何人かの人が亡くなったという。
内戦時代に仕掛けられたもので、カンボジア国内にはまだ、500万個近くの地雷が
埋められているらしい。
現在、各国の支援を受けて、撤去作業が進められているが、早く完了し、国民が安心して暮せる、
また我々にとっては訪問することができる場所になってほしいものだ。
ただ、アンコール遺跡郡とその拠点の町シェムリアップについては、
そんな内戦の傷跡を感じさせないくらい活気があり、かつ安全な地域である。
そして、町を歩いてみると、カンボジアの光と影を感じることができる。
町の中心にあるオールドマーケット。(写真上から2枚)
野菜、魚、肉等の生鮮食品から各種雑貨類、お土産まで所狭しと並べられている。
冷蔵ケースなんて当然なく、魚屋や肉屋の近くはちょっと臭う。
それでも、新鮮な具材を求める地元の人々と土産物を探す観光客が入り乱れ、
ごったがえしている。いかにも「アジア」を感じさせる場所である。
しかし、そんな喧騒を抜け、ちょっと歩くと、観光客向けのおしゃれなカフェが
何軒も並んでいる。
そのうちの1軒に入ってみた。
「ブルー・パンプキン」。(写真下から2枚)
2階に上がると、白を基調とした店内のそこここに、いかにも長期滞在風の観光客が
ノートパソコンの画面をにらんでいる。
白いソファに白いちゃぶ台があり、寝転びながら、スターバックスなみのおいしいラテと
ココナッツミルク&ブルーベリーのスムージーなんてお洒落なものがたしなめる。
一瞬ここはどこ?と尋ねたくなるくらいのゆったりした時間が流れ、
寝心地のいいソファの上でついまどろんでしまう。
わずか半径500メートルの中にみるカンボジアの光と影。
シェムリアップはそんなおもしろい町である。
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