カベナント・ケンブリッジ 日本人教会

韓国ソウル市冠岳区、冠岳警察署バス停前ケンブリッジハウス2F

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オリンピックの結果について考える

平昌オリンピックが開催された。各国から選手が集まり、その技術と力を競い合う。日本選手も、オリンピック前から、練習と準備をかさね、晴れの舞台で活躍しているとおもう。

しかし、日本選手は、金メダルを期待された選手がその実力を発揮できずに、銀や銅でおわり、あるいは入賞を逸するケースがしばしばある。決して、金でなければ成らないというのではない。選手が全力をかけて競争にのぞみ、やむなく銀や銅になって終わったケースがある。それを、金でなければならないというのは、酷いであろう。一昔前にあった、金メダルで優勝と言う重荷を背負い、必死の特攻隊のように出かけて行けとは言わない。しかし、日本選手を見ていると、そのような気持ちはほとんどない。そして、期待に反して高位入賞、わけても最高の金メダルを取り損ねるケースが多いような気がする。また、それを取り損ねた悔しさと言うものが、韓国選手にくらべて、薄いと感じられる。

たとえば、ボクシングの場合、敗れた選手が、コーナーでうずくまり、審判に抗議するという風景がみられた。その抗議は、許された範囲の抗議であることを願うが、そんな時、悔しさも抗議もなく、ただ、あっさりとリングを去っていく日本選手をみていると、試合に臨む気迫が薄いのではないか。きれいに試合を終えることが大切であっても、残念な気持ち、負けて落胆する気持ちが、日本の選手には希薄のようである。銀や銅でも、また、たとえ入賞しか出来なかったというのにも、何の悔しさもみせない。出場できたことで喜びに浸っている写真が載っている。そんな姿をTVやインターネットで見ている、我々のほうが悔しさがこみ上げてくる。

以前、民主党が政権をとったとき、蓮舫代表が科学技術者が、是非世界一位になって技術の向上を目指したいので、予算を計上したとき、「一位でなければ駄目なのですか」と質問し、それほど予算を上げなくてもよいのでは、と疑問を呈したのである。これには、応答する技術部門の方が返答に困っていた。誰でも一位を目指して、勉強し、能力に励み、それなりの予算の計上も期待している。だれも、最初から2位、3位で良いと、励むだけの人はいない。その人は、結局、2位3位どころか、競争社会から消えてしまうであろう。それゆえ、1位だけが良いのではないが、「1位を目指して励まねばならない」というのは、この社会の常識であろう。蓮舫さん自身も、そんな気持ちでがんばって来られたはずであろう。第一、民主党も第一党を目指して選挙に臨んだはずであり、最初から野党でも良いという気持ちではなかったはずである。そのような楽な気持ちでは、政治・経済の世界では生き残れない。

オリンピックは、世界の優秀な選手が、スポーツを通して技術と技能を競う場である。そして、その結果が、金銀銅などの順位に繋がってくる。その場合、やはり、精神力や頑張りが問題になろう。技術は、世界トップクラスであるが、いざ競技となると、とたんにその実力が発揮できないケースが日本の選手には多いのではなかろうか。勿論、1位になれなかった人を卑しめたり、一位になれなかったら、選手失格というのではない。「それならお前やってみろ」と言われたら、何も出来ないのである。しかし、選手として選ばれたら、最高のオリンピックに、最高の賞を取ることに貪欲であってもよいのではないだろうか。世界一位を目指すに相応しい、飽くなき競争心があっても良いと思う。

マスコミも順位にこだわらない風潮がある。「選手が良くやった」とか、「次のオリンピックを目指して」という風に、金を取れなかったことの反省や悔しさがなく、立派に戦ったとだけを言う。沢山のお金を費やして出たオリンピックである。そのための、犠牲も多かったはずである。さらに、金をとることを目指してがんばったはずである。そうならば、それが取れなかったことの悔しさや、期待はずれの結果が、もっと心と態度に表れても良いのではないか。

金が取れなかった悔しさに、「いや銀がいくつ銅がいくつと」、金と匹敵しているメダルがあるという議論は、負け犬の遠吠えのような気がする。ノーベル賞で立派な賞をいくつも取れたように、金メダル7、8個とれば、あっさりこんな議論は終わりになるはずであろう。

もし、オリンピックという「お祭り」に参加した程度の気持ちであれば、支払われたばくだいな周辺の犠牲と本国の期待感がもったいない気がする。
 


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