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嵯峨野ひとり

突然 学生時代の楽しかった春の一日を思い出し
リュックを背負い スニーカーを履いて 京都へ一人旅

景観保全地区とかで
半世紀余りの時を経て 今も同じ(?)レンゲ畑
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でもこの日のレンゲ絨毯には あの頃に感じた凄み」がないような?
ここは嵯峨野

D大での洋弓の春季リーグ戦の帰り
嵯峨野在住の後輩の案内で 部員皆でぞろぞろ歩いたり
広沢池でボートに乗ったり
イメージ 2

あの時は 参詣者もまばらな竜安寺で石庭を観て
仁和寺の広い境内を通り抜けたあと 広沢池まで歩き
嵐山を経て 苔寺こと西芳寺に寄ったけれど

今は ぎっしりの観光客が想像出来る竜安寺は最初からパス
仁和寺も500円の参観料を払わなきゃならなくなっていたので
イメージ 6

門から中を覗いただけで これもパス





一番訪れたかった西芳寺は
今は苔の庭の一般公開はされてなくて
予約をした人しか参拝できなくなっていて 残念  予約をして 3000円の参拝料(祈祷料?)を払い 祈祷を受けるか 写経をするらしい

石庭は正直つまらなかったけど
苔庭の美しさは 今でも瞼に焼き付いている


阪急から嵐電に乗り継ぎ
途中 帷子ノ辻といういかにも京都らしい名前の駅で乗換え
妙心寺駅で降り
仁和寺から トコトコと 歩道のない「きぬかけの道」を歩く
半世紀前は 道の真ん中をガヤガヤと のんびり歩けたのに
今は次々通過する車を避け ヒヤヒヤしながら端っこを通る

広沢池と 隣接するレンゲ畑だけは ほとんど変わってなかったかな?
ただ あの日も 今日と同じように春光あふれる日だったけど
昔はこんなに暑くなかったなぁ

変わらないといえば
お腹が空いたのでどこかでお昼をと探しても
広沢池周辺は あまりお店もない
あったのは いかにも古そうな
お世辞にも綺麗とは言い難い うどんとそばの店

仕方ないので天ぷらうどんを注文
ん?これって たぬきうどん?
だって 小さな小さなエビ天ひとつの周りには 一面の天かす
ま、味はまあまあだったし
店主のおばさんと話が弾んで
毎日 貰い物の筍攻めでうんざりしているとかで
小さめの筍をまるごと若竹煮にしたのを ご馳走になったから
良しとしよう

連れがいない一人旅は
出会った人との触れ合いが濃くなるような気がする
どうやら 一人旅が 病みつきになったかな



この後 阪急嵐山駅に向かう
平日だというのに嵐山付近は 人  人  人   早足で通り抜ける
             イメージ 3
どこへ行っても 外国人観光客が目立つ

風情のある竹林の道も人だらけなので すぐに引き返す
イメージ 4
傍を追い越した人力車の車夫の言葉が気になった
客の外国人へのガイドサービスなのか
走りながら 大声で英語で説明していたが
『Here is very very very beautiful spot. "Bamboo Road"』
などと聞こえてくる
「beautiful」かどうかは 見りゃあ分かるでしょ!
  もうちょっと気の利いた説明を勉強したら?
などと 心の中で悪態をついてしまった



嬉しかったのは
嵯峨野在住の後輩が 時々差し入れてくれた
               嵐山の「白い桜餅」イメージ 5

  これだけは 正真正銘 あの頃と同じ味

  本当においしい!

  これを買うために もう一度京都に行こうかと 本気で思案している






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