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何気なくインターネット検索して、ヒマラヤに咲く青いケシの内科医の彼の名を打ち込んだら、こっそり、開業医になっていて、その上、肩書きが「精神科医」になっていました!
出会って十五年。
花にはさまざまな悩み事をメールできいてもらっていたけれど、わたしって、無料で個人的に恋人関係で精神科医から十五年間カウンセリングを受けていたのですね。びっくり。
イスラームでは、神様から与えられた「運命」という考えがあります。
悪運も幸運もすべて神様が与えられる。
花とであった時のわたしは、一番すさんでいた時でした。
日本大使館との軋轢と家族関係の「悪運」に苦しんで、世の中の誰もが信じられなかった。
精神科医にすら、心を開けなかったわたし。
精神病の友人の自殺がきっかけで三十歳から医学部に入り、三十六歳で卒業したものの、医師国家試験に落ちていた花。
文通応募雑誌をコンビニで何気なく買った。
「年齢性別不問。海外好き募集」
ナンパ目的の男性じゃないな、と思って海外の話題に飢えていて応募したら、希望者はわたしだけでした。
それからのお付き合い。
花は最初は内科医でした。
花の医師としての人生は過酷でした。
医師国家試験に合格したのに六ヶ月就職が出来なかった。
紹介で、集団検診の仕事を二年。次はリストラ。老人病棟での終末医療。伺うだけ激務の連続でした。
苦しかったわたしと花は、お互いに苦しみを分かち合って、文通津したり、メール交換したり、デートしていました。
内科医の花も、精神病の友人の死をきっかけに医師を目指し、さまざまな「悪運」に見舞われたけれど、
やっと、悲願だった精神科医になれた「幸運」を神様から与えられと知りました。
十五年前に出会った今の精神科医の先生はとても優しい方。白いマルチーズのよう。
そして、同時に花ともであって、同時に二人の精神科医のカウンセリングを受ける「幸運」をわたしは神様からいただいていたようです。
一人の精神科医だけのカウンセリングだったら、絶対に回復できなかったと回想します。
そして、一年前に、イスラム教を受け入れる決心をしました。
神様から与えれる「幸運」も「悪運」をすべて従順にお受けいたします、と。
人生にはよいことばかりは起こりません。
でも、悪いことばかりでも「損」ではないのです。
イスラームでは人生は「試験期間」という考えがあります。
人生で試練に耐えたら、神様はそれを優しく喜ばれる。
そして、試練に耐え、良い行いに励んだら、「天国」へいけるという教えです。
だから、「悪運」に負けて自殺をしたら、問答無用で、火炎地獄行きです。
今までわたしは自殺することしか考えられなくて四回服薬自殺を図ったけれど、やっと、「絶対に自殺しない」と心に決めて、イスラム教に改宗しました。
ふと、花の名をインターネット検索したら、こんな謎が隠されていたのがわかりました。。。。
アッラーは偉大です。神様に感謝しました。
アル・ハンドゥリッラー。
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いろいろな変転を経てのイスラム入信でしたか・・
大変でしたね。
私も仕事柄とは言え、多くの親戚、友人、知人の
自死された姿を見て来ました。
他人にはそれは一番してはいけない事だと言いながら、
自分も病から、そういう状態にかなりの期間ありました。
先月も親友が自死で旅立ちました。
何とも悔しい思いでいっぱいで・・・
柩の中の彼に向かって『バカヤロウ』と言ってやりました。
いろんな事がありますが、受け入れてゆくしかありません。
言える事はそれだけです。
彼は精神科医になれて良かったですね〜。
2011/4/30(土) 午後 11:22
4月29日、10:04のナイショさま。
「自分の中でつじつまがあう」との通りの心境です。
暗黒の二十年間を過ごしたような回想があります。。。。
もう鍵マークにして読めなくしていますが、どんなことがあったかを描いた記事を読まれた方の素直な感想として、まるで映画のようで現実とは思えない、とコメントされたことがあります。
まるで「陰謀」に巻き込まれた経験をしたのに弁解をさせてもらえず、周囲からも家族からも一方的に断罪されて、孤立していました。。。
何があったのか思い出すのも拒否するくらい苦しい時に、そっと「何があったの?」と優しく聞き出してくれて、ずっとと側に居てくれていた人が、実は精神科医だったなんて、本当に、人生には無意味な出会いは何もないのだなぁ、とおもいます。
彼はイスラム教徒ではないのですが、よく、イスラム圏へ一人旅します。シルクロードに興味があり、英語、ロシア語、中国語、ドイツ語が話せる日本人で、雰囲気と考え方自体が日本人らしくありません。
イスラム教徒の友人に、彼の考え方と行動を言いますと、「それじゃ、イスラム教徒です」と答えられます
2011/5/19(木) 午後 3:01
4月29日、10:26のナイショさま。
庶民の生まれのわたしが、チュニジアへ行ってから、ありえない幸運とありえない悪運に同時に見舞われました。
芸術好きの平凡な人間が、何の心構えもないまま、急に政治色に巻き込まれて、対応できずに、それを断罪されて苦しかったです。
「人には耐えれない苦しみはない」という言葉がありますが、「耐えれない苦しみ」というものは存在して、心が壊れました。心が壊れたら、それに追い討ちをかけて家族から、また断罪されたりしました。
生まれてきたのを恨みました。
「与えられた試練」だったのでしょうね。過去のことです。
あなたのエジプトでの「試練」。過去のことになって、よかったですね。
2011/5/19(木) 午後 3:15
こあらさん、コメントありがとうございます。
イスラム教入信は、もっと、本当は過去からのさまざまな経緯があります。また、そのうちに書くかもしれません。イスラム教徒の人に、その経緯を言いますと、「神様が与えられた運命」と答えられます。
鬱病は回復されていますか? お大事にされてくださいね。
お友達の方、お気の毒でした。
日本人は、本来メランコリー気質をもった方がとても多いので、気のめいる重い話題を嫌い、おちゃらけた話題に行きますすね。
なので、ますます、おちゃらけた話題が出来る心の余裕のない方は、孤立してしまうように思います。
2011/5/19(木) 午後 3:26