シロートの介護

少し長くなりますがご挨拶からお読み下さい…

食事制限/カリウム制限

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

両親は共に非常に味が濃いものが好きで
好き嫌いが激しいなんてものではない。
当然食事制限を厳密に守っていたら
食欲など落ちる一方で何も食べられなくなってしまう。
特にカリウム制限なんてものは
好き嫌いがなくても食べるものがかなりなくなってしまうほど
厳しいものだ。

私が食事制限を考える時、
1週間を目安にメニューを考える。
1日の塩分制限ではなく、1週間で計算するということだ。
これは厳密に言えば(少なくとも2、3日で排泄されると仮定すると)
あまり身体に良くない方法であろうと思う。

しかし1週間として考えた時、数字の上では塩分に気をつけながらも
1日ぐらいは平常の塩分を摂ることが可能になる。
あくまで数字の上での話しではあるが
このことによって犠牲になるのは当然その時の身体の状態。

しかし、その平常時の塩分というおかげで
両親とも好きな食べ物を食べることができるわけだ。
そういう日は「美味しい、美味しい」と言って
喜んで食べて1日元気でいられる。
体調は数値としては悪くなっているはずなのに。
そして、そういう楽しい記憶が翌日、翌々日も続き
制限のある食事でも楽しい気分で食べられるようだった。

ただ私は留学していた時、生活費稼ぎに
レストランと呼ばれるところで料理を作っていた。
一応栄養価の計算や、時おり塩分が使えない料理を作っていた経験があったので
自分の責任と判断、両親に話した上で
1週間というスパンで考えるようになったが
どなたにでもオススメできる方法ではないかもしれない。

だが私自身は、死を待つ状態で検査の数値的に
アト2週間と言われる状態であっても
「楽しい」と本人が心底思えれば
生きる活力が自然に生み出されるのではないかと思っている。

母は今年2月最後の外来を受けたが
この時「今、生きているのは驚異的なことだ」と言われ
このまま入院した方がいい、とも言われた。
入院すれば1週間はもつ、と。
母と私は時間指定をする医師を信頼することができず断った。
行くなら父の病院にしよう、と。

さぞ辛かったのではないかと思うが
1週間に1度のごちそうを楽しみながら
その後3ヶ月、外から見ればかなり元気な様子で過ごしていた。
そして母は体内に色々なものをためこんで
動けなくなったのは最期の2日ほどだろうか。
その直前までは楽しそうに洗濯をしたり、庭に出たり、
とても病人には見えなかった。

繰り返すがこの食事制限はどなたにでもオススメはしかねる。
病状も状態も人によってさまざまということもあるし
データから見れば何の根拠もない。
そしてこの1週間に1度のごちそうを作るとき、
そして、その翌日などは作るこちら側もかなりの緊張を伴う。
常に身体の状態を観察していなければならない。
それでも本人が心から楽しめるのなら
私はこういう方法もアリだと考える。
ひょっとしたら、この方法をとらなければ
もっと長生きできたのかもしれない。
それは誰にもわからないし、考えると胸が痛む。

ただ母は諦めていたが
念願だった今年の桜を見ることができた。
それだけでも良かったかな、と今は思うようにしている。

自己流食事制限法1

食事制限、ここ2年近くずっと付き合ってきた言葉だ。
特に今年に入ってからはかなり厳しいものがあった。

父は胃癌による胃3分の2摘出ということで
胃の下方にある幽門という弁がない。
この幽門というのは通常閉じていて
胃の中の食べ物を吸収しつつ混ぜ合わせると
自動的に開き十二指腸へ送られる。
当然この弁がないということになれば
食べ物は胃にとどまらない。
これを防ぐために食後2時間ほど横になり
いわば強制的に胃にとどめて栄養を吸収させるわけだ。
それでもやはり胃にとどまる時間がコントロールできるわけではないので
1日に5、6度という多回数の食事を摂ることになる。
そして術後であれば胃に傷があり、その上内臓が体内で
安定した(胆汁が安定して供給される)状態になるまで数ヶ月かかるらしく
常に最悪の結果を招かないように、という配慮から
色々な制限がついてまわる。

逆に言えば、非常に内蔵の安定度が高い場合もあるわけだが
一々開いて確かめるわけにいかないので
様子を見ながら食事を摂るしかないわけだ。

一方、母は抗がん剤によると思われる腎不全になり、
今年の1月には透析が必要な状態だった。
もともと大腸癌を手術しているわけではないので
常に出血があり、体内の血液が正常時から較べてかなり少ない上
本来輸血が必要だったが、大量の輸血ができる状態ではなく
当然、透析などできる体力があるわけでもなかった。
これがどういうことかと言えば
血液中の不要物がどんどん蓄積して心臓に負担をかけ
もはや、静かに心不全になるのを待つしかない状態である。

今年の1月の外来時「もってあと2週間位なので、もしもの時は
平日の9時〜17時に電話を下さい。その時間外だと
受け入れできないかもしれない。週末は特に気をつけて
これは週を越えられないかも、と思ったら金曜日に電話を下さい」と医師に言われた。
もしもの時の時間指定・・・。空いた口が塞がらなかった。
もちろん、医師は自分が責任をもてる時間という
良心からこういう言葉を使ったのかもしれないが
本人を目の前にした言葉としてはかなり残虐だ。
そしてそれより、末期癌の患者の最期を見たことがない
私のようなシロートが、どうやって判断すればいいのだ?

この時点で、そのもしもの時(夜間と土日)のために非常に無理を言って
父が入院している病院に相談し、受け入れ態勢を
とってもらえるようにお願いした。
元々その病院の患者でもなく、データもない、
検査もできない状態で運ぶことになるであろう
とんでもない悪条件であったのに
外科の看護師長さんや父担当の医師が会議で上層部の方を説得して下さり
やっと許可がでたとのこと。。。
結局お世話になることはなかったが
今でも心の底から感謝している。

話しを食事制限に戻したい。
(続く)

カリウム制限

数少ないお役立ち情報(^^;;

腎臓のなんらかの疾患による食事制限というのは
作る側にもかなりの負担がかかるもの・・・。

下手をすれば大事な人を苦しめかねないわけで
人によっては毎日かなりの緊張感を味わっていらっしゃるのではないでしょうか?

なるべく美味しく感じて欲しいのは当たり前ですが
制限が病状によって変化し、対応しつつ
新しいおかずを作るのも大変な作業。
特にカリウム制限になると成分表とニラメッコしているうち
何を作っていいのかわからなくなってしまったり。

最近友人から
「やまいは食から/てらさきクリニック10年 食の歳時記」
という本をいただきました。

熊本県にある「てらさきクリニック」という
透析に力を入れていらっしゃる病院での透析食を10年分写真に撮りつづけ、
その中から抜粋した写真と簡単なレシピ、
カロリー、たんぱく質、塩分、カリウム、リンの成分表が載っている
写真集とでもいいましょうか…

「病気の時にまずい病院食を食べると、治る病気も治らない」と
考えていらっしゃったこのクリニックの理事長さんが自ら写したお料理の写真の数々…。
丁寧なメッセージ付きで彩られたお料理からは
病院のあり方、あるいは医師の心構えがどういうものなのか
透けて見えてくるような感覚さえ覚えます。

母が生きている頃にこの本を読めたなら、、、と何度思ったことか!
簡単なレシピなのでお料理に慣れた方向きではありますが、
腎臓疾患のご家族のお食事に悩んでいらっしゃる方にはオススメです!

この病院のサイトに簡単な写真やレシピもありますし、
本の入手方法も書かれていますので…。

全1ページ

[1]


.
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
kok*hor*11*
kok*hor*11*
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事