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卒業して初めて働いた会社
そこで彼と知り合った
彼には家庭があって2歳の女の子がひとり
夜10時までの残業は当たり前でよく彼に送ってもらったのがきっかけ
他の男性にも送ってもらったことはあったのにね
自然と彼と一緒に過ごす時間が多くなっていった
彼と別れようと思ったのは
2人目の子供が出来たから
不思議と嫉妬なんてしなかった
別れるちょうどそのころパートの女性が何人か入社してきた
その中のひとりだった彼女
彼女はさくらこと同じ年だけど
中卒で水商売をしていたため全く知識がなかった
とにかく彼女はスタイルも顔も抜群によくて…
採用を決めた部長から教育係を依頼された
断る理由もなかったので引き受けたのが間違いだったんだけど
みんなから
「あれは部長の好みで採用したんだね…」ってたちまち社内中の噂に
彼女の教育係を引き受けたものの
なにぶん漢字が全く読めないことには困った…
会議の書類に目を通しておいてくださいねというと
何度も漢字が読めなくて質問してくる…
辞書を自宅から持ってきて彼女に渡したのはいいけど
辞書の引き方を知らない…
とにかくそこから始って大変だった
そのレベルから教えなくちゃいけないってことは
その先もさらには教えなくちゃいけないわけで
そして手の早い彼
いつの間にかふたりは付き合いだしていた
なんとなくはわかっていたけど…
彼女からは毎晩のように電話がかかってきて
彼とのことを根ほり葉ほり聞かれる
彼と彼女が付き合っているのを知らないふりして
意地悪を言ってみたり
そのうち同じチームの人が
彼女の仕事のできなさと無責任さで
彼女に仕事を回さないでくれということになり…
彼女には簡単な仕事だけやらせていた折
さくらこが彼女の標的になった
自分に仕事を任せてもらえないのをさくらこのせいにして
それは退職するまで続きました
つい何年か前
そのころの会社の同僚にあった時に
まだ続いてるらしいよとの噂を最後に今はわからないけど
彼女はあの後他の部署に異動になり
問題ばかり起こすためクビになったそうだ
彼ももう結構いい年になってるはず…
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