J-POPの旅

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イメージ 1映画「いちご白書」は'60年代後半のアメリカでの学生闘争を描いた青春映画。曲が流行っただいぶ後、テレビの深夜劇場で観たけれど、歌のタイトルになるほどの名画かなぁ…感想はその程度。私がもう少し早く生まれ、世の中の熱さを見聞きしていれば共感を抱いたかも知れないが、クレーンに吊るした鉄球で家を壊していた、浅間山荘立て籠り事件の生中継のシーンが強烈で、日本の学生運動は“凶悪事件”としか刷り込まれていない。
ともあれ、これを題材に当時21歳の荒井(現:松任谷)由実が作詞作曲し、フォークグループ・バンバンが歌って、今日も歌い継がれるビッグヒットとなった。たぶんこのまま20年先も同様に親しまれるだろうが、2003年に松任谷自身もセルフカヴァーアルバムの中で歌っている。まだ聴いていない人は、聴かないままで済ませた方が良いのではないか。
イメージ 1吉田拓郎の4thシングル。タイトルもさることながら「お花畑の中を散歩に来るよ〜♪」などと、歌詞だけ読むと軟派過ぎて腹立たしくもなるが、そんなことはおかまい無しに流行ってオリコン3位になった。フォークソング特有の湿り気を吹き飛ばす能天気さ。この一曲で拓郎は“フォーク界のプリンス”と呼ばれたけれど、当時は26歳、かなり薹が立っていた。
当時の私は高校2年、結婚するには程遠い年齢だったがギターには目覚めていて、カポタストを使ってかき鳴らして歌ったが、どうも何かが違う、足りない…ああ、この軟派な曲は“音的に硬派なロックだったんだ!!”と気付いたのはだいぶ後だった。
山本コータローだったか、すぐに『離婚しようよ』と云うアンサーソングを歌ったことを覚えている。
イメージ 1RCサクセションの忌野清志郎さんが逝って丸二年だ。存在が“ロックな人”、タイマーズで洋楽のスタンダードに挑発的な歌詞を付けて歌っている頃が特に好きだった。
1970年に『宝くじは買わない』でデビューしたが、私は宝くじは買ったがこのレコードを買わず、その後に出た『ぼくの好きな先生』を買った。のほほんとして人間味の有る美術教師への思いを綴ったフォーク調で、あの独特なしゃがれた声で歌い上げていた。
ノンビリとしたこの曲では「ベィビー」と叫ばないけれど、強烈に胸に響き味わい深い。
◇      ◇
フォークブームが到来しても波には乗り切れず、所属事務所とのいざこざもあって鳴かず飛ばずが長く続いたが、ようやく80年にガンガンのロック『雨上がりの夜空に』と『トランジスタ・ラジオ』が連続ヒット。
この頃ではないか、ようやく世間が「いまわのきよしろう」のパワーを知ったのは。
イメージ 1ボブ・ディランは、持ち歌を歌い声や節回しをどんどんいじって、数年後には原型をとどめない程に変えてしまうことが多々あり、同じ曲をライブ盤を含めて何度も収録するから、聴く側は〈今度はそう来たか…〉と比較できて楽しい。
と言っても中には“劣化”としか思えない変化を成し、すなわち“失敗”と断じるしかない作品も多い。
まあこの人の曲は、他の歌手が、当たり前の声で、当たり前の節回しで、ディランが歌う以上の仕上がりで、名曲として残しているからこれで良いんだろう。
◇                 ◇
確か朝の番組の歌のコーナーでだったと思うが、鈴木聖美がグチャグチャにして歌ったからずっこけると同時に不快になった。
実弟の鈴木雅之が書いた曲だから気楽なのか、歌唱力をひけらかしたいのか、憑き物に取り憑かれたのか…
視聴者が聴きたいのは、流行った当時のままの歌い方の歌であって、手前勝手に意気込んだ“変な歌いっ振りの歌”ではないはず。
彼女に限らず、最近はこうした名曲リクエストのコーナーに出演する歌手に勘違いしている者が多くないか。
イメージ 1もう30年前にもなろうか、とある民放局が明治・大正・昭和の三代に渡っての「歌謡曲No.1」を選ぶ特番を放送していた。
もちろんB'zもドリカムもミスチルもいないが、“J-POP元年”とも呼べる頃で、もんたよしのりが独特のしゃがれ声で「ダンシング・オールナイト」の大ヒットを放っていた。
結果から言えばNo.1は「青い山脈」で、今より30歳若く青年だった私は〈へっ?〉と拍子抜けしたものの、この欠点の無い“さわやか懐メロ”が広く支持されるのは当然だろうと納得した。
ただ「ダンシング・オールナイト」は50位にも届かなかったが、同時期に何かのCMに使われて、すーっとヒットチャートを掛け上ったこの歌が30位以内に入ってて〈へぇ?〉と驚いたのを覚えている。
作詞・作曲は新人シンガー・ソングライター久保田早紀。
この曲以後に彼女の歌が流行ったと云う記憶は無いが、ZARDが2003年にB'zの松本孝弘の演奏でリバイバルしたものの、24年前に出した本家本元の“出来”には程遠かったように思う。

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