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イラクよりの米軍戦闘部隊の撤退

1、 8月19日、イラクに駐留していた最後の米戦闘部隊、第2師団第4ストライカー大隊が
イラク国境を越え、クエートに移動した。「イラクの自由作戦」は実質的に終了した。8月31日までに、戦闘部隊が撤退するとされていたので、10日以上早い撤退である。
9月1日よりの駐イラク米軍は5万人になる。その任務はイラク軍を「助言し、支援する」こと、主として訓練任務に移行する。作戦名も「新たな夜明け作戦」に変更される。
2011年12月31日までにこの5万人も撤退し、米軍はイラクより完全に撤退することになっている。

2、 米国各紙は、2003年3月に開始されたイラク戦争の一つの区切りであるということで、
大きく報じている。すべてこれを歓迎している。オバマ大統領もイラクに駐留した軍人に謝意を述べる発言をブログ上に掲載し、ブッシュ前大統領もイラク駐留軍人に謝意を述べる声明を発表した。
なおイラク戦争で死亡した米軍人は4415名、負傷米軍人は約32000名であった。

3、 今回の撤退について、イラク側の受け止め方は一様ではない。
8月20日付ロスアンジェルス・タイムズ紙は「米戦闘任務が終わるが、イラクでは喜びはない。イラク人はイラクでの増大する暴力と政治的分裂のなかで米戦闘部隊が去ることを心配し、心を痛める」との見出しの記事を掲載、本年3月の選挙後未だ政府が出来ていない中で今後の治安への不安を漏らす人がいることを報じている。
8月20日付ファイナンシャル・タイムズ紙は「米の撤退に伴い、モスール市にはきつい試練」との見出しの記事を掲載、特に2011年末の完全撤退を計画通り行った場合、アラブ人とクルド人の対立が再燃しないかを危惧する現地人の意見を報じている。

4、米軍撤退後は国務省が米軍が行っていた警察の訓練など多くの任務を引き継ぐ。民間業者との契約を活用する予定である。国務省はこれまでやったことのない任務を果たすことになる。

5、なお、テロ対策を行う特殊部隊は来年末まで数千名残留する予定である。
〔文責:茂田 宏〕


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