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北朝鮮人民軍代表団声明
I、 2月27日の朝鮮中央通信の報道、次の通り。
米帝国主義者と南朝鮮傀儡戦争屋は民族的合意と休戦協定を無視して北朝鮮(DPRK)を標的とするキー・リソルブとフォール・イーグル共同軍事演習を遂に始めた。
この関連で朝鮮人民軍(KPA)板門店代表団は2月27日、次の声明を発表した。
計画されたように米帝国主義侵略者の巨大な軍隊と南朝鮮傀儡軍はDPRKに対する戦闘準備態勢に入った。核空母と海軍作戦の他のグループは南朝鮮周辺水域に展開された。戦略爆撃機を含む空軍部隊は航空戦に主として基礎をおく彼らの侵略戦争方法に従い行動に移るためスタンバイしている。
このような危険な軍事的動きは朝鮮半島の緊張を緩和し、自主的統一、平和、繁栄への新たな転換をもたらすというすべての朝鮮人の要求と願望への深刻な挑戦になる。
現在の状況はなぜ南朝鮮の逆徒一味が意図的に朝鮮半島における軍事的緊張を緩和するために多くの努力により準備された北・南ハイレベル軍事会談のための予備的な会談を破裂させたのかを明確に示している。
この状況において、KPA板門店代表団は権限を与えられてDPRKの軍と人民の原則的立場を明確にする。
1、 キー・レソルブとフォール・イーグルが「有事」においてDPRKの体制を「破壊」することを目標とすると彼らが発表した以上、軍と人民は南朝鮮の米帝国主義者による軍事占領と逆徒一味の反人民的統治システムを終わらせるために全面的な攻撃に出る。
わが人民自身により選択され、建設された朝鮮式社会主義システムの「有事」や「崩壊」を望むのは馬鹿者の白昼夢である。こういう悲喜劇的な幻想はわが軍と人民について何も知らない無知な者によってのみ持たれうる。
単一の意志による団結により強盛大国の高みに駆け上がっているDPRKでは世界を驚かす偉大な変化と奇跡だけが起こるだろう。
最終的にDPRKの威厳ある社会主義システムにあえて挑戦する者を粉砕するためにDPRKの軍と人民が全面的攻撃に出るのは自然である。
2、 キー・リソルブとフォール・イーグル共同軍事演習がDPRKに対する冒険的な「局地戦争計画」の実際性を試すものであることが明らかになった今、DPRKの軍と人民は侵略者による向う見ずな挑発に対して全面戦争でいつでも応える。
米帝国主義者と逆徒一味の「局地戦争計画」は誰かからの「異なった類型の挑発」に対応するために作られたDPRKに対するシナリオである。この計画は引き続く軍事挑発と圧力により彼らのライバルを弱体化し、引きずり落とす米帝国主義者のずる賢い戦略の結果である。
DPRKは革命の本部の周りに軍と人民の壊しえない団結を持つ。白頭山の比較する者なき革命的強軍とともに、すべての人民は一撃ですべての挑発と侵略の戦術に浸透し、破壊する完全な準備体制にある。
もし侵略者が「局地戦争」のための挑発を行うならば、世界はDPRKの軍と人民の側の前例のない全面的な対抗行動の証人となるだろう。世界はまた想像できないような戦略や戦術で対決のためのすべての動きを壊す、ソウルを火の海にするような無慈悲な対抗行動を見ることになるだろう。
3、 キー・リソルブとフォール・イーグルがDPRKの核兵器とミサイルを撤去することを目標にしているので、その軍と人民は侵略者による核威嚇に対しては自分自身の核抑止力で、ミサイルの脅威には自分自身のミサイル打撃方法で対抗する。
現実は米帝国主義者と南朝鮮逆徒一味が朝鮮半島の非核化を駄目にしている張本人であることを証明している。彼らがDPRKに核の脅威を与えるためにこの共同演習を口実にして核兵器を積んだ軍艦や南朝鮮とその周辺での戦略爆撃隊を含むあらゆる種類の核攻撃手段を投げつけているからである。
これは現米政権の核なき世界への呼びかけが目立つ広告以外の何物でもないことを完全に暴露している。
既に宣言されたように、DPRKの軍と人民は侵略者の引き続く核の脅威に我々式の強化された核抑止力を、彼らのわがミサイルを撤去する悪意のある試みには我ら自身のミサイル打撃行動を返すであろう。
平和はDPRKに価値がある。DPRKは緊張緩和も着実に求め、必要とする。
しかし米帝国主義者と逆徒一味が平和と緊張緩和のための広範な対話と交渉の提案に侵略のための軍事行動で対応した今、その軍と人民は決意に満ちた軍事対抗措置をとるだろう。
II、 米韓両軍には、OPLAN5027という作戦計画と、未だ作戦計画にはなっていないが、格上げされた時にOPLAN5029という作戦計画になる計画がある。前者は北の侵攻に対するものであるが、後者は北朝鮮内部で混乱が起きる場合などに備え、韓国軍による人道援助提供などと米軍による核兵器などの大量破壊兵器の確保のための作戦であるとされている。
北朝鮮は今回の演習がOPLAN5029のためのものと認識している。それでこういう反応をしていると思われる。要するにOPLAN5029が発動されるような場合には、ソウルを火の海にする全面戦争で応えるとの意思を明らかにしている。
朝鮮半島は取りあえずは緊張が高まった状況にある。注意は必要であるが、直ちに何かが起こる怖れは低いと判断される。
(文責:茂田 宏)
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