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■ 弁護士サイド被告人

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被告人は,被告人であると言うだけで,いわれなき偏見を受けています。その他,いろいろな偏見と闘う方法について検討します。
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有名人の刑事事件が、裁判員裁判で裁かれようとしている。


有名人事件は、連日のようにマスコミ等で取り上げられ、
多くの日本人は、事前情報を持っている。


裁判員の皆さんは、
それらの事前情報を排除して
公判廷に現れた証拠だけで、判断しなければならない。


難しい課題だが、必要なことだ。



このような場面を想定して、
だから裁判員制度に反対だ。
という根拠にする人もいる。



同じことは、裁判官裁判でも、起こっている。起こって来た。
裁判官は、事前情報を排除して、証拠のみに基づいて裁判してきた。
・・・してきたはずだ。


裁判官なら、排除可能で、裁判員には、無理だ。
という根拠が分からない。


 

   
少年でも、起訴されて、裁判を受けることがある。


通常は、20歳以下の少年(少女も含む)は
家庭裁判所の送られて
家庭裁判所で非公開の審判を受ける。

その結果、少年院に行ったりする。


ところが

その少年には、少年院は適切でない。
もう大人と同じ処遇でよい。
刑事裁判を受けさせるべきだ。

と家庭裁判所の裁判官が判断したら


検察官に送致する

(いったん、検察官から家庭裁判所の送致された少年を
家庭裁判所が検察官に送り返すので、「逆送」という)。

検察官は、その意向を受けて
地方裁判所に、起訴(公訴の提起)を行う。


このようにして、

少年であっても、通常の裁判を受けることがある。


その罪名が、殺人等の重大事件であれば、

裁判員裁判を受けることだってある。



家庭裁判所の少年審判は、非公開で行われる。

少年のプライバシーに配慮し

かつ、

アットホームな雰囲気で手続きを進める

などの目的があると説明されている。



ところが、逆送された事件は

通常の刑事裁判と同様に、公開法廷で行われる。


裁判員裁判も、同様だ。


被告人が、手錠・腰縄をつけているところを
裁判員に見られないようにしましょう。

という話を書いた。


少年被告人が、手錠・腰縄をつけているところを
傍聴人に見られないようにしましょう。

という意見もある。


同様に、

少年の顔が傍聴席から見えないように
遮蔽をしたり
少年が常に傍聴席に後ろ姿を見せる位置に座る。

などという主張もある。

それを、つきつめると

少年が入場するときに
傍聴人がいてはならない。

どうやっても、移動中に、少年の顔が見えてしまうから。

そうなると

少年が入廷し
指定の位置に座ってから
傍聴人を入れよう。

という方向性になるだろう。


ここまでする必要があるのか。
という逆の意見もある。



出発点を確認しておこう。


少年事件は、報道などでも
氏名は公表しないし
顔写真も出さないのが慣例だ。

その延長線上で、

公判でも、少年の氏名、顔を秘匿する。

そういう配慮が必要なのか。


という問題なのである。




ということは

裁判員裁判に固有の問題ではなく

すべての逆送事件に関する問題だ。

ということだ。



今まで、あまり議論されてこなかったことが

裁判員制度の副産物として議論されるようになった。


という一例だろう。



 
 

何日か前の投稿で

被告人とは呼ばない
氏名で呼ぶことの重要性

について論じた。


そうは言っても
氏名を連呼したくない事件もある。


いわゆる「色物」「イロモノ」と呼ばれている事件だ。

具体的には,強制わいせつとか,強姦とかである。


こういう事件では,
被害者の実名を伏せるのが慣例となっている。
被害者の人権に対する配慮だ。


それとともに
被告人の実名も,あまり,明らかにしたくはない。
もちろん,被告人の実名は,法廷で明らかになる。
氏名まで黙秘しない限りは。

しかし,そういう事件の犯人である場合に
その氏名を連呼して

○○さんは,たしかに事件を起こしました。
○○さんは,反省しています。
○○さんは,2度としないと誓っています。

なんていうのは,やはり,気まずい。


そうかといって,被告人とは呼びたくない。


ボクは,そういう場合には

依頼人

という呼び方をすることにしている。


英米流でいうところの,
クライアント
である。

アメリカ映画などを見ていると
弁護士は,法廷で,自分の被告人のことを
クライアント
と呼んでいる。

これをパクって見たのだ。



ところで

英米では,
検察官や,裁判官は,
被告人のことを,なんと呼んでいるのだろう。

陪審の国でも
やはり,被告人と呼んでいるのだろうか。


何かの映画で確認してみよう。

自宅にある刑事裁判を扱った映画DVDというと
推定無罪
ジャスティス
くらいかな・・・・・


 
 
 

 
 
勾留されている被告人は

手錠・腰縄を付けられた状態で
法廷に入ってくる。

今までの扱いでは
裁判長が入廷してから
裁判長の指示にしたがって
手錠と腰縄を外していた。


裁判長が,
法廷の秩序を守る権限と責任を持っている。

その権限において
手錠・腰縄を外させるのである。


ところで


裁判員が,被告人の手錠・腰縄の姿を見たら

この人が犯人に違いない。

と偏見を持つかもしれない。


そのようなことがあってはならない。

ということで,日弁連が活動してきた。


問題は,

いつの時点で,外すのか。

外した後に,万が一,逃げてしまったら
誰が責任を持つのか。

というところにあった。


実際に,
手錠をかけ,腰縄の先を持っているのは
刑務官である。

刑務官とすれば
逃げられたら大変。

できることなら
手錠・腰縄を,裁判中だって,外したくない。


そこを,法廷の秩序を司る裁判長の権限で外させている。


もし逃げたら,裁判長の責任ということ。



でも,それは,裁判長が入廷し
その目の前で,手錠・腰縄を外すことで
説明が可能であった。


これから,
裁判員が入廷する前に
手錠・腰縄を外すとなると
裁判長は,責任をとれるのか。

と問われることになる。


一案として

裁判員が入廷する前に
裁判長だけ入廷して,
手錠・腰縄を外させて

その後に,裁判員が入廷する方法

が提案されたこともある。


しかし,裁判官3人,裁判員6人,合計9人のうち
裁判長ひとりだけが先に入廷するのは,不自然だ。

そして,休廷時間など
裁判官,裁判員の入廷,出廷は
かなりの回数に及ぶ。

めんどくさい。


そこで,妥協案として解決したのが
次の方法だ。


裁判官,裁判員が,法廷の入り口に到着する。

ドア1枚隔てて,その先は法廷。

内線電話で,到着したことを知らせて
中で,手錠・腰縄を外す。

外したことを,内線電話で確認してから
裁判官,裁判員が一緒に入廷する。



手錠・腰縄を外してから
裁判長が入廷するまでの時間が短いから
事故が起こる危険性も小さい。

万が一,何か事故が起こっても
裁判長は,ドア1枚の先にいるから
即座に入廷して,事故を収めるための処置が可能となる。


この扱いについても
弁護人が,公判前整理手続きにおいて
裁判所と確認を取っておく必要がある。


 
 
 
東京第1号事件でも
この取り扱いがなされたとの報道である。


 
 
 

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被告人は,

グレーのスエットの上下を着て入廷してきた。
スエットのパンツは,今にも,ずり落ちそうだ。

足元を見ると,サンダル履きだ。
それも,見るからに安物だ。

なぜか,靴下もはいている。


これが,テレビドラマなどで見る
典型的な被告人の服装である。


実は,これは,かなりリアリティが高い。


話は,いきなり脱線するが
某タレントが,被告人になって入廷するときは
靴下のはくのだろうか。

本人は,はきたくないと主張するだろうが
きっと,認めてもらえないだろう。


さて,本論に戻ろう。


どのようにリアリティなのか。

まず,スエットの上下。
これは,留置場や拘置所での基本ファッションだ。

そして,ずり落ちそうなパンツ。
首つり防止の意味から
ひもは抜かれている。
ずり落ちそうなのは,そのためだ。


靴下に,サンダル履き。

これは,逃走防止のためだ。
サンダル履きは走りにくい。
靴下をはくと,さらに滑りやすい。

だから,必ず,靴下をはかなければならない。
たとえ,有名俳優だったとしても。だ。



さて,こんな服装で裁判員の前に入廷してきたら

もう,服装を見ただけで

その人が,真犯人に違いないと思いこんでしまうだろう。


そんな偏見をもって,裁判が始まってはならない。

服装にも気をつけよう。



具体的には,

ワイシャツ,ジャケットが可能である。
ジャケットは,貸与がなされる。

ただし,ネクタイはダメだ。
首つり事故の危険性があるから。

と,,,ところが
長いネクタイではなくて
最初から結び目が結ばれていて,カチッと着脱する
そういう「見た目だけネクタイ」も貸してくれることになる。


サンダル履きは???

靴を貸してしまったら,
走って逃げるかもしれない。


正面から見たら,革靴。

でも,後ろから見たら,やっぱりサンダル。

そういう靴(?)を貸与してくれることになる。


そして,必ず,靴下だ。


I田J一さんだって,靴下ははいて貰う。



さあ,これで,
見た目では,被告人とは分からない
立派なジェントルマンのできあがりだ。

裁判員から,偏見の目で見られることもないだろう。



ここで,困ったのは弁護人!



今までは,一目見れば
どっちが被告人で
どっちが弁護人か
区別することができた。

これからは,
見た目だけでは,弁護人とは見て貰えない。


存在自体から醸し出す威厳が求められることになるだろう。


 
 

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