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■熊本大地震、現地からの報告
                            動労総連合・九州
 
4月14日夜から16日未明(本震)にかけて熊本県下を襲った「熊本大地震」はマグニチュード7・3(震度6強)で、益城町や熊本市を中心に甚大な被害をもたらしました。これと連動した地震が阿蘇地方や大分でも多発し土砂崩れや家屋倒壊などの被害は福岡、佐賀県まで広がっています。
私たち動労総連合・九州は、ただちに「熊本大震災現地救援本部」を設置し、17日には組合員が先頭にたち国鉄闘争全国運動・九州の仲間とともに現地派遣団を結成。仮救援事務所を熊本県境の福岡県南部に置いて被災者救援活動を開始しました。現地派遣団からの報告を掲載します。
 
動労総連合・九州が「救援本部」を立ち上げた段階で、熊本大地震による被害は熊本城の屋根瓦や石垣の崩落、阿蘇神社の倒壊、阿蘇大橋の崩落、阿蘇山の噴火、宇土市役所の全壊。熊本に通じるJR、九州自動車道、熊本空港や市電など主要交通網は使用不能状態となり、被害の大きかった益城町や熊本市、阿蘇地方を中心に死者は43名を超え、水道、ガス、電気も広範囲に止まったままで避難所に逃れた住民は10万人を超え、さらなる地震の拡大におののきながら避難所の車の中で眠れぬ夜を過ごしている――ことなどが、マスメディアを通じ相次いで報道されていました。
 翌18日から現地救援本部に寝泊まりし、電話で安否確認をしながら地をはうように知人宅を回りました。いたるところで家屋が倒壊し道路が寸断され大地には亀裂が走っています。21〜22日にかけて「まだ物資が届いていない地域が多くあるので手伝ってほしい」という友人からの依頼があり、そこを重点的にまわってきました。さらに、阿蘇、熊本市内へ移り、街宣で知り合った人にも救援物資を届けました。一日かかって1〜2人を廻るのが精一杯の現状です。大半が避難所暮らし。長期のため家で何とか過ごせる人は帰ってきていますが、まだ水・ガスが使えないところがたくさんありました。


 
ある人は、寝たきりのお母さんの介護のために東京から引っ越してきたばかりで震災にあい途方に暮れていました。物資を届けるととても喜んでくれました。わずかな時間でも、不安を口にする相手がいることが「ストレス解消になる」ようです。全国から送られた大量の水、ボンベ、食料などが大変役にたちました。本当に感謝です。福岡市内でも地震直後から3〜4日は、大型量販店をはじめ店舗にはペットボトルの水がどこにもない状態でした。

 多くの人が16日の本震の恐怖で「家には寝泊りできない」と口にし、幼い子どもたちは夜中のちょっとの余震でも「避難所に行こう」とせがむと言っています。家が何とかもった人も勤務先が倒壊したり仕事に行けない人も多く、非正規で働いている人たちは直ちに生活に困っています。2週間を過ぎた今、仕事を探さなければということが、「住むところをどうしようか」と同じくらい深刻な状況になっています。

 これほど被害を大きくしたのは、国鉄分割・民営化に始まる30年余の新自由主義政策、歴代政権の「資本家優先・救済=地方切り捨て政策」にあります。九州新幹線の脱線問題は重大です。脱線防止装置を着けないまま運行し脱線後も何らの安全対策をおこなわないなかで、27日に再開しました。人の命を何と思っているのかと怒りに震えます。動労総連合・九州は、救援活動に全力をあげるとともに、鉄道の安全を守るために、この問題に真正面から取り組みます。


 
救援活動は息の長い闘いです。水、食料の供給は一段落し、現在、不足しているのがノロウイルス対策でもある手洗い用の消毒用アルコール。そして男女をはじめ子どもの下着です。問題はこれからです。家も住めず再建のめどもたたない、仕事もない、というなかで、生きるための闘いが起こっていくと思います。政府は選挙対策もあり一旦は全力をあげるでしょうが、徐々に切り捨ての意思をむき出しにしてくるでしょう。これから労働組合の闘いが問われます。ぜひとも引き続き、救援カンパへのご協力をよろしくお願いします。

■熊本大震災、益城町で救援活動

熊本県益城町へ救援物資を届けに行きました(写真は4月20日=撮影)
 
【写真①】東京、関西、中四国など全国各地から救援物資が届けられました。


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【写真②】井戸水をポリタンクに入れている羽廣委員長と派遣団員。


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【写真③】 救援物資を車に詰め込んで出発


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【写真④】 途中寄ったコンビニの棚にはほとんど品物がありませんでした。


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【写真⑤】 多くの家屋やお寺などが倒壊しています。


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【写真⑥】 そうした中でも、現地の人たちは支えあって行動していました(
役場の近くに設営された地元商工会による物資配給のテント)


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 翌21日と25
26日には、他の町にも物資を届けに行きました。緊急の呼びかけにも関わらず全国から救援物資を届けてくれた皆さん、本当にありがとうございました!
 今後も粘り強く現地救援の活動を継続していきます。

■全国の仲間、労働組合、労働者・市民の皆さん。
救援カンパ、支援物資を早急に送ってください。熊本現地では、避難所等で水、食料等の配給が行われていますが、決定的に不足しています。水とポリタンク、レトルトご飯やカップ麺などの非常食、携帯コンロ、単1電池と懐中電灯、トイレットペーパー、毛布、タオルなどが必要です。
すでに住民独自の炊き出し支援やボランティアの動きが始まっています。動労総連合・九州もいち早く救援活動を開始しており、この活動へのご協力をお願いします。

■救援本部■ 
8120015 福岡市博多区山王1-1-15 ローズマンション山王601号室
                       動労総連合・九州
                                  ・電  話 092−483−0860
・携帯電話 090−8177−5962
■救援カンパの送り先■
・ゆうちょ銀行 口座番号 01720−1−128148
・国鉄全国運動・九州(コクテツゼンコクウンドウ キュウシュウ)


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