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『国鉄決戦で戦争・改憲をぶっ飛ばせ!
                10・18九州集会』を開催=前篇=
 
国鉄闘争全国運動・九州は10月18日、『国鉄決戦で戦争・改憲をぶっ飛ばせ!10・18九州集会』を福岡市内で開催し、11月1日に東京・日比谷野音で開催する『11・1全国労働者総決起集会』に向けた決起を新たにしました。
九州集会は事務局長堀内さんが開会挨拶を行い、冒頭、NAZEN福岡の田宮さんが登壇。川内原発再稼働阻止闘争に触れ「再稼働阻止を全力で闘い抜きましが再稼働を強行されました。私たちはこのことを絶対許すことなく闘います」と力強く宣言されました。続いて動労水戸・川俣辰彦さんから〔問題提起〕として「2017年常磐線開通反対!被曝労働拒否の闘いを全国に」をテーマに、結成30周年を迎える動労水戸の①被曝労働の闘い②外注化阻止の闘い③ライフサイクル即時撤回と、三つの闘いの現状報告と今後の闘争に向けた提起が行われました。

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闘いの報告〕では、「虹ヶ丘廃園との闘い」が野下英二労組委員長から。また合同労組レイバーユニオン福岡から「非正規撤廃!ブラック企業」と闘う現状が報告されました。休憩を挟んで、国労原告団・石崎義徳さんから「国労原告団の訴え」、同・羽廣憲さんから〔基調提起〕が行われました。続いて〔闘う仲間からのアピールと決意〕として学生戦線、百万署名福岡県連絡会、婦人民主クラブ福岡、星野さんを取り戻そう九州、自治体・教育労働者等から各発言がありました。最後に、韓国ゼネストに向け訪韓する「民主労総決起大会派遣団」の紹介と決意が行われました。
(※画面の関係で、主な登壇者の発言内容を2回に分けて紹介します。
                                                    今回は【前篇】です)
 
開会の挨拶(事務局長・堀内さん)
集団的自衛権行使の戦争法案が強行採決され、「戦後」というのは終わりを告げて「新しい戦前」と言ってもいいでしょう。世界の動きをみてもシリアにロシアが介入して大変な情勢になっており、中国の経済が崩壊しTPPは戦前を思わせるブロック経済が始まり、おそらく朝鮮半島を巡る緊迫したなかで戦争がいつ始まってもおかしくない事態に入っています。この新しい情勢に日本の全体が乗っている。そのような時代認識のなかでいろんな人が立ち上がっているが、やはり労働組合が組織だった力でもう一回、闘わないと勝てない。本当に戦争を止めていく力をもった労働組合が、いま日本の階級闘争の先頭に立たなければならない。
国鉄闘争は日本の労働運動の最基軸だったものが5年前に大きな「和解」があったことで大変な情勢となったが、その時、動労千葉が呼びかけた「国鉄闘争全国運動を作ろう」と。もう一度、国鉄闘争を蘇らせて日本の労働運動を復活させて戦争情勢への道を我々の力で止めなければならないと、闘って参りました。九州も一緒にやってきて今年で4年目。そういう国鉄闘争がどういう闘いになるのかで日本の流れが決められていく、大きな力になると私は確信しています。
ここに集まった皆さんは戦争への道、いまの時代の流れ、労働者の置かれているとてつもない過酷な状態。「この現実を何とかして変えよう」という、そういう思いで結集されたと思います。最後まで集会を成功させましょう。
 
■「川内原発2号炉再稼働阻止現地闘争の報告」NAZEN福岡・田宮さん
NAZEN福岡(すべての原発いますぐなくそう!全国会議・福岡)は、川内原発1号機再稼働阻止闘争に続いて川内2号機再稼働阻止を全力で闘い抜きました。結果は今月15日に再稼働を強行されましたが、私たちはこのことを絶対許すことなく闘います。
今月12日に鹿児島中央駅前東口広場で行われた集会には県内外から1800名が参加し私たちは頑張ったのですが、再稼働阻止にはなりませんでした。どうしてか。私たちに足りなかったものは何か。現状を変える力はどこにあるのか、考えました。原発は単純に金儲けのためだけに推進されてきたわけではない。世界の戦争に備えた核武装のために国家が生き残りをかけて取り組んでいる。国家の意思として再稼働を続けようとしている。
それを粉砕するためには被曝労働拒否をストライキで闘う動労水戸の闘いや、『11・1全国労働者総決起集会』を呼びかけ、ゼネストで闘う世界の労働者と連帯し闘う動労千葉とともに国鉄決戦を基軸にした階級的に労働運動を行う労働組合と一緒に一体となって、フクシマの人々の怒りと一体になって、ゼネストで安倍政権を倒そうという道を、ここにいる皆さんとともに闘って行きたいと思います。
 
問題提起「2017年常磐線開通反対!
              被曝労働拒否の闘いを全国に」(動労水戸 川俣辰彦さん)
動労水戸は来年3月、結成30周年を迎えます。常磐線は福島原発の側を横切って走っていますが、現在三分割されています。私は竜田駅で電車の整備点検業務を行っています。運転手や車掌の乗務員、乗客(利用者)まで「無用な被曝をさせない」ということをスローガンに、乗務員と利用者の健康と安全を第一義的に闘っています。

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竜田駅と岡田駅間、原発から数キロのところを国土交通大臣が「2017年に開通させる」と言っている。しかし、とても電車を走らせることができるわけがない。原発事故から半年が経った2011年10月に広野駅に放置されていたK544編成の電車を整備し客を乗せて運輸に使うという会社からの提案に対し、我々は断固拒否・反対するということでストライキを行いつつ、その車両を搬入する阻止闘争も行ったのです。会社は我々がいない日曜日を狙って回送の段取りを行う。我々は休日にも関わらず皆、阻止行動に出まして駅で街宣を行ったり、車両センターでその車両を取り囲んだりしました。
郡山工場は車両を解体して部品を交換するなどの車検を行う所ですが、会社は半年間放置していたこの車両K544を「郡山工場で点検する」というのです。電車のダクト(空気取り入れ口)には紛れもなく放射能物質が付着しているのは明らかです。当然、解体すれば吸塵マスクでは対応できない。国労仙台地本に対し「ストライキで被曝労働拒否の闘いを我々もやりたい」と言ったらけんもほろろで、仙台地本は「そんなことやったら、どうなるか分かっているよな」と。組織ですから業務命令として従わざるを得ない。でも若い世代の社員がその役割を担わなければならないので「将来ある若者が被曝するのだったら」と、年配である自分達が放射能対応の防護服を着て作業を行いました。 
その後、14年2月にJRは放射能安全キャンペーンのため子供を使った「ポケモンレイン」をいわき駅から広野駅間を運行しようとしたのですが、動労水戸はいわき駅・運輸区でストと抗議行動を行いました。また6月から広野−竜田間約8キロを「再開通させる」というので、原発避難者にJRの暴挙を訴えるため街宣や地域住民、仮設住宅へビラ入れを通じて皆さんと親しくなりました。
 
動労水戸は「被曝労働拒否」の闘いだけをやっているわけではありません。いま、会社は正規の労働者を削減して非正規雇用を拡大、低賃金と悪辣な労働条件で若者を使っているなかで、①被曝労働の闘い②外注化阻止の闘い③ライフサイクル即時撤回と、この三つを重点的に闘っていますが、他の労働組合は何ひとつやっていません。会社からの指示を上意下達のマル飲みで何も反対していません。労働者の健康、乗客や地域住民の健康と安全。それが我々鉄道マンに課せられた使命だと思います。
動労水戸は分割民営化以降40人いたのですが、そのうち半分近くが販売店やジュース自販機の補充とか鉄道業務から外されていました。そして2009年、私は車両センターで本来の鉄道業務に戻りました。私の職場には組合員が15名います。社員全体で130名位ですから約1割です。影響は少なからずあるのですが、そのなかで動労水戸の動きをみてくれています。必ずしも我々の活動を肯定的に見ているわけではありません。当然、抵抗勢力も存在していますが、それでも我々は30年間やってきたことを、これからも一日一日、一歩一歩着実に積み上げて組織拡大をしながら、あとは地域住民、利用者の声を聞きながら運動を進めて行きたいと思います。
 
■「国労原告団の訴え」(国労鳥栖地区闘争団・石崎義徳さん)
国鉄分割民営化のときに解雇になったことで色々やってきましたが、最終的に2010年4月9日に多くの人達が政治的和解をしました。私達数名が和解を拒否してから主に裁判闘争だけでしたが、最高裁段階でも棄却ということで法的に闘いが終了した形になっています。考えてみますと、1987年の分割民営化の前年(86年)に労働者派遣法が施行されました。戦後、「ピンハネはできない」という大原則が設けられていましたが、派遣法ができたことでピンハネができるようになってしまい86年以前は正社員が普通でしたが、それ以降は派遣やパートが多くなって時給は700円程度、労働時間は1日4時間。社会保険もないというなかで多くの方が労働を強いられているということが実態です。
私は解雇撤回闘争のなかで一時、JR東日本の株を購入し鉄建公団訴訟のなかで「一株株主」となって株主総会で追求しようとしたことがあります。100万円の株に対し年2〜3万円の配当がありました。1千万であれば30万円。大株主は配当金が何十億というように、全く仕事をしないままに私たちが想像できない金を貰って生活している人がいるわけです。重要なことは我々労働者が働いた金で配当金を支払っている。私達をパートや派遣労働など生きていけないような労働をさせておきながら、その大資本家は何億もの株の配当金を貰っている。こんなことは許されないと考えます。私達はこのような異常な状態、あるいは労働者を全く人間として扱わないような今の社会の状況を変えない限り、私達の生活はよくならないだろうと思います。
国鉄闘争も、動労水戸や動労千葉は最後まで闘っていくと思いますが、国労は消滅寸前です。私も40年間、国労組合員としてやってきましたが、このようになったのは残念に思います。これからは一労働者として頑張っていきたいと思います。
                                                                      (※次回【後編】を掲載)

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1018九州集会」に向け音羽公園で街宣
 
国鉄闘争全国運動・九州10月8日正午からJR博多駅南の音羽公園前で、10月18日に福岡市内で開催する『国鉄決戦で、戦争と改憲をぶっ飛ばせ!10・18九州集会』の街頭宣伝を行い、案内ビラをまきました。
折からの昼食時間ということもあって近隣のオフイス街から労働者や専門学校へ通う学生たちが行きかっています。JR九州の関連会社に勤務する方々も公園前を通りながらマイクによる訴えに聴き入り、私たちが差し出すビラを受け取って信号待ちで熱心に読む姿が見られました。また、ビラを配る私たちに直接質問を投げかける労働者も現れています。

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国鉄闘争全国運動・九州主催『国鉄決戦で、戦争と改憲をぶっ飛ばせ!10・18九州集会』は10月18日午後1時半から福岡市の「ももちパレス」で開催します。本集会は全国各地で同時開催される「国鉄集会」と連帯した重要な集会です。
安倍政権は日帝経済破綻という絶望的な危機に怯え、戦争法案の強行採決に駆りたてました。戦争というのは、国や資本家や支配者のために労働者どうしを殺し合わせるものです。しかし戦争は止めることができます。戦争をする国の労働者どうしが手を結び、戦争を進める自国の政府や支配者を一緒になって打ち倒すことです。
 
安倍を取巻くブレーンたちは「UAゼンセンのような改憲と徴兵制導入をうたう労働組合団体をつくれ!」と叫び労働者の団結と抵抗を恐れ、戦争翼賛労組に変えようと狙っています。しかし、それを阻んでいる最大の力は、30年にわたる国鉄分割・民営化反対と国鉄1047名解雇撤回を闘っている国鉄闘争です。
国鉄分割・民営化は完全に破綻しています。JR北海道をはじめ全国各地で発生している列車事故は「JRの安全崩壊」となって表れています。これは外注化・非正規職化を強行に進めた結果です。その「外注化・非正規職化」と闘う動労千葉の闘いは、被曝労働拒否の動労水戸の闘いを生み出し、いまや動労総連合が全国に広がろうとしています。

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『10・18九州集会』では、被曝労働拒否を闘う動労水戸から基調講演が行われます。戦争を阻止する力は労働者・市民の闘いであり国際連帯です。動労総連合を九州につくり、被曝労働拒否を闘う動労水戸を支援しましょう。『10・18九州集会』に参加し、『11・1全国労働者集会』(東京)へ結集しましょう!

              新幹線・新玉名駅ホーム無人化弾劾! 
               =JR九州は、鉄道の安全を守れ= 
 
JR九州は7月に九州新幹線・新玉名駅(熊本県)のホーム無人化を10月から実施することを発表していましたが、9月下旬、来年3月に延期する方針を明らかにしています。これは玉名市が今回、「新玉名駅ホーム無人化計画」が明らかになって以来、市長や議会が延期や見直しを要望していたことによるものです。
 新玉名駅は主に各駅停車の「つばめ」が停車し1日の乗降客数は約1200人。現在は上下線のホームに駅員が1人ずついてホームドアの開閉や安全確認などをしていますが、新幹線のホーム無人化は全国初のことです。
 
全国のJRで事故が相次いでいます。九州では5月22日にJR長崎線・肥前竜王駅で発生した特急同士の正面衝突を回避するための緊急停止事故が発生しています。この「緊急停止事故」は同日午後12時20分頃、佐賀県白石町のJR長崎線・肥前竜王駅で下り特急「かもめ19号」(博多発長崎行き)が本線から待避線に進入し、待避線で停車していた上り特急「かもめ20号」(長崎発博多行き)の93メートル手前で緊急停止するという重大インシデントが発生した、というものです。
また8月8日には、福岡県のトンネルを走行中の山陽新幹線の車両カバーが脱落して吹っ飛び、車体をえぐって車中の乗客1名が負傷するという重大事故が起こりました。車両カバーの最後のボルト締めを充分に行っていなかったのです。その作業手順すら定めず車両カバーの緩みを防ぐ「座金」はこれまでのものを再利用していたそうです。これは、安全など度外しした金儲け優先の結果です。

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■駅とホームの無人化を許すな!
JR九州は「2016年秋の株上場」を控え、「鉄道事業の赤字(年140億円)は人員削減で」と公言し次々と人減らしなど合理化策を進めています。今年3月のダイヤ改正では「100駅無人化」を打ち出し、九州全駅の「3分の2」を無人駅化すると発表しました。その合理化策の一環として駅などの要員を大幅に減らすために、今般、10月1日から九州新幹線・新玉名駅のホーム要員の無人化を計画していましたが、地元の猛反発で来年3月まで延期せざるを得ませんでした。
これは、JR九州もまた「安全」など考えていないということです。来年秋の株上場が一切であり、そのためにJRの仕事を外注や非正規職に次々と切り替え、「ローカル線廃止」と「安全の極限的切り捨て」を図ろうとしています。「株上場=金儲け」が最優先なのです。
 
■戦争法案強行と一体の攻撃
このようなJRの姿勢は9月19日未明の参議院「戦争法案強行採決」と一体です。安倍や資本家たちは何故、戦争法案を強行したのか? 
日本を「戦争のできる国」にするためです。運転士や乗客の安全無視の姿勢は、これと無関係ではありません。全国的な反対の声を無視して川内原発を再稼動したように、いまや支配者は民の声など関係ない、資本家の生き残りが最優先なのです。そのために戦争もやる。だから安全など関係ないのです。
 
 □九州新幹線・新玉名駅ホーム無人化を許すな! 
 □JR九州は鉄道の安全を守れ! 
 □JR九州に闘う労働組合を、動労総連合・九州をつくろう!
 
<10・18 九州集会>を開催します。
=国鉄決戦で、戦争と改憲をぶっ飛ばせ!=
 
国鉄闘争全国運動・九州は、『国鉄決戦で、戦争と改憲をぶっ飛ばせ!10・18九州集会』を10月18日午後1時半から福岡市の「ももちパレス」で開催します。本集会は全国各地で同時開催される「国鉄集会」と連帯した重要な集会となります。
 
「戦争反対!安倍を倒せ!」と怒りの決起のなか、安倍政権は9月19日未明に戦争法案を参議院本会議で自民・公明両党など賛成多数で強行採決しました。安倍は日帝経済破綻という絶望的な危機に怯え、戦争法案の強行採決に駆りたてました。
しかし、「戦争」とは何でしょうか?戦争をする国や資本家や支配者のために労働者どうしを殺し合わせるものです。しかし戦争は止められます。戦争をする国の労働者どうしが手を結び、戦争を進める自国の政府や支配者を一緒になって打ち倒すことです。
 
安倍を取巻くブレーンたちは「UAゼンセンのような改憲と徴兵制導入をうたう労働組合団体をつくれ!」と叫び、労働者の団結と抵抗を恐れ、戦争翼賛労組に変えようと狙っています。しかし、それを阻んでいる最大の力は「30年にわたる国鉄分割・民営化反対と国鉄1047名解雇撤回を闘っている国鉄闘争」です。
国鉄分割・民営化は完全に破綻しています。JR北海道をはじめ全国各地で発生している列車事故は「JRの安全崩壊」となって表れています。これは外注化・非正規職化を強行に進めた結果です。その「外注化・非正規職化」と闘う動労千葉の闘いは、被曝労働拒否の動労水戸の闘いを生み出し、いまや動労総連合が全国に広がろうとしています。
 
『10・18九州集会』では、被曝労働拒否を闘う動労水戸から基調講演が行われます。戦争を阻止する力は労働者・市民の闘いであり、国際連帯です。動労総連合を九州につくり、被曝労働拒否を闘う動労水戸を支援しましょう。『10・18九州集会』に参加し、『11・1全国労働者集会』(東京)へ結集しましょう!

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『6・21結成5周年総会』を開催
=「国鉄闘争が日本の階級闘争に再浮上」を確認=
 
国鉄闘争全国運動・九州は6月21日に『結成5周年総会』を福岡市内で開催し、新たな闘いに向けた方針が提起されました。
東京・日比谷公会堂で開催された『6・7国鉄集会』を受けて、事務局から提起された【総括と提案】のなかで、「国鉄闘争全国運動をこの5年間闘い抜いて、『6・7国鉄集会』は、国鉄闘争がもう一度、日本の階級闘争に再浮上して戦後史の大転換をかけて労働者階級と資本家階級との大攻防戦の真っ只中で、国鉄闘争が主軸として登場した新たな段階に入った重大なものとしてあった」との発言は、本総会を象徴する内容となっています。(※『6・7国鉄集会』については、「国鉄全国運動・九州ニュース」21号を参照)
 
■総会は冒頭、DVDを上映し「韓国ゼネスト情勢」「6・7国鉄集会」の2本を確認。続いて自治体労働者の司会で進行され、共同代表・竹内良夫さんが開会の挨拶を行いました。
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竹内さんは「我々が目標とする動労総連合の出発点として『6・7国鉄集会』があった。この集会の成功とともに10万名の署名が集まったとの報告は大きな成果です。同じ日、福岡で開催された反原発集会に1万5千人が集まり九州電力を包囲するデモが大成功した」と述べられ、JR長崎線での特急正面衝突事故に触れた後、「安倍はついに戦争国家を持ち出して平和を破壊、安保関連法の集団的自衛権の行使を容認する方向に動き始めました。この安倍内閣には、先頭に立って闘う動労総連合を中心とした国鉄解雇撤回の国鉄決戦が立ちはだかっている。国鉄民営化による1047名の解雇撤回運動から28年経っています。国鉄全国運動を最後まで貫徹する羽廣さん石崎さんと一体になって、我々労働者階級が天下を取るためには世界の労働者による国際連帯が必要です。韓国の民主労総のゼネストとも強い連帯を進めながら新しい正義の動労総連合とともに決意と緊張をもって国鉄決戦を闘い抜きながら、国鉄全国運動の闘いを進めることを誓って開会の挨拶としたい」と発言されました。
 
■『闘いの報告』
『闘いの報告』では、①合同労組レイバーユニオン福岡から産業廃棄企業との3次にわたる団交の勝利報告 ②学生戦線から「戦争法案6・15アピール」 ③長崎から「5・24国鉄集会」報告と「8・9ナガサキ」アピールが行われました。続いて共同代表・手嶋浩一さんが登壇。『国鉄闘争と虹ヶ丘闘争の報告』として発言されました。

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〔手嶋さん発言主旨〕
【1】JRは沢山の問題が出ているが、28年前の国鉄分割民営化が基礎となって今の状態が積上げられている。国鉄が分割民営化されたときに派遣法が成立したが、労働者を雇い主の都合のいいように扱う法律。今日の社会情勢として昨年7月に集団的自衛権が容認され、「違憲だ」「合憲だ」といっているが、これだけ具体的になるとは思わなかった。何故、集団的自衛権かというと日本の大企業がさらに資本を膨らませるために政治を司っていくということ。そのために私たち労働者が戦争に行き集団的自衛権で企業を守る。それがあたかも国民や労働者を守るかのように騙している。
【2】国鉄の分割民営化について国労が妥協して和解をしたということで葬り去られているが、羽廣さんをはじめとする6名が「金銭じゃない」と和解に応じなかった。国鉄の分割民営化は結局、国民の財産である私たちの金が取られてしまった。「赤字」と言われているが、赤字は作られたもので国民のツケとし国民に払わせた。長崎の事故。国鉄の事故は無くなりません。JRは危険なのです。そこで私たちは「分割民営化をもう一回、見直すべきだ」と。何故いまのような状態になったか。国労が闘わなかったから、あのような惨めな状態に。羽廣さんらを除いた和解して金貰った人達は惨めですよ。胸張って歩けない。それだけ無残なことを国労はやった。
【3】最後に虹ヶ丘学園の偽装廃園について。虹ヶ丘学園がいまなお闘い続けています。虹ヶ丘学園の偽装廃園は私たちが言っているのではなくて、最高裁判所が「偽装廃園だ」と認めている。では、いまの闘いは何か。偽装廃園は経営する法人だけではできない。県の協力なくしては。県が廃園に向けた手続きから書類から準備しなくてはできません。それを県は「知らなかった」と言っています。最終責任は県なのです。偽装廃園を「知らなかった」ではなくて、偽装廃園を指導した。私たちはそれを裁判所へ訴えた。結局、行政である県が偽装廃園を指導した。しかし、そのことまでを私たちは追及しましたが、勝利できませんでした。しかし、この時点では偽装廃園は福岡県が仕組んでさせたものなのだ。この闘いを現在、行っています。このことを申し上げて終りとします。
 
■国鉄闘争全国運動・九州「総括と提案」(事務局)
休憩を挟んで国鉄闘争全国運動・九州事務局から「総括と提案」が提起されました。発言主旨は次の通り。
【1】6月7日に東京・日比谷公会堂で開催された「6・7国鉄集会」は、国鉄闘争の新段階を開く重要な集会でした。国鉄全国運動というのは2010年「4・9国鉄政治和解」によって、それまで四半世紀にわたって日本の労働運動と階級闘争を中心にリードしてきた国鉄闘争を担っていた人たちが皆「止めた」と。そこで唯一、動労千葉と羽廣さん達数人が「こんな和解案は認められない」と闘ってきた。この5年間、ある面でこの日本には階級闘争の基軸不在というか、労働者階級の闘いはどこにあるか見えない。虹ヶ丘闘争も孤軍奮闘していた。労働者の状態はとてつもない苦しい状態に追い込まれる。こういう情勢を見てきた。
【2】しかし、この5年間闘い抜き、この「6・7国鉄集会」でハッキリしたことは国鉄闘争がもう一度、日本の階級闘争に再浮上して、この「2010年代中期階級決戦」という戦後史の大転換をかけての労働者階級と資本家階級との大攻防戦の真っ只中で、国鉄闘争が日本の労働運動、日本の階級闘争をリードする最も大きな主軸として登場した新たな段階に入った重大なものとして「6・7国鉄集会」はあった。
【3】この間、苦しくて労働者の闘いは全然みえないという状態のなかで、国鉄闘争を柱にして日本の階級闘争をもう一回大高揚していく、そういう過程に入ったということ。「6・7国鉄集会」では国鉄解雇撤回署名が10万筆を超えたことが報告されました。そのようななかで「動労総連合を全国へ」と。この闘いが方針として進み始め、ここが日本の労働運動の震源地になっていく。こういう闘いだと思う。
重要なことは韓国の民主労総の闘いは国家権力との闘い。動労千葉や動労水戸だけではだめで動労総連合が重要だ。国鉄というJR産別に横断した巨大な核ができることが決定的。だが九州には階級的労働運動はどこにもない。無数の動労千葉に続く拠点労働運動を作っていく。そのことによってゼネスト情勢を我々が主体的に作っていくことが、厳しく突きつけられた、そういう画期的な集会だった。
【4】同時に九州的には、この日、「川内原発再稼働阻止」の全九州集会で1万5千人が集まった。我々がこの集会に参加し「6・7国鉄集会」と完全に結んで一体となったことが画期的であった。1万5千人の集会に我々が心棒をいれた。そういう闘いであった。
デモでは実際に「安倍政権打倒!」とコールした。あの集会では絶対許されないこと。再稼働させるのは安倍ですよ。ところが実行委員会は「再稼働反対」一点で結集し、「安倍打倒」なんて言わせない。九州全体の国鉄闘争勢力、階級的労働運動が団結して「6・7国鉄集会」と九州の闘いが一体としてやれたということは重要なことです。小さくても団結して闘えば世の中を変えられる。敵は団結を壊そう崩そうとする。それに負けないで団結をさらに強め闘っていくこと。それが闘い方。勿論、「絶対反対」という立場でなければならない。確信をもって6〜8月を闘う。
【5】戦争法案。戦争をやろうというのにかかわらず憲法9条がある。これは矛盾。ここのなかで右往左往している。彼らはクーデターをやろうとしている。国に憲法があるのに、それを無視して、それを否定する戦争法案をやっている。だから大義がない。だから「皆さん、戦争をやるから命かけて下さい」なんていえない。「これは平和のための法案です」と。まったく可笑しな情勢になっている。言いたいことは、闘えば絶対に粉砕できるということです。
EUでギリシャ問題が起きている。米国の利上げか中国バブルの崩壊か、契機は分からないが必ずアベノミクスに直撃する。1千兆円もの巨大な借金を抱えながら膨大な金をつぎ込んで経済を支えている。株価と国債が暴落。日本発の大恐慌が目の前でチラついている。そのような情勢のなかで戦争法案を通そうとしている。戦争で乗り切るしかないから。原発の再稼働も延びている。実は労働者階級の闘いが国鉄闘争が挫かれないで土俵際で残って再浮上したことで、相手は突っ切れない。そういう情勢になっている。この5年間の戦争反対は、「国鉄負けました」と言っているような人達に世の中を変えることはできない。
【6】5月22日にJR長崎線で起きた特急列車の事故。あれは日本の片隅で起きた事故ではない。新自由主義による国鉄の分割民営化から始まったのです。その国鉄分割民営化が総破綻していることを示している。あの事故の5日後に国会で「JR九州の株上場」を決めた。しかし、あの事故のようにJRの実態はガタガタだということです。これはJRだけではなく中国でも韓国でも船が転覆するなど至る所で事故が起きている。それは日本の社会現象のなかの最先端でおきていること。そこが大きな切り口。
2010年「4・9」の国鉄政治和解。日本の労働者にとって主体的な意味では重要なこと。国労のように「闘っていますよ」というポーズを取っているような組合では通用しない。階級的な労働運動でなければダメ。労働者階級が主人公。そのような立場で労働運動をやれる。労働者の利益に立って闘う労働組合でなければ、これからは闘えない。これから起こってくる激動は、本当に世の中を引っくり返すのか戦争に行くのかを巡る攻防になる。その中心に国鉄闘争を全国運動が立って闘う。

――最後に、事務局から「今後、韓国のゼネスト情勢をはじめ国会の戦争法案をめぐる情勢、川内原発再稼働の動きなど様々な激しい闘争が行われる。その真っ只中で、動労総連合・九州を作ろう」と訴えました。
 
■『今後の闘いと決意』
続いて各戦線から『今後の闘いと決意』として、①福岡から「労働相談」に関する件。②ス労自主から「不当労働行為」労働委闘争の件。③NAZEN福岡から「川内原発再稼働阻止」の件などが発言されました。
 
■本総会『まとめ』羽廣憲(小倉地区闘争団)
【1】本総会が最後まで闘いとられた。「総括と提案」で言われたように「国鉄労働運動が中心」というのは誰もが認めている。我々はどんなに小さくとも勝負を仕掛けるしか勝つ方法はない。ここで潰されるのか、動労総連合を全国に拡大して労働者の連帯の輪をさらに広げていけるのか、というひとつの分岐点ということで「6・7国鉄集会」がもたれています。この夏の闘いに向かって新たな段階に突入した。権力の側はJRという会社をディーリングカンパニーと位置付けている。日本の資本主義の最先端、労務管理も含めて、この会社の在り方を全社会に適応する、といっている。
【2】ここで我々は勝負を仕掛けられなければ、労働運動として潰されてしまいます。曖昧さはない。相手は潰そうとしている。そこで団結の拡大以外に我々の生き延びる道はないし勝利する道もない。最近、明確になったのは戦闘的労働組合、戦闘的労働運動。これが戦後の労働運動の主流でした。しかし我々が作ろうとしているのは「階級的労働運動」ですね、この違い。
これはハッキリと自覚していただかなければならないのですが、「戦闘的」というのは戦術的。「階級的」というのは文字通り<階級>に根差した闘い方、組織の仕方、運営の仕方。だから「階級的労働運動」「階級的労働組合の建設」というのを私たちは動労総連合、合同労組を地域に根差した運動を作っていくということを、「車の両輪」と提起されていますけども、これを作り上げていかなければならない。
【3】何故ならば、私たちは「ゼネストでこの国を変えよう」という大きな目標があります。戦後の激動期にゼネスト情勢があった時、一体誰が裏切ったかというと歴史的にハッキリしているのが日本共産党。この共産党との闘いにもある。反スターリン主義ということになる。絶対に裏切る党。味方の顔をして裏切るが、これは最悪。これと論争できる、乗り越えられるものを我々のなかに日々蓄積していかなければならない。
結局、体制の側に付くのか、そうでない我々労働者の側に付くのか大きな分岐点。それは私たちにしかできないと思う。私たちはここから階級的労働運動を広げていくということを始めなくてはならない。闘いのなかにしか我々は生きる道はないし、<戦争>に対決できない。
=了=

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