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10月26日まで 百島で開催されていた
100のアイデア あしたの島
−アートはより良い社会のためになにができるのか?− 今回の作品展のテーマでもあるとおり
住民500余人の百島にアートは何を残したのか 見る側としても気になるところです 百島は 瀬戸内海のどの島にも共通な課題である 高齢化と人口減少という問題を抱えています
今回、島に行ってワークショップに加わってみて
この課題を、ARTがどう取り組んだのかを見ることができました
26日最終日に行われたワークショップのタイトルは
ハラヤン島
船出
というタイトル
作家のジェームズ・ジャックさんが
島に滞在し、島民と島にある民家などの廃材を使い舟を作ってきて
26日、作品の仕上げてとして進水式を行いました
海岸に置かれている 完成目前の船を見ると、
キールは家の梁(または柱か)
船体は、ありあわせの板を張り合わせてはいるもの隙間だらけ
船首には瓦が取り付けられ
帆は、島民のみなさんが寄せ書きをした長い布切れ
この船は、作家さんと島民のみなさんが力を合わせて造っているのがわかります
進水前の船 進水式に集まってきたのは、ARTを見に来た人たちをはじめ、作家の方と島民のみなさん
控えのテントまわりには、作家さんと島民のみなさんが楽しそうに話をしています
いよいよ時間がきて 進水式
船尾に寄せ書きの板を取り付けて船は完成
お神酒を船に捧げて
進水の合図のほら貝を吹き
船の上から餅巻き
とこんな手順で進水式が進んでいきました
餅まきの時には 老人の方が、「餅撒きをするのは20年ぶりかね」と満面の笑み
私も紅白餅をいただきました
船の上の乗っていたのは 二人の子供と作家さん
法螺貝を吹いていたのは青いシャツの子供
息をきらして何度も何度も、休憩を入れながら法螺貝を吹いていました
その後ろにいた子は 手を斜め上に向け はるかかなたを見ています
作家のジェームズさんが この島で見つけたものは これなんだろうな
島の人たちの笑顔や子供の姿に
ワークショップの意味を感じました
とても楽しい ”芸術作品” でした
そして 帰りに食べたお餅 美味しかったです
もし百島でこの船を見られたときは
こんな経緯があることを
思い浮かべていただければとおもいます
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尾道



