豆猫の頭の中の森と海

やっぱりこのブログは残しておく。だって私の記録だもの。ゴチャだけど^^;

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イメージ 1

今年初めての映画鑑賞は、ニューシネマ・パラダイスでした♪
たくさんの人に愛されている映画なので
何度か再放送でみて、今回は4回目くらいかしら*^^*
やはり、、、永遠の映画としかいいようのない素敵なお話でした。
私と同世代以上だったら、、、もうほとんどの人が見ているんでないかな?

監督:ジョゼッペ・トルナトーレ
CAST:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルバトーレ・カシオ、ブリジット・フォッセー他
今公開してるみたいです↓公式サイト
http://n-c-p.jp/

この映画の記憶。

はじめて見たのは映画がビデオに降りてすぐだったはず。
まだ小娘の私は、アルフレードが話した寓話(兵士とお姫様の話)の意味がわからず、
でもわからないなりに物悲しく美しい寓話に心打たれて、このお話の魅力に引き込まれました。
そしてもう一つ、強く印象に残ったところは、、、
青年になったときのトトの深くて甘い眼差し。
彼の瞳のクローズ・アップからシーンを少年期→青年期に橋渡しするような
場面があったと思うのだけど(今回見たときは見逃しました。あれは縮小版のみ??)
彼の目の美しさに、、、若さをたたえたトトの甘い瞳とお話のロマンチシジムがすごく合っていて
これまた大好きになりました。

そして今回もまた泣けました(; ;)
いい映画って何回も見てもいいですね*^^*

愛らしいトトの魅力

トトって愛らしい少年ですよね。
笑顔がかわいくっておちゃめで。
徒歩で長く歩かなければいけない道を仮病して自転車に乗せてもらったり。
アルフレードに小学校の卒業テストの答えを教えてあげる代わりに
映写室に入る約束を取り付けたり、、ちゃっかりしててたくましい。
そして全然悪びれなくて笑ってる!
みんなが大好きになってしまう、かわいい少年ですよね。イメージ 2


彼の映画への一途さもまた魅力です。
あんまり映画を深読みすると
この映画を大好きな人の気分を壊さないかと心配ですが・・
トトのこのひたむきさ。
やはり戦争に行って帰ってこないお父さん、お昼ご飯も食べれない生活、
この若さで、、30代の前半で年端のいかない妹を抱えたやつれた美しい母、
そいういう生活を振り切りたい無意識な子供心の一途さなのかなって思ってしまいました。

子供のトトは大好きな映画の間に流れる戦死者のニュースを勝手に切ってしまって
流さなかったりします。
トトにとってお父さんの居ない我が家というのは、、、映画とは反対の味気なく
悲しく、つらいものだったのでしょう。
だからトトが映写室から失敬したフィルムと一緒に、
宝箱のような箱に仕舞っていたお父さんの写真が焼けてしまうシーンは、、
あわれでかわいそうですね。


アルフレードの心

私が大人になってすごく共感したのは、、、やっぱりアルフレードの心です。
アルフレード。
素晴らしい人。
子供のいないアルフレードは、まさにトトの父。
それもすごく暖かく、包容力がある立派な、、ある意味父を超えた存在にも思えました。
血のつながりはなくても、、、少年期からトトを見守り
やがて青年になった彼に優しく生きる知恵を授け続け、自分よりもトトの成功を願う。
やっぱり一番泣けてくるのはここじゃないでしょうか。

彼は、、小学校も卒業せず
映画技師として南部の小さな町で働き続けた自分の人生を振り返り、、、
そこから得た大事な知恵を常にトトをにさずけようとするの。

・映画の始めのあたり、子供のトトが映写室に入ろうとしたときのセリフ、、
「私のようになりたいか。つらい仕事だ。孤独な仕事だ。
クリスマスも働く。他になる人がいなかったらなったんだ。」

・アルフレードが火事で技師の仕事ができなくなったとき
トトが学校を辞めて働こうとしたときも・・・
「辞めてはいけない。お前には他の仕事が待っている」

・青年のトトがローマに兵役に行き、失恋して帰って時のには・・
「ここに居てはいけない。
ここに居ると自分が世界の中心だと思ってしまう。
お前は今の私より盲目だ。
人生はお前の見た映画とは違う。
人生はもっと困難なのだ。
この村にあるのはまぼろしだけだ。」

・そしてトトを故郷から送り出すときは・・・
「私達を忘れろ。郷愁に惑わされるな。総てを忘れろ。」

そんなアルフレードの、、まるで命を掛けたような言葉に
たぶんトトは、、その並々ならぬ自分への愛を受け取って
約束を守って帰えらない。
(あのときのセリフの迫力すごい!演技は言葉を超えますね><。
豆猫もあんな風に命を振り絞るように言われたら、、帰れないかもしれない。。
でもそんな真剣な約束を、誰かとしてみたい気もする。。)

トトは郷愁に襲われ、故郷に甘えたくなって帰りたかったろうが、、、
アルフレードの人生をすべて掛けた様な忠告と期待を守り、帰らなかった。
またその心の葛藤を思うと泣けます(; ;)


すべてのシーンが映画の夢そのもの

シーン一つ一つが、、映画の一番の魅力、わくわくするような期待感、
次はどうなるんだろうっていうドキドキ感、そいいうカット、タイミングに満ちていると思いました。
これこそ・・・まさに映画の華!ドラマの魅力。
黄金期の映画全体を彷彿とさせますよね。

青年のトトが、初恋を実らせるために恋人の家の前に立ち続け、、
ついに新年の夜中、お祝いの花火を背に諦めてとぼとぼ岐路に着く。
(あのカレンダーがパラパラめくられて行くのって
楽しいですよね。ってそこじゃないんだけど^^;)
しかし、、、次のシーンで彼は嵐の日、雷の光が差し込む映写室で恋を実らせる、
ピカって光が部屋にさして、再会。
最初ハッとして驚く・・・その後真剣に向かい合い・・・見つめ合い
・・・雷のなる中での唐突な激しいキスシーン。
そんなふうにどのシーンも映画!

この作りってそのまま、この監督のテーマになっていますよね。
少年期、青年期のロマンチシズム。
愛すべき人達に囲まれたどこまでも自分に甘く優しい故郷、思い出。
せつないけど純粋で美しい初恋の痛手の記憶。
でも、、、それはすべてではなく、、アルフレードに言わせたセリフそのまま。
「人生はお前の見た映画とは違う。」
映画の夢をまぼろしと知りながらも・・・
映画(虚構)を愛し、ときにどっぷり郷愁に甘え、そんな気持ちを持ちながら現実を生きていく。
・・・私もそんな人になりたいな♪


わたくしごと・故郷

私もこの町を出て行かないと駄目かしら。
なんて映画を見て思ってしまいました。
実家に帰ってきたら、、故郷はほんとに優しくって、いつまでも居たくなってしまいます。
そして私の故郷もまたトトやアルフレードが暮らしたような・・・
「ここに居ると自分が世界の中心だと思ってしまう。何も変わらない。」そういう町です。

トトのように甘える心を振り切って、また一人で旅立つ・・・。
うーん今はそこまでやる元気、やっぱりないかも^^;
それに当てもないし、目的もないしって
映画をみたら、、、考えてみたくなってしまったみたい^^b
蛇足の項目をつけてしまいました。

でもそんな気分にさせてくれるのもまた映画ですよね。
数年後都会の隅でひっそり一人暮らしてたりして。
って私結婚するつもりなんじゃないかったけ?
しかしこれもまた当てのない予定だぁ〜(切腹

閉じる コメント(20)

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あけましておめでとうございます。ランダムブログから来ました。この映画はすばらしい。僕もDVDで何回も見ました。今日も一人で見てみよう。

2006/1/2(月) 午前 11:56 [ たつきよ ]

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これは何回も見ていますが、改めて見てみたいですね。でも故郷があるって羨ましい!ウチはないんですよ。東京だから。。。

2006/1/2(月) 午後 1:10 car*ou*he*ak

doranoopyさん、あけましておめでとうございます。何度見ても泣けますよね。エンニオ・モリコーネの音楽をバックによいお正月をお過ごし下さいませ。

2006/1/2(月) 午後 4:03 豆猫

cartoucheさん、これって南部のどこのなのでしょう?島っぽい感じでしたがシチリアではないですよね。。東京が故郷って私からはカッコイイです。昔の日本映画に描かれているようなお正月をcartoucheさんの祖先も過ごしてたのかなぁって♪

2006/1/2(月) 午後 4:07 豆猫

記事タイトルを見てクリック♪うなずきながら読ませて頂きました^^ ホント…何度観ても涙の枯れない映画ですよね♪私もまた観よう。

2006/1/2(月) 午後 11:46 [ iwa*h*nyan*ax ]

iwashinyanmaxさん、あけましておめでとうございます。久しぶりに見ると新たな発見があって新鮮でした☆時間を置いて何度もみたいですね*^^*

2006/1/3(火) 午前 1:29 豆猫

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豆猫さん、TBサンキュです〜。何度観てもしみじみと考えさせられますね。素晴らしい映画だと思います〜。で、でも幼いトトのイメージと、年齢のいった姿のギャップが違いすぎてるように思うのは私だけでしょうか??

2006/1/4(水) 午前 11:22 [ - ]

プラムさん、完全版で見ました?トトは確かに甘いイタリアの若者だったのに、いきなりダンディになってましたね!イタリア人ってあんなにかわるのかな?彼も現実的になったってことでしょうか?

2006/1/4(水) 午後 5:30 豆猫

私もこの映画、大好きなんですよね。でも豆猫さんの記事を読んでいたら私ったらアルフレードにばっかり感情移入していたことに気づきました。トト少年の細かい郷愁を忘れていますね。またレンタルしてみようって思いました。この映画ばっかりは泣けてしょうがないんですよね。私が一番泣いた映画かも。

2006/1/5(木) 午前 0:56 wmmotja

この映画、何度観ても泣いちゃいますね。もう、最後の方は顔がぐしゃぐしゃになっちゃいます。レビュー読んでまた観たくなりました!

2006/1/5(木) 午後 2:23 inm**uel13*1

涼子さん、トトのイタリア青年らしい甘い瞳には私はメロメロです。そしてその甘さと映画の郷愁がすっごく合う><。私も一番泣ける映画ですよ。なんでこんなに泣けるんでしょう?

2006/1/5(木) 午後 11:41 豆猫

ひだまりさん、なんでこんなに泣けるのは私だけじゃないんですね。あんまりにも泣けてくるのが不思議なので一度あるある大辞典みたいに沢山の人の脳波を図ってどこがポイントなのか知りたいくらいです。エンニオ・モリコーネの音楽もかなり泣きポイントですよね。彼とノスタルジーはすっごく合うし☆

2006/1/5(木) 午後 11:44 豆猫

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豆猫さんのこのレヴューを読んで、私も再見。シネフィル仲間ですしね!8以前見たときの数倍感動しました。その間、自分も色々な思い出ができたからでしょうか。この舞台はシチリア。そしてヴィスコンティの作品は山猫です。追記しました。

2006/1/12(木) 午後 7:51 car*ou*he*ak

cartoucheさん、シネフィル仲間嬉しいです(*^ー^)人(^ー^*) ヴィスコンティは山猫だったんですね。私ったら山猫見たのに恥ずかしいぃ><。cartoucheさんのレビューでシチリアのことがとてもわかり易く書いてあってとても参考になりました!イタリアの歴史の光芒はとても魅力的、、なんて言っちゃいけないか^^;でも惹き付けられる場所ですね。

2006/1/12(木) 午後 10:29 豆猫

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今月のシネフィルでロッセリーニの”ローマで夜だった”があります。私も見ますので、お互い記事書きましょうっ・・てもし作品が良かったらの話ですが。

2006/1/13(金) 午前 11:15 car*ou*he*ak

cartoucheさん、おぉロッセリーニ今月やるんですね!見ます!巨匠の作品だからと言って必ず面白いわけですよね。はずれた〜><って思わせられることも結構あり。。『ストロンボリ』は私は好きなのでおすすめです☆

2006/1/14(土) 午前 0:41 豆猫

はじめまして^^めちゃくちゃ好きです★イタリア映画はヨーロッパでは一番好きですね♪

2006/7/4(火) 午後 1:19 sha**owgra*e197*

ぐれいぶさん、こんばんは、イタリア映画が一番好きなんですか。私はヨーロッパはどこも好きで選べない。。でもフランスかな。イタリアも捨てがたい。。

2006/7/4(火) 午後 11:08 豆猫

はじめまして、カレン@札幌人です。
「こんな記事もあります」から来ました。
TBさせて頂きます。もしよろしければ、
お越し下さいね。

2009/1/25(日) 午前 8:16 [ シュワちゃん ]

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カレンさん、こんばんは。トラバありがとうございます。
近いうちに遊びに行かせて下さいませ。

2009/1/30(金) 午前 0:17 豆猫

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