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毎週水曜日<朝><昼>2回のNHK教育テレビ<ハートで感じる英文法>…なかなか楽しい。大西泰斗先生が、この9月までやっていた番組の思い出です。
<look><see><watch>―――日本語ではどれも<見る>。だがネイティブはこれらの<単語>をまったく違う<イメージ>で捉え、使い分けている。<単語>はイメージで捉える。これを<理解>することが英語<上達>の最短距離という。ではまず例題……。
(1)Look at the camera. (2)Watch the camera.
この二つはどう違うか。<カメラを見て>と訳してはイメージを捉えたことにはならない。
Aさん:<Look at the chimpanzees! Can you see them?>。
Bさん:<Oh,yeah. They are so cute!>
大西先生が解説した。<look>は<目をクイっとそっちへ向ける>という感じ。<see>は<目に入ってくる。それを認識する>…。<watch>は<じっと見つめる。意識的に注目する>…<凝視する>という感じ。ネイティブにとってまったく<違う>言葉なのだ。
Aさん「ほら、チンパンジーを見て! 見えるだろう」。Bさん「わあ、可愛い」…これがさっきの場面。そこで―――<Can we sit here and watch them for a while?>と続く。「ここに座って<じっくり>見てみない?」というわけ…。
<Can you watch my bag?>。<watch>―――「貴重品だから私のバッグ、しっかり番をしていて…」という意味だ。<注視>が要求されている。
Aさん:<Look! This is our last chance.We have to do it.>
Bさん:<I see.OK. Let’s do it.>
この<Look>は「ホラ、こっちを見て…」(目を向けて)という使い方。「ほら、ラストチャンスだ。やらなくちゃ」「そうね、分かったわ。やりましょう」。<I see>の<see>は…。「分かった」「理解した」という意味。<see>は「目に入ってくる。認識する」…。だから「理解する」に転化しても不思議はない。ナルホド。凄い。
では<speak>と<talk>はどうだろう。両方とも「話す」では<話>にならない。例題…。
<When the alarm rang,everyone stopped (1)speaking.(2)talking.>。
どっちが適切な言葉か…。キャスターが街へ出てネイティブに聞いた。「喫茶店で友だちとオシャベリをしていた。火事が起き、アラームが鳴った。あなたならspeakingとtalking、どっちを使いますか」―――。
3人聞いたが、3人が3人とも<talking>を選んだ。理由は……。<speaking>は<一方的に話す><聴衆に向かって、ひたすら話し続ける>というイメージ。一方<talking>は<おしゃべりする><語り合う><双方向>というイメージ。<speak>は<口から音を出す><一方的>…<talk>は<双方向>という。ナルホド。
そこで応用問題。大学教授の嘆だ。
<The students never stop (1)speaking(2)talking during my class.>
もちろん正解は<talking>。学生同士が<おしゃべり>―――煩くて授業ができない。
では<tell>と<say>はどうか。<tell>は「messageを伝える」というイメージ。<say>は「wordsを口に出す」というイメージという。
<He told me the news.>―――ニュース、メッセージを伝えている。
<Say sorry.>―――母親が子どもに言った。「ゴメンナサイと言いなさい」―――。「ゴメンという言葉を口に出しなさい」という意味だ。ナルホド。
ではクイズ…と大西先生。(1)Talk Show. (2)Speak Show.(3)Tell Show.―――。どれが正解。もちろん<Talk Show>(トークショー)。<Speak>や<Tell>は司会が<独り>でしゃべっている。ゲストやコメンテータはだんまりというイメージ。一方的な<独演会>でワイドショーにならない。
最後に(1)lookdog. (2)seedog.(3)watchdog.―――これは<番犬>。もちろん<watchdog>が正解。では<watchful><watchtower><watcher>は…どんな意味?
火山が解説するまでもないでしょう。もし分からなければ<辞書>を…。なんちゃって―――。
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新着から来ました☆おぉ〜っ!!私もこの番組知ってますよ^−^塾講のバイトをしているので活用してます♪
2005/12/30(金) 午後 3:08
大西泰斗先生のファンです。「英文法をこわす」(NHKブックス)を読みました。機械的な学校文法を壊し、より学習効果の高い<感覚の英文法>で英語教育を再構築というコンセプトに大賛成。もっといろいろ著書を買おうと思っています。火山が投稿中の「恋のバトル」でも大西文法の紹介を心掛けています。
2005/12/30(金) 午後 3:27 [ kom*_19*7 ]