火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

田中康夫県政に学ぶ

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感動のレポート。佐賀県鹿島市の桑原允彦市長(60歳)が<県と国>に<勇気>ある戦いを挑んだ。<最後の聖域>といわれる<長崎新幹線>に<反対>しているのだ。―――。「佐賀県民も長崎県民も望んでいないのに、なぜ3800億円もかけて新幹線をつくるのか」。5月28日(日)のテレビ朝日「サンデープロジェクト」。

JR長崎本線には<特急かもめ>が<1日53本>走っている。通勤・通学に使う<市民の足>。ところが新幹線が開通すると<1日10本>に減る。さらに不採算区間は<第三セクター>に移管される。赤字が続けば<廃線>もある。<市民の足>が奪われる危険がある。
<特急>区間の<新幹線開通>による<短縮>は<博多><佐賀駅>間<5分>! <博多><長崎>間<26分>という。県民アンケートによると<佐賀県>は<不要><56.8%>対<必要><28.1%>!<長崎県>は<不要><43%>対<必要><38%>―――。

桑原市長のいうとおり県民は<望んでいない>!!―――なぜ<反対>か。
<鹿児島新幹線>の<大失敗>を知っているからだ。ジャーナリスト相川俊英が取材した。
「私たちは<新幹線>に<反対>でした。未来は決してバラ色ではない。在来特急が無くなれば不便になる。市民には大きなマイナスです」。<阿久根市>の斎藤洋三市長が語った。
「今、どんなに困っているか、鹿島市長にお教えしたい」。

新幹線開通後、在来線の乗客が激減、シャッターを下ろす店が続出、駅前商店街が寂れ、ゴーストタウンになった。第三セクターに移管すれば<赤字になる>と市長は反対した。県の試算は「<9年間>は<黒字>」。だが実際は<2年目>で<8000万円>の<赤字>。阿久根駅に停車する車両は<1両>に減った。以前は<9両>。乗客は<56万人>の減。予想を上回る<激減>だった!!

九州の<阿久根市>だけではない。<青森新幹線>でも起った。岩手県の<二戸>。二戸は<新幹線>の停車駅だ。だが在来特急が減ったため<乗降客>が<激減>! シャッターを下ろす店が増え、<商店街>が寂れた。<大打撃>―――。
小原豊明市長が嘆いた。「開通前はみんな期待して大騒ぎしました。でも結果は大打撃。でもブームが去ったら、皆忘れた。日本人の習性でしょうか」―――。笑いごとではない。

佐賀県鹿島市の桑原允彦市長。45歳で<初当選>以来、<4期16年>務めてきた。「大切なものを守るために頑張る」と<反対期成会>を作った。
直ちに佐賀県と長崎県、地元出身の政治家が結集、2004年6月<新幹線推進>会議が発足。
座長は久間章生自民党総務会長。<GO!GO!長崎新幹線>とテレビCMが大合唱。

桑原市長(鹿島)を説得する矢面に立ったのは古川康佐賀県知事。反対している<1市7町>への個別切り崩しが始まった。<公共事業>の<補助金>をエサに釣るのだ。
佐賀県、長崎県とも<大型公共事業>はほぼ終了。残っている<諫早干拓>事業も<97%>完了。地元の<建設業界>は危機感が一杯。大型プロジェクトが欲しい。長崎新幹線が<最後の聖域>といわれるのはそのため。ノドから手が出るほど欲しい―――。

最初に折れたのは<太良町>の<百武>町長。ナント<振興費>が<1億8千万円>県からきた。次の転んだのが<白石町>。こっちは<1億円>。皆、土建業向けの補助金。鹿島市への<包囲網>が着々と形成される―――。<鹿島市>VS<県・国>の戦い。

そうした中、今年3月8日、<鹿島市長選>が公示された。<多選>反対の<ためらい>もある。出馬すべきか、桑原市長の心は揺れた。だが3月18日、出馬を決意!
新幹線<推進派>は鹿島市議会・副議長の<中西ひろし>を擁立、建設業界<9割>の支持を集め、自民党本部、佐賀県、長崎県の支持、推薦も得て<一騎打ち>となった。

佐賀県知事の古川康。長崎県の金子原二郎県知事の下で<総務部長>を務めた。いわば子分だ。
今年に入って<鹿島市>に不思議な事件が起こった。<10億円>で着工していた土木工事が突如<中断>。佐賀県が<補助金>をストップした。新幹線<反対>の桑原市長へのプレッシャー。記者の質問に古川佐賀県知事は「他に優先すべき事業がある」と答えた。

市長選の中で推進派の中西ひろし候補は「私が当選すれば、事業は継続される」と訴えた。<語るに落ちた>とはこのことだろう。だが<10億円>ストップは鹿島市には大ピンチ。
4月14日、地元選出の衆院議員・今村雅弘が応援に来た。「新幹線はストップできません。もう決まったことです。私たちは政権与党です」と絶叫した。この今村雅弘。郵政民営化に反対票を投じた。今<無所属>…。だが選挙戦の行方やいかに―――。

「佐賀県民も長崎県民も反対している。私たちの<白いかもめ>を守ろう」―――。これが桑原候補のアピール。<長崎新幹線>は地元の<反対>あると着工できない。凄い!!
4月16日<投票>―――。夜10時13分、桑原候補<当確>と出た。バンザイ! 支持者が飛び上がって喜んだ。最終結果は桑原允彦<10,439>:中西ひろし<7,830>―――。投票率<72%>! 国政選挙を上回る高い関心が集まった。ご立派!

桑原允彦<新市長>が歓喜する支持者に訴えた。「今までは<桑原が反対>といわれた。だが今後は<鹿島市民が反対>と言える」―――。だが番組最後にジャーナリストの相川俊英が言った。「まだ油断できない。国にどんな<奇策>があるか分からない」。げっ!
(平成18年5月28日)

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私は、大分県民です。大分には、新幹線の話など、無いです。あきらめているのかは、判りません。しかし新幹線を作ると、住民の本当の足はなくなります。どうして長崎に、新幹線がいるのか???疑問が解けません。 同じお金をかけるなら、在来線を整備するのが、本当の住民サービスと言う事が、わからない政治家・官僚が自然を壊し、日本を壊しているのを早く気がついて欲しい・・・

2006/8/10(木) 午後 8:06 [ sok*i*oub*u ]

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ゼネコンを太らせることだけを考える<土建国家>的<地方利益>論を卒業しましょう。少数派のはずの声の大きい一部組織が政治を牛耳っている。国も地方も。それに気づいたのが<滋賀県>…。気づいて、それを忘れ、再び騙されたのが<長野県>。悔しい限りです。

2006/8/10(木) 午後 9:31 [ kom*_19*7 ]


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