火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

公務員改革

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「<骨抜きにせよ>―――官僚たちのゾンビシナリオを本当に防げるのか」。「財務省内部文書を入手!」―――。「週刊ポスト」(4月27日号)だ。火山、10年ぶりに買った。
「週刊ポスト」など興味本位のガセネタ!そう思っていた。それでもサラリーマン時代は<欲求不満>気分でよく買った。でも今回は違う。<大真面目>で買い、そして読んだ。

「前日まで大喧嘩の様相だった国庫公務員の<天下り規制>問題が急転直下で合意に達した裏には何があったのか? 本当に妥協はなく、今後もそれを防いでいけるのか? 自民党内の<抵抗勢力>と対決する安倍晋三首相のやり方は、何やら小泉純一郎前首相の<郵政政局>を彷彿とさせるものだが、そこには決定的に違う点もある。内幕を暴露する」―――。これが「週刊ポスト」のリード(前書き)だ。

「全面勝利だ。落とし穴は全部ふさいだ。最後は総理の決意が固かった」と渡辺喜美・行革担当相は胸を張ったという。<骨抜き>を狙う官僚。明らかにそのお先棒を担いだ片山虎之助参院幹事長。自民党の行革推進本部<公務員制度改革委員長>というから呆れる。

片山虎之助は「新・人材バンクは機能するのか」と散々<抵抗>した当事者。火山は前回の「<人材バンク>など論外。<能力主義><リストラ>が『公務員改革』(公務員改革・6)」でも指摘した。国民は<天下り>反対!<人材バンク>など<機能しない>方がよい。GDP2倍の借金<1062兆円>を抱える<国と地方>―――。<公務員改革>で必要なのは<賃下げ>と<人減らし>。<年功序列>廃止と<能力主義>導入。人材バンクなど不要!

「<ゾンビ>が生き返らないように、これからもしっかりチェックしていかないとな…」と渡辺大臣。「<先送り>や<骨抜き>を許さない」とテレビで語っているのを火山も見た。
「週刊ポスト」によると、渡辺大臣のいうゾンビとは「自民党内の<抵抗勢力>ではない。その裏で今回の官邸との天下り闘争の糸を引いていた黒幕・財務省官僚たちを指しているという。死んだはずなのに墓場から甦るゾンビ(死霊)……」(26頁)。

「面従腹背で百戦錬磨の中でも特にしたたかなエリート集団といわれる財務官僚たち。本誌は、その財務官僚たちがいったん合意した天下り規制を再び<骨抜き>にするための青写真ともいうべき内部文書、いわば<ゾンビシナリオ>を入手した」(同)―――という。
問題文書は<A4版6枚>―――。印字された文書にわざわざ<手書き>で<添削・修正>が加えられている。各省庁の意見を集約した財務省(「省の中の省」と尊称される)が官僚サイドの希望を書き込んだ。右肩には<厳重取扱注意、対外言及不可>の文字がある。

「(3)センター発足後、一定期間を経過した後に、関連する諸制度の改革を見極めつつ、再就職あっせんの成約状況等を逐次検証した上で、必要な追加的改善措置を講ずることとし、これにより人材バンクが円滑に機能していることを確認することをもって円滑な一元化を図る」(28頁)―――。<官僚言葉>が多用されている。問題はこれが、政府・自民党の<合意文章>に盛り込まれた文言とほぼ<同一>ということ―――。まさに官僚の手に踊らされ<骨抜き>になった。一見、そう見えないところが<霞ヶ関文学>の素晴らしさ。

「関連する諸制度の改革を見極めつつ、再就職あっせんの成約状況等を逐次検証」―――。「<改革>を見極めつつ」というが<改革>などではない。<変更>=官僚にとって<改悪>という意味。その結果を見極めつつ「<再就職あっせん>=<天下り>の<制約状況>=<成果>を<検証>=<評価>した上で」―――。要するに「<天下り>が今までどおり実施されたか<検証>する」と言っているに過ぎない。これが火山の<解説>―――。

「必要な追加的改善措置」―――。<改善>措置というが、これは<官僚にとって>という意味。もし<天下り>実績が以前より減少、目標を達成できなかったら、人材バンクが<機能>しなかったら、<追加的措置>=<見直し>=<骨抜き>を行う」という意味。

「<見直し>時期で渡辺喜美行革相が示した『一元化後から5年』の原案に、自民党が一元化<前>の見直しを求めて反発。塩崎恭久官房長官と片山虎之助参院幹事長が調整、原案より時期を<前倒し>。だが時期は一元化<後>とすることで決着させた。『足して2で割る』<妥協>―――。<貸し借り>の<談合>の結果と思えば分りやすい」と前回<公務員改革・6)で火山は書いた。だが<見直し>とは<骨抜き>だった。―――これが政府・自民党が急転直下<合意>した<舞台裏>なのだ。

「自身も旧通産省の官僚だった江田憲司代議士はこんな言い方をする。『私も霞ヶ関の官僚でしたので手にとるようにわかりますが、官僚たちは今、国民には見えない水面下で
企業と示し合わせて、天下りの温存を狙っているはずです。特にキャリア官僚が天下ると、辞めた時点の給料は下がらないばかりか、専用の個室、美人秘書、黒塗りの自動車の<三種の神器>が付く。これをどうしてもてばなしたくないのです』」(28頁)―――。

「安部さんと小泉さんの間には決定的なキャラクターの違いがある。確かに郵政改革の旗振り役は竹中平蔵総務相でしたが、竹中さんが党内から反発を買えば、小泉さんは自ら出て行って事態を収束した。その覚悟を見せましたし、妥協はしなかった。一方の安倍さんは渡辺さんを天下り規制の担当大臣にはしているが、本人はやはり最終的な調整役といった安全なポジションにいる。政治評論家の浅川博忠氏の指摘は鋭い」と「週刊のポスト」(29頁)。「改革」とは言葉だけ。<曖昧>と<変節>という名にピッタリの安倍晋三首相です。
(平成19年4月23日)

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