火山の独り言

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年金消滅の主犯を暴く

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「年金消滅の主犯を暴く」は年金ジャーナリスト岩瀬達哉が「文芸春秋」7月号に書いた論文。タイトルを借りて火山も<連載>を続けてきた。だが<主犯を暴く>と言いながら、岩瀬達哉は指名していない。だが火山は指名したい。

1979年3月13日「オンライン化に伴う切替準備一切の経費については一般予算とは別個に配付する」と覚書に署名した八木哲夫(社保庁長官)、鈴木善彦(職員組合代表)、丸山康雄(自治労委員長)の3人。年金<流用>を<青天井>にしたからだ。
だが厚生年金という国民の重要資産を3人に壟断させた時の総理大臣は<大平正芳>。厚生大臣は<橋本龍太郎>だ。厚生省の事務次官、官房長も許せない。そしてこの流れを放置してきた歴代関係者。みな重罪だ。だが真の<主犯>は<官僚支配>―――。

アジア太平洋戦争のため<国家総動員>を完成させたのは近衛文麿内閣の<40年体制>!昭和30年、保守大連合で誕生したのは自民党<55年体制>!いずれも本質は<官僚支配>。
厚生省の初代年金保険課長の花澤武夫はドイツの年金制度をそっくりコピー、昭和17年に厚生年金を創設した。「金を払うのは先のことだ。せっせと使ってしまえ。いくらでも天下りできる。将来、払えなくなったら<賦課式>にしてしまえばよい」と巨額資金を最初から<流用>するつもりで年金を作った。戦後、後輩の年金官僚たちに自慢している。

火山の連載や岩瀬達哉「年金大崩壊」(講談社)を読めば分かる。厚生年金は<積立式>で設計、スタートした。だが<払えなくなった>から、今や花澤課長のシナリオ通り<賦課式>と言い出した。実に罪深い。賦課式とは<世代間扶養>のことだ。
<積立>(貯金)式とは自分たちが貯金、これを利殖、払い戻す方式。<自己扶養>だ。<世代間扶養>ではない。だが<流用>を嵩ね、払えなくなったら<世代間扶養>と連呼し始めた。まさに岩瀬達哉のいう「国家的詐欺行為」(「文芸春秋」7月号)なのだ。

年金創設は<戦争目的>だった!<福祉目的>ではないことは諦めるにしても、<流用>がエスカレート、無駄リゾートのグリンピア、官僚の海外旅行、黒塗り乗用車、社保庁長官の交際費、職員のゴルフ用品やカラオケセット、テニスコート、消えた年金や天下りを作っただけのNTTデータ向けオンラインシステムに青天井に使われたのではたまらない。
堺屋太一は「無能、無責任、無駄の官僚を追放せよ」(「文芸春秋」7月号)と絶叫した。

「日経」編集委員<大林尚>の「年金で<未来責任>を果たせ」(8月9日)を読んだ火山、<愕然>とした。あまりに<見識>がない。官僚に騙され、盲目となっている。「日経」の<社説>もほとんどが彼の筆になるというから絶望もした。余りに<官僚の論理>に<汚染>されている。<官僚支配>に<毒>されている。具体的に見てみよう。

「参院選で与党が大敗したのは最大の争点になった年金問題への戦術を誤ったのが主因だ。年金制度や社保庁の問題点を指摘する野党に対し、議論を封じ込めようとするのが政府・与党の常套手段だったが、今回は通用しなかった。年金記録が大量に漏れた問題では、社保庁の仕事のずさんさをあぶりだした民主党議員に安倍晋三首相は当初『いたずらに不安をあおるだけだ』と取り合わず、有権者の離反を招いた。年金が不当に損なわれるかもしれないという高齢者の心配を軽くみたのだ」と始まる。確かに安倍首相は空気を読めない。

「封じ込め戦術は制度論にも共通した。年金は将来も本当に大丈夫かとの問いかけを、不安をあおるという理由で締め出そうとする空気がいまだに厚生労働省にある」―――。
語るに落ちた!不安をあおる。だから説明しない。<官僚の論理>に踊らされている。
「年金記録漏れ<5095万件>」と指摘したのは民主党の長妻昭議員。2月のことだ。だが社保庁幹部は「大丈夫」とシラを切った。柳沢伯夫厚労相も年金官僚を追及しなかった。

「総務省の『年金記録問題検証委員会』(座長=松尾邦弘・前検事総長)が(7月)10日に発表した中間報告は、参院選を前に該当者不明の約5000万件の実態などを国民に説明、不安解消につなげる狙いもあった。だが報告は実態解明にほど遠い内容、むしろ5000万件の解明が一向に進んでいないことを浮き彫りにした。報告は調査に非協力的な社会保険庁への不信感も随所に盛り込んでいる」。7月11日の「読売新聞」。役人の傲慢を、なぜ許す!

「21世紀は日本にとって人口減の世紀だ。前半は特に少子化と長寿化が加速する。飛躍的な経済成長も望みにくい。民意は真に安心できる年金の再構築に尽きる。負担と給付の両面で痛みを分かち合わなければ制度を保てないと自覚しつつある。将来世代への責任感、<未来責任>ともいえよう」―――。大林尚は続ける。火山、地団太!<官僚の論理>だ。

「団塊の世代<黄金の十年>が始まる」(文藝春秋・2005年10月刊)。堺屋太一の近著。
<人口は減ってもルネッサンスは起った>―――。「15世紀のイタリアでは人口が猛烈に減りました。1340年に930万人だったイタリア半島の人口が、1500年には550万人になったのです。そしてその間にこそ、ルネッサンス(文藝復興)の花が開きます」(250頁)。
<少子高齢化>―――。岩瀬達哉も指摘する。年金官僚の<悪巧み>なのです。<給付減・高負担>を国民に押し付ける<官僚の論理>なのです。火山も<保証>する!!

「団塊がまた、時代を変える!新しい労働力、新しい市場、新しい欲求が新しい文化を創る」―――。<黄金の10年>が始まる。官僚のウソに騙されてはダメ。だから堺屋太一は「文藝春秋」(7月号)に書いた。「無能、無責任、無駄の官僚を追放せよ」―――。
(平成19年8月13日)

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