火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

戦略との出会い

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「部長には女性が男性とは違うということが分からないのですか」「私たちは社長とコネがあります。一言、言ったら部長なんかすぐクビです」と脅かされたことがありました。
こっちも引けません。「どうぞ」と笑いましたが、震えが来ました。美女軍団23名は総合職。手強かったのです。前の職場の部長は怖い人。それでもサボってお菓子を食べたり、オシャベリしたり。勉強しているようにも見えません。

こんな引継ぎ時の状態を叩き直そうと決意しました。全員を4つのグループに分け、年長の一期生をリーダーに指名。机も定位置がなかったのをグループ毎に指定、各グループに研究テーマと使命を与えました。
担当課長が肝を潰しました。翌日から<ミーティング>と称する朝一番のオシャベリ会(暇つぶし)が消えたのです。しかし、抵抗もありました。<改革>にスピードを求めたからです。それが<クビ>発言を呼んだのでした。でも何事もなし。ホっ。

勉強会を計画、技術や営業の若手から直接、マーケティングや商品知識を学び、商品コンセプトをまとめる。プレゼンの新しいシナリオ、演出を研究、一人ずつ競演する。
中でもブルーベレーが編集する情報誌「B.B.CLUB」(B.B.はブルーベレー。彼女らの発案したネーミングでした)の発行は大成功。マンガ入りの楽しい季刊誌でした。偶然とは恐ろしい。部下の一人、若い男がマンガを描かせたらプロ顔負けだったのです。幸運な大発見でした。

「商品開発こぼれ話」という連載はセールスマンが渇望していた個別商品の開発プロセス。秘密のヴェールを開き、商品コンセプトを生々しく伝える情報となりました。あっという間に全社の人気を集めたのです。この反響から販売第一線の声が商品開発に直結するというルートも新しく生まれました。
ちょっぴりお色気を感じさせるブルーベレーの個人情報も掲載、人気ブルーベレーをセールスマンが直接「派遣指名」できるという競争原理も導入しました。全国第一線との距離が近くなったのです。

トップセールスマンがブルーベレーを同行、有力販売店を訪ねトップにインタビユーする。聞き出した経営方針から店作り(販路構築)のヒントを得るという「トップ登場」連載も企画しました。第一回はNEBA(大型家電量販店の団体)会長。秋葉原から全国に君臨していたラオックスの谷口正治社長(当時)でした。

この情報誌、重要な部分は「覆面ライター」の私が執筆していました。トップインタビューにももちろん同行。この情報誌がブルーベレーを仲介に営業と工場の風通しを飛躍的に改善、研修部の存在を大きくしてくれました。<企業文化>の変革にも役立ったのです。

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2008/4/10(木) 午後 2:24 カクサン


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