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みのもんたの「朝ズバッ!」で自民党参院議員の山本一太(群馬県選出)が吼えた。「日本の政治家で<高齢者り捨て>を考えているものは一人もいない。聞き捨てならない。取り消せ」と社民党の福島瑞穂党首に詰め寄った。「後期高齢者医療」を巡る討論――。では75歳以上だけを区分する新しい制度が「切り捨てではない」と言えるのか。
テレビ朝日、昼のワイドショー「スクランブル」がすっぱ抜いた。「与党議員も<塩爺>も批判、新制度で医療現場も大混乱」で「その痛みを後期高齢者自ら自分の感覚で感じ取っていただく」のが狙いと、大混乱の新制度を計画した高齢者医療制度施行準備室室長補佐が今年1月、金沢市のフォーラムで発言したと放送した。
要するに「今までの医療(健保の仕組み)では若い世代の負担が増えるだけ。高齢者は感じない。だから自分で負担すれば<痛み>が分かるだろう」と言いたいのだ。
国民医療費は今、年34兆円。うち高齢者の医療費は約3分の1の11兆円。1人当たりに換算すると若い世代の4〜5倍になる。今の制度では負担しきれない。だから「75歳以上だけを区分、新制度で自己負担させよう」というのだ。だからこの室長補佐は「医療費の高いところは高い保険料を払ってもらう」とフォーラムで説明している。実際、この新制度、「対象は75歳以上全員と64歳から74歳まで一定の重い障害がある者が加入する」と同じ放送で解説された。もっと酷い話がある。
舛添要一厚生労働相の発言だ。4月15日の閣僚懇談会で「7〜8割の人は保険料が減るのではないか」と発言したが、夜、記者会見を開き、「正確な数字は分りません。私の感じで申し上げた」と訂正したのだ。どう考えてもおかしい。官僚の言いなりなのはミエミエ。
「厚生労働省は説明不足だ」という指摘が多い。福田康夫首相も「国民が安心できるような説明ができていなかった」と繰り返す。だが「制度」自体に問題があるのに、説明不足と言い逃れ。「クロをシロ」とするゴマカシは許されない。
<医療改悪法>と野党が名付けた「後期高齢者医療」制度は小泉内閣時代の2006年5月17日、自治体首長、医師会関係者らが「国民の健康、医療格差を拡大する計画だ」と反対する声を押し切って強行された。衆院で審議入りしてわずか一カ月余の衆院厚生労働委員会。
国会前には医療関係者や患者など約350人が座り込み、委員会室にも数十人が傍聴席につめかけていた。与党は「社会保障制度が充実していると過度な期待を国民に抱かせてはならない」(自民・北川知克議員)、「審議も機が熟してきた。法案の処理をぜひ進めるべきだ」(公明・福島豊議員)と主張、審議を一方的に打ち切って強行採決。ホンネが見える。
「自民に見直し論、与党執行部封じ込めに汗」――。4月26日(土)の「日経」の見出し。
「衆院山口2区補欠選挙の投開票を27日に控えて見直し論が広がると、『国民に安心を与える制度』としてきた政府・与党の立場が揺らぎかねない。『補選に悪影響を与えるので勝手な動きは慎んでもらいたい』。自民党の大島理森国会対策委員長は24日、制度見直しを盛った政策提言をまとめた山崎派の保岡興治事務総長に厳重注意した。伊吹文明幹事長は岩国市での補選の応援演説で時間の半分を費やして制度の必要性を訴えた。
公明党も自民党に引き締めを要請。高木陽介選対委員長は同日の党代議士会で、『自民党の中で与党の結束に足を引っ張る人間を推薦する必要はない』と次期衆院選での推薦見送りにまで言及し、結束を求めた」――。全部「日経」。制度を正当化したい意向がミエミエ。
自民党の若手議員ら約60人でつくる「社会保障制度研究会」の会合では制度廃止を求める意見すら出ているという。当然だろう。こんな<医療改悪法>を許しては自分の再選は覚束ない。政治生命を失いかねない。せめて<反対>という姿勢をアピールしたいのだ。世論は大きく動いている。
<暫定税率>についても「自民党内で意見が割れている」。都市派の若手議員は世論に敏感だ。自分の選挙区を考えると「首が危ない」と考えざるをえない。落選すると分かる政策には反対せざるを得ない。良いことと思う。先日も横浜市営地下鉄の新線<グリーンライン>の日吉駅で街頭演説をしていた自民の若手議員。火山、握手をしてきたが、<暫定税率>復活には<反対>と強調していた。素晴らしい。
(平成20年4月26日)
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自民は言葉を変えて国民の目を逸らすセコい作戦を良く使います。詐欺師みたいな奴等です。
年金の照合問題も、「勘違いを与える言い方をしてしまった」と言っていたが、本当は「できるわけない事をその場凌ぎの為に公約をしてしまった」が正しいのです。
2008/5/1(木) 午後 4:57 [ - ]
<日本を想う♪(無駄遣いで国民を苦しめる国賊達を☆)>さん、ようこそ。さすがですね。
福田首相は「おトボケ名人」と思っていたが、本当は<恍惚の人>。何も分っていない。役人のいうことを信じて、代弁しているだけ。菅直人のいうとおり官僚の<番犬>になりさがっている。
コロコロ言い分が変わるのは官僚の特徴。こういうモラルハザード(道徳腐敗)がこの国をダメにする。無責任な<役人病>が日本中に蔓延しかねない。ビシッと決め付けませんか。政権交代へ<鉄槌>を下しましょう。
総選挙では、衆院<山口>2区の再現を、全国で実現しませんか。ネジレの解消を達成しましょう。
2008/5/1(木) 午後 5:37 [ kom*_19*7 ]