火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

麻生首相の断末魔

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「はっきり言って、小泉政権時代の麻生と小泉の関係は、はたからみていて気持ちが悪かった。会合があると、麻生は小泉の脇にサッと回って椅子を引いたり、そばにピタッと寄り添って椅子を引いたり、肩のフケや埃を手で払ったりする。露骨過ぎるほど権力者に媚びるんだ。吉田茂の孫で傲慢な麻生が下手に出るから悪い気がしない。愛(う)いヤツなんだ。だからこそ、小泉は奇人変人と手のひらを返されて、本気で頭に血が上がっていた」――。「週刊文春」2月26日号の総力特集「麻生『支持率ヒトケタ政権』の末路」。

「怒るというより、笑っちゃうくらい、ただただ呆れている」――。小泉元首相の痛烈批判で政界に激震が走った。小泉元首相は「かんぽの宿」の譲渡問題にも言及、「民間が営業しないようなところであれだけのものをつくり、しかも安い値段で売るという事態がおこるところに官業の問題がある」と力説した。正論だ。

「小泉の件はまずかったな」。鳩山邦夫総務相は苦虫を噛み潰した。郵政民営化の推進派を不利に追い込む<かんぽの宿>疑惑。その追及で正義のヒーローとして勢いづいていたのに、「小泉のせいで、話がややこしくなった」と周囲に漏らしたという。小泉元首相が放った麻生批判、オセロゲームの石を一気に裏返すような勢いで、党内の流れを一変させた。

小泉発言を聞いた麻生首相は記者団の質問に「叱咤激励と受け止める」と答えた。だが鳩山総務相や辞任前の中川昭一財務相は麻生首相の発言を無視、「理解に苦しむ」と好き勝手に小泉発言を批判した。「これは閣内不一致であり、麻生首相の求心力のなさを露呈した」と自民党内からも無念の声が上がっているという。

「『やはり麻生さんではダメなのか』。森喜朗元首相と青木幹雄前参院議員会長、山崎拓氏らが(2月)18日夜に都内で会談した際、こんな声が相次いだ。ただ、森、青木両氏も『ポスト麻生』の戦略は描けていない」――。24日の「日経」朝刊、政治面の囲み記事だ。
「麻生首相には脳と口の間に関所がないんだよ。何も考えずに言葉が口をついて出る。何度失敗しても学習できないんだよ」。

「それを言っちゃーお仕舞ぇよ!!」――。ブログに書いたのは世耕弘成自民党参院議員。「郵政民営化には実は反対だった」と麻生首相。「私は民営化を担当した総務大臣だった」「いや、反対だったから郵政からは外されていた」など、一連の郵政発言も二転三転。ブレが目立った。「郵政法案の時、みな覚悟を決めて、賛成、反対の票を投じた。反対した人たちは地獄を見た。そして誓約書まで書いて復党した。反対のまま離党した人もいる。本当に軽々しい話ではないんです」。世耕氏の怒り!火山だってよくわかる。

麻生首相の求心力の低下は目を覆うほど。選挙用のポスターで首相のツーショットで写真を撮りたいというのはゼロ。ツーショット写真を貼り出した議員は、慌てて剥がしに歩く。
「ホテルオークラで開いていた、党内の麻生氏を応援するグループ『太郎会』は、今月17日に開催予定だったが、中止になった。『忙しいというのが理由』と、同会のメンバーは言うが、人が集まりそうになかったともいわれる」(「週刊文春」26頁)。

「太郎会の経費を全額負担していた鳩山総務相ですら『麻生は本当の保守政治家ではない。政策ビジョンや信念が全然ない』と批判。麻生首相の耳に届いてしまった」と「週刊文春」は続ける。鳩山は「だから」だろうか、麻生が「叱咤激励」と発言したのに「理解できない」と小泉批判を繰り返した。相沢英之元代議士は小泉発言の翌日、官邸で「そもそも自民党をぶっ壊すと言って壊したのは小泉さんだ。定額給付金だって、小泉さんが鉄砲を撃っている」というと麻生は「そらそうだ」と同調したという。まさに学習できないのだ。

「麻生総理と瓦解する自民党体制」(「文藝春秋」08年12月号)を書いた学習院大の野中尚人教授は「いかに首相一人が健闘しようとも、『自民党システム』と『戦後自民党政治』は終焉を迎えた」。「世界秩序は『百年に一度の金融恐慌』で大転換を遂げるだろう。日本の政治システムも『明治維新、あるいは敗戦時にも比肩するような大転換点』にあるのだ」(12頁)と説く。火山もまったく同感。それなのに、このドタバタ。実に「さもしい」――。

「戦後自民党政治」とは田中角栄が築いた「土建国家的地方利益論」(榊原英資=ミスター円の造語)。簡単に言えば「万年<右肩上がり成長>、万年<財政黒字>を前提としたバラマキ。これを<集票><集金>マシンとした政治」。「自民党システム」とは「万年与党の自民党を前提とした<政官業>に癒着。官僚が<政治>を行い、代議士(族議員)は<口利き>で政治生命を保つ。大臣は<飾り物>で<口パク>業」ということ。だがこれが破綻した。「昔の名前(看板)」「昔のセリフ」が時代遅れになった。学習できなければバツ!

「自民党システム」の大きな特徴は<ボトムアップ>型。全体が合意に達するプロセスを重視する。政策は<政調会>内部の小委員会から部会へあげられ、さらに政調審議会を経て総務会で審議決定する。30名のコンセンサスが重視され、採決をしないのがルール。05年、小泉首相が郵政民営化で、党議決定の採決を強行した際、猛反発を受けた。このシステムの弱点は膨大な時間がかかること。強いリーダーシップ、機動力が発揮できない。ボトムアップで誰もいやといわない政策だけでは急変する国際情勢に対応できないことだ。 

小泉、阿倍、福田、麻生――。日本は中川秀直自民党元幹事長のいう「<官僚国家>の崩壊」に向かっている。首相一人ではダメ。でも小泉改革の<官邸主導>は<見失われた>。
(平成21年2月24日)

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