火山の独り言

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麻生首相の断末魔

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「(米国から)帰国する首相を待ち受けているのは、記録的な不支持率を突きつける冷たい世論と、不在の間に閣僚が勝手に内閣改造案を口走るまでになった統制の乱れである。勝ち目のない総選挙にいつ踏み切るか、そもそも解散を自分の手でできるか。気もそぞろなのは、むしろこちら側だったかもしれない」――。「日経」コラム<春秋>2月27日だ。

「気もそぞろ」――。オバマ新大統領は<就任初>の議会演説がすぐ後に控えていた。だから「気もそぞろ」と皮肉る。「<日本>の首相と<オバマ>氏の会談だった」とは同じ2月27日の「日経」社説。米国の<オバマ>大統領の方は<固有名詞>だが、日本の<麻生>首相の方は<日本>!ホワイトハウスが会談後発表した声明文はたったの<21行>。<麻生>という固有名詞もない。<暗に>近く<交代>するかもしれない可能性を示唆しているわけでもなかろうが、そんな「勘ぐり」が通用しかねない<断末魔>の様相だ。

「日米、危機克服へ連携」「北朝鮮に自制を促す」――。今回の日米首脳会談を「日経」の朝刊と夕刊の<見出し>は報じた。だが社説は「麻生太郎首相は、オバマ政権になって最初にホワイトハウスを訪れた外国首脳になった。オバマ大統領の最初の議会演説と重なり、米国内の関心は低く、対米国世論という観点では最悪の時期だった」と始まる。同感だ。
会談後、両首脳は話し合った内容を語る予定だったが、それもない。声明文も短い――。

「米新大統領と初会談後、首相退陣のジンクス」――。同じ27日の「日経」政治面の囲み記事だ。1993年4月、クリントン新大統領と会談した宮澤喜一首相は2ヵ月後に内閣不信任。1989年2月、ブッシュ(父)新大統領と会談した竹下登首相は4月末に退陣表明。森喜朗首相はブッシュ(子)新大統領と会談したが、既に退陣を表明、<死に体>だった。

<袋小路>――。同じ「日経」政治面のコラム<寸言>では公明党の大田明宏公明党代表がTBS番組で自民党に<苦言>を呈したとある。「政局話を凍結しろと。メーンストリートの景気、経済に論議がなかなかいかず、横道に入ったり、横道に入ったら袋小路だったり」――。国内、与党内でさえ論議が噛み合わない。横道や袋小路!オバマ大統領と<内容>のある会談ができるはずがない。「気もそぞろ」の「勘ぐり」が当たる「断末魔」だ。

「自民党は生き残れるか」――。麻生新総裁が誕生した直後の「朝日新聞」社説。「麻生氏が引き継ぐ自民党は、かつて経験したことのない危機にある。結党から53年、官僚機構と二人三脚で日本を統治してきた。麻生氏が直面するのは、まさに初代総裁の鳩山一郎氏以来の半世紀の間に積もり積もった様々な矛盾のツケなのだ。官僚との癒着、税金の巨額のムダ遣い、信じられない年金管理のズサン…」。見出しは<耐用年数が過ぎた>と厳しい。

「麻生総理と瓦解する自民党体制」――。「文藝春秋」(08年12月号)に掲載された学習院大の野中尚人教授の論文。「いかに首相一人が健闘しようとも『自民党システム』と『戦後自民党政治』は終焉を迎えた」(12頁)とズバリ。<終焉>の姿をいくつも描く。

「新・官僚亡国論――陸軍と霞ヶ関エリートの失敗」(「文藝春秋」(08年12月号)――。ノンフィクション作家・保坂正康氏。「年金不祥事、高齢者医療、事故米、そして増税…。彼らは日本を『第二の敗戦』に突き落とす」とズバリ!保坂正康は「昭和史七つの謎」「陸軍良識派の研究」「東條英機と天皇の時代」などの著者。「文芸春秋」の特集「昭和の陸軍、日本型組織の失敗」など一連の座談会でも半藤一利(昭和史研究家)とともに論陣を張る。

<東條英機の官僚体質>を「文藝春秋」11月号「新・官僚亡国論」の一節で指摘。「私は昭和前期(昭和20年8月の大日本帝国の崩壊まで)のあの戦争の実相を具体的に確かめ、そこからいくつかの教訓を学び、それを次代に活かそうとの思いで仕事を進めてきた」――。半藤一利が主宰する座談会シリーズ。全部熟読した。だから保坂正康の<思い>や<思考>はよく分かる。その保坂が<東條英機>を<官僚>と弾劾する。「ポツダム宣言」受諾を決めた御前会議3日後(8月13日)の東條の手記を読み、驚愕したのだ。

「私はすぐに二つの感想を抱いた。ひとつは、軍官僚としての東條には、敗戦という未曾有の事態に際しても、指導者としての自らの責任に対する反省がまったくないということ。もうひとつは、戦争指導にあたって三百万人余の国民を犠牲にしながら、その痛みに対して何の思いも馳せていない」――。保坂はこれを<官僚体質>と指摘する。

「官僚の無責任は時の政権の基盤をも揺さぶった。安倍晋三総理の辞任では社会保険庁の杜撰な年金記録が大きく足を引っ張ったことは間違いない。福田康夫総理も後期高齢者医療制度や事故米問題など官僚のいい加減な仕事で大きなダメージを受けた。一国の総理さえ振り回す存在になっていることに、ある不気味さを感じる。しかも総理が相次いで政権の座を去っても官僚たちは依然、霞ヶ関に居座り権力を振るい続けている」(135頁)――。
今回の<オバマ・麻生>首脳会談。「日経」社説は<外交当局>のお膳立てに疑問を呈する。

「政権が違うので単純比較はできないが、ブッシュ政権時代、小泉純一郎、安倍晋三両首相は最初の訪問でキャンプデービッドに赴いた。福田康夫首相はブレアハウス(迎賓館)に泊まった。麻生首相はワシントン市内のホテル――」。何か<おかしい>と思うのは火山だけだろうか。外交当局は「首相指示で精一杯やった。時期が悪かった」といいたいかも。だが「外交は内政に影響する。内政で苦境にある麻生首相は一定の浮揚効果を期待して早期訪米を求めたのだろう」と「日経」社説。これも<断末魔>ではないことを火山は祈る。
(平成21年2月27日)

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