火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

小沢一郎研究

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「問題があるとしたら、何でも役所に依存してしまう力量のない政治家が存在することである。情報も質問も役人に依存し、棒読みの質問しかできない政治家ばかりになると、役人の暴走を許す。横山ノック元大阪府知事のように、すべて漢字にはルビを振ってやらないと、棒読みさえできない人が政治をしたのでは、官が独りよがりになっても仕方がない。要は政治家に官をコントロールできる力量があるかどうかだ」――。「<役人>をコントロールするコツ」と題する福田内閣当時のある大臣の文章。彼、ほぼ毎日テレビに映る。

「国会は国権の最高機関と憲法で決められているだけあって、国会議員に与えられている権限を使えば、役所のコントロールはいくらでもできる」(舛添要一「永田町VS霞ヶ関」講談社・146頁)。だが「これが大臣の発言か」と国民の強い怒りを買っていたのが福田内閣の冬柴国交大臣と舛添厚労大臣。役人にコントロールされているのがミエミエだった。

「宙に浮いた年金、統合困難2千万件 公約実現は不可能」――。「社会保険庁は14日、5000万件の<宙に浮いた>年金記録の照合作業の結果を発表した。本人を特定できず、基礎年金番号への統合が難しい未解明記録は、昨年12月時点の推計の1975万件から2025万件に増加。全体の4割を占め、問題解決の時期も明示できなかった。政府・与党の『最後の一人までチェックして正しい年金を支払う』との公約の達成が不可能であることが改めて明確になった」とは朝日新聞(2008年3月14日)の記事。これが舛添大臣の正体。

「持ち主がほぼ特定できたのは1172万件にとどまった。社保庁は4月以降の対策も示したが、難航の最大の理由とされる『本人の記憶や申し出に基づき解決を進める』という<申請主義>を変えるには至らなかった。14日朝、首相官邸で開かれた『年金記録問題に関する関係閣僚会議』で舛添厚生労働相が報告。福田首相は『信頼回復のため国民の目線で作業を進めてほしい』と述べた」と記事は続くが、何とも情けない。<官僚主導>に実態だ。

「役人のズルイところは、常に自分たちに都合の良いデータしか出さない点である。こちらが要求しても、不利なデータは全部隠す。都合の良いデータだけ見た政治家は、なるほどと納得してしまうが、それでは霞ヶ関の術中にはまる。これからの政治家には反論できるだけの材料と頭脳が要るのだ。今まで私が体験した中で最も酷かったのは、社会保険庁だ。今日出してくる資料と昨日出してきた資料が違う。精査して『違うじゃないか』と追い詰めると、また違う資料を持ってくる。後ろめたいことがあればあるほど、都合の悪いデータを隠したがる」――。これも<舛添>大臣の言葉(199頁)。

舛添大臣のこの本。2007年5月7日が初版。この時、彼氏は参議院自民党・政策審議会長。まだ一年生議員だったのに、参院自民党で三番目の要職・政審会長に抜擢され、意気軒昂。青木幹雄参院自民党議員会長、片山虎之助参院自民党幹事長に次ぐ要職。威張って当然。だが厚生労働大臣になった途端、役人に牛耳られ、グーの音も出ない。火山、怒った。

「小泉内閣以来、自民党が進めてきた改革の本質は何か。基本的な図式はよく言われるように、『霞ヶ関対永田町』である。官僚によって、役人天国が形成され、今や、官僚が国政を操り、国を私物化しているという批判は、ある意味で正しい。官僚主導を本来の政治主導に戻し、国民のための政治に戻さなければならない」(舛添・2頁)――。

正直に言おう。火山、舛添要一の「霞ヶ関VS永田町」(講談社)を読んで感心した。だがこの夏の総選挙で<政権交代>が起こった。明治維新以来の<大変革>だ。自民党は<下野>!舛添大臣も麻生首相とともに総辞職。後を民主党の鳩山由紀夫と長妻昭に託した。

<脱官僚依存>を掲げる<鳩山>内閣。目玉「国家戦略室」は副総理の菅直人の担当。菅が厚生労働大臣を務め上げた体験を活かして書いた「大臣」(岩波新書・1998年5月)を読んだ火山、11年前に大いに共感した。菅直人には存分にウデをふるってほしい。

「大臣」(岩波新書)には、官僚に取り込まれ、操られる大臣の実態が克明に綴られている。「日経」(9月17日)は「ベテランを要所に」「論客抜擢、突破力期待」と大見出し――。
だが「日経」は「識者はこう見る」と同じ紙面に配置。「小沢幹事長の一元権力体制」(増山幹高・政策研究大学院大学教授)。「政権担当能力の懸念払拭が狙い」(岩井奉信・日大教授)と解説するのも忘れない。マスコミの通弊。今に<吠え面>をかくな、と火山は怒る。

「<軽やか>な首相の戦い」――。1面を飾る「日経」政治部長・宮本明彦の囲み記事。
「新党さきがけ時代の同僚議員がしばしば思い起こす鳩山由紀夫首相の記憶がある。1994年、下野していた自民党が社会、さきがけ両党と手を組んで政権奪回の工作をしていた時、難題の一つは社会党の委員長だった村山富一氏が、首相就任を拒み続けたことだった」と始まる。この時、やおら議員バッジを外した鳩山由紀夫が「あなたが受けてくれなければ、私はこれを外します」と言い出し、説得したという。政治部長が言いたいのは次――。

「いま、その鳩山首相に期待するのは、過去のいきさつも、人間関係も、場合によっては政治的なコミットメントさえもさらりと超えてしまう軽やかさである」――。9月13日(日)「時事放談」(TBS)に出演したジェラルド・カーティス(コロンビア大教授・政治学)も同じ意見。普通の常識とは異なるが、<政治通>の知恵。今、評判の橋下徹大阪府知事。「しがらみがない。スピード感。大阪を愛している」(読売新聞大阪本社社会部編著「橋下主義」)の3条件で選ばれた。詳細は別に書く。大切なのは<説得力>。<墨守>ではない。
(平成21年9月17日)。

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