火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

小沢一郎研究

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「内閣の要所に幹部級の政策通を配し、党務は小沢一郎幹事長に任せる新政権の布陣は、政治刷新に向けた熱意を伝える。少なくとも総裁選候補者の層の薄さを見れば、自民党ではこのレベルの人事はできないと思う。スタートを切った鳩山政権に期待したい」。
今朝9月17日「毎日新聞」1面に掲載の政治部長・小菅洋人氏の「署名記事」。火山が目を通した今朝の「朝日」「読売」「産経」「日経」など他4紙を大きく抜く出色の記事だ。

「新政権は<政官業>のしがらみの外に身を置き、何が必要かの優先順位を決めて、少子高齢化に不安におののく市民生活に安心感を与えてほしい。この際、自民党政権下で定着してしまった政治家=利権のイメージも払しょくできるはずだ」と続く。素晴らしい。

「政策の現場での戦いが始まる。ミスター年金、長妻昭氏は厚生労働省のしがらみの中に飛び込んだ。民主党が国家プロジェクトと位置付ける年金記録漏れの解決は容易ではない。後期医療者制度の廃止、最低保障年金の創設など厳しい制度設計が待ち構えている。弱者どうしのパイの配分にも及ぶ。厚労行政に絡む既得権益の調整は、一刀両断にはいかない。官僚との対立構図を作るだけでは制度は動かせず、『野党だから文句が言えた』の反証に期待する」。賛成!求められるのは役人批判ではなく、役人をリードする政治の言葉の力だ。

「果敢に<チェンジ>貫け!まず行政の大掃除を」――。「毎日新聞」の<社説>!他4紙も読んだが、「毎日」がダントツ!「政権交代は衆院選で多くの有権者が民主党に、さまざまな<チェンジ>を期待し、一票を投じた。当面、混乱も予想されようが、それを恐れず、新政権には果敢に政治の刷新に取り組んでもらいたい」と説く。火山も同じ思い。

「小泉内閣以来、自民党が進めてきた改革の本質は何か。基本的な図式はよく言われるように、『霞ヶ関対永田町』である。官僚によって、役人天国が形成され、今や、官僚が国政を操り、国を私物化しているという批判は、ある意味で正しい。官僚主導を本来の政治主導に戻し、国民のための政治に戻さなければならない」――。驚くなかれ!これは麻生内閣でも厚生労働大臣を務めた舛添要一の「霞ヶ関VS永田町」(講談社)の一節だ。

この本が出版された2007年5月27日当時、舛添要一は参議院自民党・政策審議会長。まだ一年生議員だったのに、参院自民党で三番目の要職・政審会長に抜擢され、意気軒昂。青木幹雄参院自民党議員会長、片山虎之助参院自民党幹事長に次ぐ要職。威張って当然。だが厚生労働大臣になった途端、役人に牛耳られ、グーの音も出ない。火山、怒った。
「消えた年金」「消した年金」――。厚労省をコントロールできなかった大臣(政治)の責任は大きい。その舛添からバトンタッチを受けるのが、なんとミスター年金の長妻昭だ。

「長妻厚労相の就任は、厚労・社会保険庁の官僚にとっては『最も恐れた人事』だ。社保庁幹部は『マニフェストにはたくさんの公約が書かれているが、どの辺にメスが入るのか…』と不安を漏らす。社保庁に籍を置いた経験のある厚労省幹部は『下馬評では厚労行政に明るい仙谷(由人)さんだったのに、なぜひっくりかえったのか。長妻さんは野党として事件を探る能力はすごいが、大臣としての能力は未知数。国会で守りの答弁を見てみたい』と皮肉たっぷりに語る」(「産経」9月17日朝刊)。官僚の特色を捉えた面白い記事だ。

「手堅さ優先の人事」――。「毎日」の社説は「鳩山首相には派手さよりも手堅さをアピールすることで、初の政権交代に対する国民の不安を払しょくする狙いがあったのだろう。一方、党内実力者の小沢一郎幹事長に批判的だった仙谷由人元政調会長を行政刷新会議の担当相に起用したのは『閣僚人事でも小沢氏の影響力が強まるのではないか』といった声にも気を使ったと思われる。(中略)総じて言えば気配り方人事だ」と続ける。火山も同感。

「私たちはまず、旧来の行政の悪弊を絶つことが新政権の役目だと考える。つまり、行政の大掃除である。目に余るムダ遣い。『省あって国なし』のタテ割り行政。前例踏襲主義。政治家、官僚、業界のもたれ合い。ここからの脱却は既得権益とはしがらみのない新しい政権だからこそ可能であり、政権交代の大きなメリットでもあるからだ」――。

「閣議を事前におぜん立てしてきた事務次官会議を廃止する点も注目したい。会議は全員一致が原則で一省庁でも反対すれば成案がえられず、改革が進まない要因と指摘されてきた。廃止されれば首相や閣僚の権限は間違いなく強まるはずだ」と社説は続く。大賛成!

火山が他の「社説」を褒めないのは、まだ始まってもいない「鳩山政権」に、いろいろ不安を並べ、注文をつけるからだ。その点でも「毎日」は立派。「鳩山首相が会見で『試行錯誤の中で失敗することもある』と認めたように確かに不安を抱えた船出だ。だが選挙で与党を代える政権交代の仕組みを日本に定着させるためには一度は通らなくてはならない道だ。来年7月には参院選も待っている。鳩山政権に必要なのは、それまでに一つでも二つでも『政治は明らかに変わった』と国民が感じられる実績を示すこと」と結ぶ。凄い!

最後に<外交>。前駐レバノン特命全権大使・天木直人「さらば外務省」(講談社)―私は小泉首相と売国官僚を許さない―を火山は読んだ。火山も外務省を信用していない。
「読売」の特別編集委員・橋本五郎が鳩山首相に「三つの注文」を書く。「第二は<変節>を恐れるな、ということ。特に外交・安全保障問題は国益に直結します。インド洋での給油活動から撤退するなら、代案を示さなければなりません。現実的になることに躊躇すべきではありません。説明すれば国民も納得してくれるでしょう」。そう!外交に限らない。
(平成21年9月17日)

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火山さん、内閣に政策通を配するなど新政権の布陣は小生には
改革を盾に何だか無茶が罷り通るような気がします。

新政権で何が必要かの優先順位を決めたり、少子高齢化のに不安に
おののく市民生活に安心感を与えることはそれが先決問題かも。

最低保障年金の創設、省あって国なしのタテ割り行政。
いずれも聞いたような言葉ですが、政治家、官僚、業界のもたれ合いの
総合作品と思います。

”さらば外務省“により売国官僚を許さないなんて、小生の浅い見聞では
あまり大きなことは言えませんが、公務員の売国行為は無いでしょう。

みんな 国家の利益の為に熱心な方たちです。
火山さんは外務省を信用していないようですが、横から見た小生の見解は
そうなんです。

小生が日本の成り行きに関心を持つのは20年から25年の時差をおいて
そのようなことが韓国でそのまま全てが再生されているからです。

制度、法律、建築、自動車、流行まで。
ただ、一つ“日本の共産党は日本の国家利益に副うため存在する”を除いて。

2009/9/18(金) 午後 10:48 lsk*4*8

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テレビは<つけっ放し>。新聞は全紙!火山、ご近所や交際範囲の反響を注視していますが、丸い地球さん、恐縮ですが、<杞憂>です。日本人の感覚では、鳩山内閣、極めて順調です。

外務省は残念ですが、悪しき官僚の典型!岡田外務大臣が「日米密約」にメスを入れる。ツボを心得た着手です。

大丈夫!日本は健康な方向へ、力強く第一歩を踏み出しています。火山、自信を持って、太鼓判を押します。

しがらみがないから大胆にできる。スピード感も重要。そして<友愛>!友愛の本質は<多様な価値観>の<共生>!どうぞ、ご安心ください。

2009/9/19(土) 午前 0:05 [ kom*_19*7 ]

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火山さん、杞憂でしたか。
しがらみがないから大胆にできるのが最大の力ですネ。
いつも親切なご説明で、本当に有難うございます。

2009/9/19(土) 午後 9:16 lsk*4*8

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「丸い地球」さん!火山がずっと研究してきたテーマ。たくさんの史料・文献を読み、分析・思考を繰り返してきました。

本日、「『明治維新』以来の<大改革>!<脱>官僚で『事務次官会議』廃止!(政権交代・4)」を投稿しました。

2009/9/19(土) 午後 10:24 [ kom*_19*7 ]


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