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「『民主党政権』に初の審判が下る参院選」――。今朝6月24日(木)の「日経」社説。
「民主、複数区で上積み」「自民は保守層を死守」と「政治面」に見出しが躍る。だが火山、マスコミの不勉強、政治家を自称する「政治屋」のウソ、デタラメに、神経が尖る。
「今回の参院選は、菅首相や野党・自民党が提起した消費税の10%に引き上げる問題が最大の争点となる」と「社説」は語る。だがお立会い!問題なのは「財政再建」であって「消費税」ではない。「財政再建」=「消費税」であるかのような<空気>こそ、問題なのだ。
「空気」とは「日本を支配する『ステルス(見えざる)複合体』(官僚・政界・財界・マスコミ・学会に東大法が張り巡らした強いネットワーク)が創り出す<相場観>」――。
「空気が読めない(KY)」と総理大臣でも消されてしまう。それが有名な<KY首相>!
♪大仏や 藤と橘 咲き競ふ(火山)
「平城遷都」の頃、藤原京を支配していたのは藤原不比等。「大化改新」の中臣(藤原)鎌足の息子。「律令体制」の内実は「天皇の祭り上げ」=「藤原支配の確立」。その藤原氏に果敢に挑戦したのが、天皇系の<橘諸兄>――。母親は不比等の後妻。光明皇后は<異父妹>。彼(諸兄)が争った藤原4兄弟は不比等の息子。諸兄を抹殺した<仲麻呂>は4兄弟トップ<藤原武智麻呂>の息子。<恵美押勝>と名乗って後に権勢を極める。
興福寺は藤原氏の「氏寺」。春日大社は「氏神」――。その藤原 支配を転覆させようと企画されたのが<大仏><東大寺>建立だったのだ。「万葉集」も諸兄が<勅撰>を狙う。
古代最大の軍閥<大伴>氏を味方につけた諸兄は「大伴家持」に東大寺建立の資金集めや「万葉集」の編纂を委ねた。だが梅原猛に言わせると、晩年の「家持」は滅び行く諸兄一族と組んだことを後悔しながら死んでいったらしい。68歳まで生きた家持だが、42歳で「新しき年の始めの初春の…」と詠んだのを最後に、歌作を辞める。橘の没落を予見した。
家持は29歳、越中守となり、「東大寺建立」資金集めに精励する。この越中(富山)時代に盛んに「時鳥」(ほととぎす)の歌を作る。幸福を告げる時鳥が「藤」に来るのか、「橘」に来るのか、家持は迷いに迷って数多くの「時鳥」の歌を詠んだと梅原猛。紹介は割愛…。
「藤か橘か」――。「参院選」も火山、気が気ではない。「鳩が迷走」を極めていた頃、火山は「『<参院選>で民主を大勝させよう!』アタマに来た<火山>のブラック・ジョーク――」(5月26日)…と投稿した。「惨敗」必至、意気消沈の「民主党議員」を<刮目>させ、<気合>を入れようと考えた。「政権交代」=「脱官僚依存」には<長期政権>しかない。菅直人も「大臣」(岩波新書)で「短命」が「諸悪の根源」と指摘している。
竹中平蔵が「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」(骨太の方針2006)を掲げた時「2011年度までに国・地方のプライマリー・バランス(PB)を黒字化する」が目標。
2003年はPB赤字<19.6兆円>の最悪期。安倍内閣の2007年に<4.4兆円>赤字まで縮小。だが2008年の福田政権で<5.2兆円>赤字の悪化。政権運営能力が低下した2009年の麻生政権では<13.1兆円>赤字。さらに<拡大・悪化>した。そこで…
「税金のムダ削減」をマニフェストにした民主党が「政権交代」を実現。だが2010年度「予算」のPB赤字は<22.9兆円>!さらに悪化。<麻生>政権は一次補正までで<14兆円>のPB赤字。鳩山政権は<2.7兆円>執行停止。「子ども手当」などで<10.8兆円>の公債発行。当初予算と一次補正で<23.8兆円>のPB赤字。二次補正で税収<9.3兆円>不足。結局<33.1兆円>PB赤字。当初<13.1兆円>の赤字が補正を加え<20兆円>も悪化した。2009年度は「政権交代」後の<過渡期>としても、過去最悪――。
問題は、この「赤字平気」体質だ。菅直人夫人<伸子>さんは「週刊朝日」(6月26日号)によれば菅政権「最強のブレーン」…。「夫に期待することは『公務員改革』などの内政」という。早い話が「公務員人件費2割削減」。元鳥取県知事の<片山善博>慶大大学院教授は「地方公務員の給与も問題。控えめに見ても、諸手当を除き民間の<1.5倍>高」――。
「政権交代は『労組の天下取り』だった〜こんなはずではなかった。鳩山小沢政権『労組支配』の実態」(「文藝春秋」5月号)――。筆者は「産経新聞記者」。「正論」と思う。
「『輿石(東・参院議員会長)を早くつぶせ。それがみんなのためだ。地元を回っていると結構突っ込まれる。民主党政権へ失望の声が多いんだ』。3月半ば、非労組系の鳩山政権の政務3役の一人は、日本教職員組合(日教組、組合員数30万人)の『ドン』と呼ばれ、今や小沢一郎幹事長の『側近中の側近』である輿石氏を批判した」(112頁)。
火山は「生涯を労働組合運動に捧げよう」と思ってメーカーに就職した。だが今や自治労、日教組、社保庁労組、郵政労組などの<横暴>は許せない。「労働者の敵」だ。
火山は「貧乏だから…」、ケチで「消費税増税」に反対しているのではない。今回の<菅発言>!どう考えても「ステルス複合体」主導の<相場観>形成――。「脱官僚依存」の<初志貫徹>のためにも、絶対に譲れない。そう「覚悟」している。
「日本労働組合総連合(連合、組合員総数約680万人)を最大の支持母体とし、小沢氏が専制を敷く民主党では、組織の論理は絶対である。唯一、声を上げたのが生方幸夫副幹事長だった」(「文藝春秋」112頁)――。小沢氏の意向を忖度、<生方解任>に走ったのが、高嶋良充筆頭副幹事長(自治労、組合員約90万人)というから呆れる。菅直人さん、「お覚悟を!」――。火山の主張、この一点に尽きる!いかがでしょうか。
(平成22年6月24日)
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日教組発の亡国が近づいています。
関連情報、TBいたします。
2010/6/29(火) 午後 8:15
「オノコロ」さん、国民が賢くなれば、決して亡国にはなりません。
正しい世論形成に、ご尽力ください。
2010/6/30(水) 午後 8:18 [ kom*_19*7 ]