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「大気中のCO²濃度は、中国・インドなどの暴走する経済成長によってぐんぐん高まり、今年も最高記録を書き換えていますね。CO²温暖化説が正しいなら、CO²が増えて、なぜ地球が冷えるのですか」(広瀬隆「二酸化炭素温暖化説の崩壊」集英社新書・9頁)――。
広瀬隆が行った講演会。気象庁がインターネットで公表している「気温データ」で確認できる「温暖化」否定の情報を、日本人の99%が調べもせず、理解しようともしていない。
「イギリスのBBC放送はじめ、全世界で気温が下がっていると大きく報道されているにもかかわらず、日本の新聞とテレビがまったく」(10頁)報道しないから、と広瀬隆。
広瀬隆は1943年東京生まれ。作家。早稲田大学卒業。エネルギー問題について原発から燃料電池まで精力的に研究している。「世界金融戦争」「世界石油戦争」(以上NHK出版)、「アメリカの経済支配者たち」「アメリカの巨大軍需産業」「アメリカの保守本流」「資本主義崩壊の首謀者たち」(以上集英社新書)など著書多数。要するに信頼できるジャーナリスト。
「2008年5月25日〜29日に日本地球惑星科学連合で『地球温暖化の真相』と題するシンポジウムが開催された。この学会は、地球に関する科学者共同体の47(現在48)学会が共催する日本国内最大の学会であった。ここで、地球科学者、物理学者、天文学者たちが『CO²温暖化説』を批判して数々の実証データと理論を示し、大半の参加者が『CO²温暖化説を信じない』という議論を展開した」(広瀬・14頁)
では「CO²温暖化説」を推進したのは誰か。驚くなかれ、アメリカ民主党の大統領候補者(2000年)だった<アルバート・ゴア>。ゴアはビル・クリントン大統領時代の<副大統領>――。もの凄い大物だ。彼の著書「不都合な真実」が「CO²温暖化説」を国際的に普及させた「国連のノーベル平和賞受賞者『気候変動に関する政府間パネル』(IPCC――Intergovernmental Panel on Climate Change)」(広瀬・13頁)の<聖書>というのだから、呆れる。ゴアを一躍「英雄」にさせた「京都議定書」(1997年12月)は何だったのか。
「2001年のIPCC報告書の起草者の一人アラバマ大学の著名な気象学者ジョン・クリスティ教授は『気象衛星から何百万というデータを集めて解析すると、地球温暖化を示す兆候はまず全くない』『IPCCが気温データを集めた世界中各地の気象観測所では、エアコンの前で測定したり、ジェット機の噴射を浴びる場所に温度計を置くなど、デタラメだらけ』と2009年来たびたび発言、アメリカ議会で証拠写真を示して証言してきた」(24頁)。
「2010年1月にはIPCC議長のラジェンドラ・バチャウリが、温室効果ガスの排出権取引で莫大な利益を得ている銀行の顧問を務めていただけでなく、この取引で多国籍企業とエネルギー業界が生み出す資金を、バチャウリ自身が理事長・所長を務める『エネルギ―資源研究所』に振り込ませていた醜悪な人間であることが発覚した。この温室効果ガスの排出権取引とは『金持はCO²をたくさん出してもいい』という馬鹿げた『地球を愛する』ルールなのである」(広瀬。37頁)。
「NHKが『2008年9月9日に北極の氷が史上最小になった』と、けたたましく報道した」(88頁)。「NHKスペシャルでは、一組のシロクマ親子を追跡して、これが死んだ、温暖化の被害だと大々的に報道した」(89頁)――。広瀬はこれを疑い、自分で克明に調査する。
「赤祖父(俊一。米国アラスカ大学「北極圏研究」の第一人者)氏主催の国際北極圏研究センターの正確な海氷データを調べてみると、北極海の海氷量は、その半年の3月には例年より大量に存在したことが、分かって、NHK報道部の作為的な扇動ニュースに過ぎないことを知った。2009年5月下旬には、北極海は過去7年で最大量の氷で埋めつくされているのだ。読者は安心してください」(88頁)――。
ではシロクマ親子はなぜ消えたか。「原住民エスキモーは、生活の糧として年間400頭のシロクマを狩猟しているのだ。報道部ともあろうものが、これほどのことしか知らなかった、ではすまされない問題ではないか」(89頁)――。辛坊治郎ではないが、本当に「メディアには、アホがいっぱい」(辛坊治郎「日本経済の真実」幻冬舎・4頁)。
「イギリスの裁判所・高等法院が、アルバート・ゴアの『不都合な真実』が『グリーンランドをおおう氷が融けて、近い将来に水面が6メートル上昇する可能性がある』と危機訴えたことに対して、まったく科学的裏付けがないとの判断を下して、学校でのこの映画の上映に警告を発した」(96頁)――。ウーン。だが温暖化で海水面は、上がるのだろうか。
「北極の氷が融けると騒ぐ大人がいるので困るが、グラスに入れたアイスコーヒーの氷が融けて、液体があふれ出すだろうか。氷をグラス一杯に入れて、氷が融けても、なぜあふれないのだろうか。氷が水に浮くのは、氷の比重が0.92で水より軽いからである。水はほかの分子と違って不思議な性質があり、固体の氷になると体積が膨張する。したがって氷が融けて水になると、逆に体積が小さくなる。北極海の氷は、海面に浮かんでいるので、すべて融けても海面は上昇しないのだ」(87頁)。ウーン、恐れ入った。知らなかった。
「欧米のメディアは『灼熱のペテンが破綻する』(ワシントン・タイムズ)。『気候変動を論ずる学者グループは今や全く支持されていない』(ウォールストリート・ジャーナル)。『気候の“同意”が崩壊』(ニューヨーク・ポスト)と、IPCCがおこなってきた悪質な気温データ捏造を次々と暴き出した」(26頁)。いかがでしょう。CO²温暖化はウソだ。
(平成23年7月14日)
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2011/7/14(木) 午後 3:17 [ kom*_19*7 ]