火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

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東京文化会館の「優勝者コンサート」。昨年8月の「東京音楽コンクール」第一位の<若手>が<日本フィルと共演>する。金管、木管、弦楽、声楽、ピアノの5部門の競演。

2時開場。でもカブリツキ希望の火山。50分前に着いた。もう数十名並んでいる。げっ。日本酒をチビチビ舐めながらブッシュ政権の元テロ対策特別補佐官リチャード・クラークの「爆弾証言」を読み始めた。<9・11からイラク戦争へ>――なぜアルカイダが出現、9月11日にアメリカを攻撃したか。

出演者のうち3人は知っている。昨夏<ブルッフの 浮かびて消える 蝉しぐれ>と詠んだ弦楽。ピアノの優勝者は<木枯らしの 曲も弾き手も 凛として>と庭園美術館で<冬のショパン>を弾いた。だからカブリツキ<1列16番>に席を占めた。司会は朝岡聡。テレビ朝日の元<看板アナ>。クラシックに造詣が深い。

最初のトランペットはハイドン。ただ一人の男性。インタビューに<動転しています>と控え目。超一流の日本フィルと共演した。「将来の夢…」と聞かれ「オケで吹きたい」。なんてささやか。<21世紀の日本を背負う若手を発掘>というコンクールなのに…。
次はフルート。なかなかの麗人。イベールを吹いた。8歳の時「オケとコンチェルトを…」と夢見たという。今日<満願>。笑顔がこぼれんばかりだった。

弦楽優勝はヴィオラ。昨夏、<ブルッフの 浮かびて消える 蝉しぐれ>と火山が応援したヴァイオリンの夢を砕いた女性。紫のイヴニングが決まっている。バルトークを弾いた。
多くの出場者を全部抑えた優勝。よほど抜きん出ていた…」と朝岡アナ。「いえ…」と長身で細め。はにかんで見せたが、相当なツワモノと見た。

休憩を挟んでソプラノ。後ろの男の子が「わあ、眩しい」と叫んだ。ギンギラギンのドレスで「恋のアリア」を4曲歌った。プリマドンナの貫禄十分。
最後がヴェルディ。「シチリア島の夕べの祈り」から<許されぬ恋の成就>を歌った。朝岡アナの解説ではこの後一転悲劇が訪れるという。「哀しい恋、嬉しい恋、様々な人生を演じられて感無量です。もう死んでもいい」とはオーバーな。でも眩しいほどの美女。

最後が待望の<ショパン>。真紅のイヴニングが眩しい。至近距離のコンチェルト1番。天女の舞みたい。第一楽章が終わって会場から異例の拍手が響いた。変幻自在。素晴らしい。朝岡アナが「<ピアノをやって良かった>と思ったでしょう」。彼女、頷いた。彼女のために東京文化会館が「モーニングコンサート」を企画したという。絶対来る。

弾き初めの 巣立つ朝(あした)に 光りあれ(火山)

(平成17年2月6日)

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