火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

政権交代の政治経済学

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「田中真紀子文部科学相は9日の記者会見で、来春開学予定の3大学をいったん『不認可』とした問題について『結果として関係者にご心配、ご迷惑をおかけした』と初めて陳謝した。政府関係者は田中氏と藤村修官房長官が協議した席で、事務方から『(不認可とすれば)訴訟の可能性があり、負けるリスクがある』との指摘が出たにもかかわらず、田中、藤村両氏が不認可に踏み切ったことを明らかにした。野田佳彦首相もこの方針を了承した」(「産経」・11月10日)――。ここに出てくる「政府関係者」とは<何者>か。

「グーグル」で検索してみた。「ニュース用語で、『政府高官』とか『政府関係者』…あと、側近とか幹部など、誰を指しているのか」――。やっぱり…と、火山アタマにきた。
「『政府高官』…各省庁の局長クラスのことが多い。局長以下は、□□省筋となる。『政府筋』…内閣官房副長官のケースが多い。3人いるが担当分野により特定可能」――。これが「ベストアンサー」に選ばれた解説。文脈と立場を考えると、各省庁の局長クラスが濃厚。

「勝ったと思った」と<傲慢不遜>を決め込んだのは「札幌保健医科大学」理事長の吉田松雄。自分たちが踏んできた手続きへの反省はないのだろうか。審議会の答申が出されたのは、11月1日。その前から勝手に、生徒の募集を始めたり、教職員を採用したり、校舎を建てたり…。迷惑や犠牲が出ることを考えていなかったのだろうか。リスクを承知で、<先行投資>を進めていたというならまだしも文科官僚の言いなり。何の疑問も持たない。こんな姿勢が官僚を<増長>させる。それとも文科省<局長>が文科<相>に勝ったのか。

「大学の乱立に歯止めをかけて教育の質を向上させたい」――。「(田中文科相は11月2日)、こう述べ、初めて大学設置・学校法人審議会の答申を覆し、3大学を不認可とした自らの判断に間違いがなかったことを、身ぶり手ぶりを交えて強調した。設置審の答申を尊重して認可するという、戦後長く続いてきた認可手続きについて『事なかれ主義』と切って捨て、自らが進んで『劇薬』となって改革に臨む姿勢をアピールした」(「産経」・11月7日)。

「田中文科相は、委員29人中、22人が大学関係者で構成される設置審をやり玉に挙げた。『いい意見は出されるのだが、数カ月に1回しか開かれていない』と、委員構成に加え、議論時間の少なさも問題と指摘した。さらに3月末までに大学新設を申請、10月に設置審の答申を受けて認可され、翌年の4月から開学となる現行システムについても『極めて不自然だと思っている』と疑問視。『認可されてから(校舎の)工事を始めるなり、教授を呼ぶなりというのなら分かるが、なぜかとっくにビル(校舎)が建って…』」(「産経」・同)。

「『不思議だと思わないのか。どこからかサインが出てたんでしょうかね』と真紀子文科相は皮肉ったが、身内の民主党や省内からも『開学ストップはやり過ぎ』『野党や世間から集中砲火を浴びる前に軌道修正すべきだ』との声が上がり、四面楚歌…」(「日経」・11月7日)。「渋る文科相を説得。副大臣ら3大学に配慮を」(「読売」・7日)と各紙も報じる――。

「勝ったと思った」と胸を張っているのは本当は<文科官僚>なのではないか。「官邸、文科相を止めず。『そうしたことは大変結構で、私もかねがねそう思っていました』(官房長官)。『そのまま推し進めてください』(首相)」と内幕を「読売」(7日)は暴露する――。

「ステルス(見えざる)複合体」とは自民党元幹事長・中川秀直が「政治生命」を賭けると宣言した「官僚国家の崩壊」(講談社。2008年5月30日初版)で暴露した「日本の中枢に巣食う<劣化>エリート集団。東大法を中核とした<政官学報業>の複合体」のこと。中川秀直は、この<書>が原因で失脚した。安倍晋三の「突然の<政権>投げ出し」も、実は「ステルス複合体」の狙い撃ちが原因。「KY(空気の読めない)首相」のレッテル。<空気>を作るのは<霞ヶ関>!上杉隆「官邸崩壊」(新潮社。2007年8月25日初版)。

古賀茂明「日本中枢の崩壊〜日本の裏支配者が誰か教えよう」(講談社。2011年5月23日初版)にも詳しい。古賀茂明は<脱藩官僚>!今は「大阪維新の会」のブレーンの一人だ。
何を言いたいのか。野田佳彦内閣が霞ヶ関の<傀儡>であることがミエミエとなってきた。
野田と藤村の二人の<事前了解>を獲得したはずの田中真紀子が「ステルス複合体」に<完敗>。民主党が掲げたはずの<脱>「中央集権・官僚支配」は、どこへ消えたのか。

「野田は代表戦で初当選した昨年8月、輿石を三顧の礼で幹事長に迎えた。だが、その時は『輿石幹事長は1年限り』と決めていた。党を固め、1年後に代表再選を果たしたら、若い幹事長を起用して衆院選体制にギアチェンジするつもりだった。その考えは輿石に間接的に伝えてあった。だが1年たち、党内情勢はギアチェンジの余裕がなくなった。野田にとって最悪のシナリオは、離党者が大量に出て、衆院で過半数を失うこと。離党ドミノを止めるには、輿石に頼るしかない」(「文芸春秋」12月号。赤坂太郎)――。

「野田は幹事長を続投させ、衆院選挙は先送りのメッセージを送った。この時以来、野田と輿石の力関係は逆転。事実上の輿石政権になった。10月1日の内閣改造も輿石人事だった。幹事長代行、国対委員長として輿石を支えた樽床伸二、城島光力らを閣内に推薦。輿石の同世代の田中慶秋も、入閣した。城島や田中は、内閣情報調査室や党の『身体検査』でイエローカードが出ていたが、それを理由に入閣させない気力は野田にはなかった。

一連の人事は『滞貨一掃』『冥途の土産』などと酷評され、田中は懸念通り、就任後わずか三週間で辞任に追い込まれた。最近の野田は元気がない」(「文芸春秋」・赤坂太郎)――。
(平成24年11月13日)

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