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「自民、過半数の勢い。民主は半分以下も。第三極、浸透に遅れ」(「日経」12月6日)…。日経によれば「16日に投票日を迎える第46回衆院選の序盤情勢を探るための全国世論調査を実施した。全480議席のうち自民党は過半数を確保する勢いで、公明党との政権復帰の可能性が高まっている。民主党は激減し、公示前勢力(230議席)の半分以下になりかねない。日本維新の会が比例で勢いをみせるが、第三極の各党は全国での浸透が課題になっている」――。火山始め国民・有権者を裏切った「民主党」を<惨敗>させたい。
「自民復活、民主壊滅、維新どこまで伸びるか」「鳩山元首相、菅前首相に有権者の怒り爆発」――。3ヵ月前の9月3日、火山が買った「週刊文春」(9月6日号)。「解散目前!総選挙300選挙区<当落予測>ザ・ファイナル」のリード。「『危ない大物』田中真紀子、海江田万里、原口一博、小宮山洋子」というのもあった。「文春」<9月>の予測では「自民・236」「民主・89」「維新の会・58」「みんなの党・33」だった。つまり――。
「自民、過半数の勢い。民主は半分以下…」(今回「日経」)は9月からの<流れ>――。当時の火山ブログ(9月)には自民<総裁選>の予測があった。僅か3ヵ月前でも「今昔の感」!――「自民党<長老>から見放され、『<谷垣>は推薦人が20人に足りない』。次の総選挙で『自民<復活>は確実』とあって『自民党<総裁>が<総理>になる可能性が大』――。石破茂、石原伸晃、町村信孝、林芳正らが『政権奪取』に向け、動き始めた。安倍晋三を押す連中、『大阪維新の会』と連携を模索する議員もいるらしい」と続く…。
「町村は『あなたの出番は必ず来る。今回は自重してほしい』と同じ派閥の安倍をけん制。でも安倍は引かない。石原も谷垣を支えるべき<党幹事長>だが、出馬意欲は満々。しかも<長老>のお気に入りでもある。政界の<権力>闘争は甘くない」と続く。でも日本人特有のヤッカミ…。「幹事長のクセに<総裁>の谷垣を見限るのか」とアシを引っ張る向きもあり、「石原も『幹事長である限り、総裁を支える』と言わざるを得なくなった」――。そして今は、結果が出た。石原も石破も安倍に負けた。だが日本は今後<どう>なるか。
「民主、支持層が離反。自民、都市部も復調」――。「日経」(12月6日)総合面の見出し。
「小選挙区で自民が安定した戦いを進めるのは中国、四国、九州など。2009年の前回衆院選で民主が自民を議席数で上回った宮城、岐阜、奈良などでも今回は自民が先行する。福岡、高知、愛媛などでは全選挙区を独占する勢い。議席を6割も減らした前回選とは逆の方向に『振り子』が振れる様相だ。自民は東京、埼玉、千葉、神奈川など首都圏でも優位に戦いを進める。東京18区では自民元職が、民主党の菅直人前首相と横一線…」(「日経」)。
この4都県の小選挙区、「71選挙区のうち前回、自民は9選挙区しか獲得できなかったが、今回は50を超す選挙区でリード」という。「民主が伸び悩んでいる背景には無党派層の動向が絡む。前回選では無党派層の多くが民主に投票し政権交代の原動力となったが、今回はマニフェスト(政権公約)違反や、相次ぐ党分裂などが民主離れを招いている。支持層も固めきれていない。小選挙区の動きをみても、民主支持層で固めているのは5〜6割。中には3割程度にとどまる選挙区もある」(「日経」)――。民主党よ、思い知ったか!
「<経済再生>競争か格差縮小か。円安・株高進む」――。昨6日の火山の投稿(ブログ)。主な政党の<成長率>公約を比較、火山は<自公民>には“×”。「日銀の独立性」でも<3党>は“×”――。なぜか、「官僚主導」が見え隠れ、<利権>に切り込む<覚悟>が見えない。特に<民主>がヒドイ。「“自民”以上に自民」がプンプン。何が「自民以上」か。安倍晋三の「日銀持込を“禁じ手”」と攻撃。財務官僚の利権を守る、傀儡ぶりがミエミエ。
「人気取りの政治に惑わされるな」(「日経」社説・12月4日)。「3年4ヵ月前の前回選で民主党は小選挙区の直接対決で自民党を213勝46敗と圧倒した。自民党の野党転落は1993年にもあったが、ここまで鮮やかな主役の入れ替えは日本の政治史では例がなかった。世論は民主党政権を熱狂的に歓迎した。すぐに民主党の実務能力の欠如や人材不足が露わになった。問題は民主党が政策的にバラバラな人々が寄り集った選挙互助会だったこと。内政では保守とリベラル、外交では親米と親中が同居。難しい決定は先送りばかり」――。
「この選挙が私たちに突き付ける問いは多い。まずは野田佳彦首相。ひいては3代にわたる民主党政権にどんな審判を下すかだ」と社説。「混乱の原因となった財源の裏付けに乏しいマニフェスト(政権公約)発表してのガバナンスの弱さがうかがえた。結局、消費税率の引き上げを巡り党は分裂。衆院解散後も含め約70人もの衆院議員が党を去った」と続く。
「民主党は<政策的>にバラバラな人々が寄り集った<選挙互助会>」と「社説」の指摘。これこそが<核心>=<問題の本質>と火山は見る。「党利党略」「議員エゴ」「省益」が永田町と霞が関に横行している。社説は「ガバナンスの弱さ」と書く。だが「利権争い」を調整できない。「決められない政治」と言った方がピンとくる。「今回はお前が泣け」と言えない。火山が総理なら「<消費増税>は凍結」(財務省は泣け)。「TPP推進」(JAは泣け)。「脱原発」(原発ムラは泣け)。「公務員人件費2割カット」とハッキリ宣言する。
「<脱>円高・デフレ」(日銀と財務省は泣け)と<決断>する。「名目成長率<4%>以上。インフレターゲット<2%>」も<公約>する。これは「政策」ではない。「既得権益」への<切り込み>!「<聖域>なき改革」だ。「<痛み>を求める相手は<国民>ではない。日本中枢を支配する『ステルス(見えざる)複合体(政官業学報の癒着)』なのだ。
(平成24年12月7日)
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吉田茂、岸信介、池田勇人、田中角栄、中曽根康弘、小泉純一郎…。功罪様々、器の大小もある。だが時代を動かし、変えた政治家はいる。
政党が人材を育てた歴史は存在する。民主党には、それがなかった。好悪は別として、小沢一郎は「一人でできる」最後の政治家だったかも知れない。だが<日本の裏支配者>(元通産官僚・古賀茂明「日本中枢の崩壊」講談社)が潰した。検察もグル。
政権交代と重なった逮捕は偶然だろうか。実は安倍晋三も潰された。「公務員改革」に取り組んだことが致命傷になった。いまだに後遺症が祟っている。
<ぽちゃ>様、日本のステルス複合体=政官業学報の癒着=裏支配者は一筋縄では行きません。だから火山は書く。「地元に民主主義を」!「この国民にして、この政府あり」(福沢諭吉)。
大事なのは朝ドラ「純と愛」のダンテの言葉。「希望・自信・愛」…。本当は<自信>は<信仰>らしいのですが…。
2012/12/8(土) 午後 2:06 [ kom*_19*7 ]