火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

安倍政権に期待する

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「2006年に第1次安倍晋三内閣が発足した直後の衆院各党代表質問。幹事長だった中川氏が『今回の安倍内閣の布陣は、経済成長と財政再建が矛盾するものではないとの安倍経済政策、アベノミクスの基本哲学をひしひしと感じる』と指摘したのが最初である」(「日経」・5月12日。<風見鶏>)――。「中川氏は自民党内で、経済成長と小さな政府を志向する『上げ潮』派の代表格だった。中川氏の造語であるアベノミクスは上げ潮はとほぼ同義だ」と「風見鶏」は続く。「経済成長と小さな政府」!これは「自己責任」に通じる。

「小泉革命」が目指した「郵政民営化」――。小泉・竹中路線が「官邸主導」の中核として活用した「経済財政諮問会議」が与謝野馨によって骨抜き、変質させられるとともに台頭してきた亀井静香一派。郵政民営化にもブレーキをかけ、最近はTPPにも妨害を続けてきた。「弱肉強食」とか「対米従属」とか。「自己責任」が<悪>であると強弁。実際には「官主導」を利してきた。「既得権益」打破がモットーの火山。つねに立ちはだかったのが、亀井静香を代名詞とする、この<霞ヶ関>従属路線。「弱肉強食」攻撃は<隠れ蓑>――。

中川秀直「官僚国家の崩壊」(講談社。2008年5月30日初版)が出た時。「自民党元幹事長、政治生命を賭けた書」に共鳴、「日本の中枢に巣食う<ステルス複合体>」の暴露に絶賛を贈った。だが中川秀直は次第に色あせて行った。つまり「政治生命」を絶たれたのだ。

清水真人「官邸主導〜小泉純一郎の革命」(日本経済新聞社。2005年12月16日初版)には小泉・竹中コンビの「経済財政諮問会議」を巡る血みどろの<苦闘>が描かれていた。だか、ここには<祝杯>もあった。だがやがて色あせる。長谷川幸洋「官僚との死闘700日」(講談社。2008年7月30日初版)は「官僚支配に挑んだ<改革バトル>の真実」というが、安倍晋三政権の葛藤と挫折の物語。「朝日新聞」を筆頭とする<官報複合体>が安倍を追い落とす。小川榮太郎「約束の日〜安倍晋三試論」(幻冬舎)も同じ物語――。

「明確な理論と果断な実行力で日本を改造しようした政治家の、ドラマチックな挫折と葛藤――。これが「安倍晋三試論」の帯にある言葉。火山は、だから「朝日」は大嫌い。許せない。高橋洋一「財務省が隠す650兆円の国民資産」(講談社。2011年10月14日初版)。
高橋洋一は長谷川幸洋の盟友。共に極秘チームで戦い、一敗地にまみれる。しかし、この高橋洋一は、安倍晋三復活の1年前には、アベノミクスの真髄を語っていた。強烈な<白川日銀>批判。「円高・デフレ」の元凶を鋭く解き明かしている。

高橋の鋭いところは「野田佳彦政権は財務省<傀儡>」と喝破。<国対>出身の安住淳<財務大臣>起用から、自民・公明との<3党合意>に至る財務省シナリオの脅威を見抜いていたこと。野田もまた<国対>出身。どう転んでも<野田>増税路線は見えていた。だから「増税不要!今すぐ使える300兆円」を指摘。<世界に冠>たる「650兆円の国民資産」を暴露した。高橋洋一は「元大蔵省理財局資金企画室長」なのだ。

正直に打ち明けよう。火山は某有名私大<経済学部>出身。実は「官僚との死闘700日」の長谷川幸洋と同じゼミ。彼氏の16年先輩。もちろん面識もある。一昨年、NHK教育テレビに登場した「一週間de資本論」の講師<的場昭弘>神大教授とはゼミの幹事仲間。
「アベノミクスとTPPと日銀人事で何が変わるか。ご一緒に考えてみませんか」とは、この火山<様>が去る4月27日。<ゼミ>の恒例イベント<フォーラム>で火山が「基調報告」をしたテーマ。的場昭弘教授とも、ゼミの席で意見交換、懇親会で酒も飲んだ。

経済学徒でアベノミクスを語る。「講演」(基調報告)もした。だがその火山も安倍晋三が「輪転機を回してジャブジャブ」「国債の日銀買い取り」と言い出した時は<唖然>とした。
だが講演の準備で専門書を読み漁り、再び唖然。2008年9月のリーマン・ショック直後から金融政策を大転換した英国は<4倍>!米国も<3倍>!EUも<1.9>倍もマネタリーベースの供給を急増させた。知らぬは火山に限らず、日本のメディアや政治家ばかり―−。
日本の常識は世界の非常識だった。あの韓国でさえ<1.6倍>というから、アタマに来た。

「この代表質問(2006年)で中川氏は『成長戦略の第一歩はデフレからの完全脱却であると考える』とただしている。安倍氏は構造改革の成果などをあげて『未来の明るい展望が開けてきた』と応じつつ、日銀に対しては『引き続き金融面から確実に経済を支えていただくことを期待している』と述べるにとどまっている」(「日経」・5月12日)――。

もちろん、この時点はリーマン・ショック以前。だから安倍晋三も<リフレ派>の転じてはいない。でも今度<日銀副総裁>となった岩田紀久男はずっと以前から「日銀批判」の急先鋒。今や世界に非常識となった「日銀流<白川>理論」と大論争を展開していた。だが火山も不明だった。<ゼミ講演>で「福沢諭吉は<実学>を説き<経済学>を重視していた」と並み居る「ゼミ先輩・後輩<大学教授連>」に噛みついたが、犬の<遠吠え>さえもやってこなかった。日本の学会やメディアの閉鎖性にはウンザリだが、火山も同罪だ。

「中川氏が名付け親なら、金融緩和を第1の矢に据えたアベノミクスのスポークスマンを自称するのが自民党の山本幸三衆院議員である。安倍氏を議員連盟の会長に担ぎ出し、リフレ派に染まらせた。第2次安倍内閣がロケットスタートを切り、国内外の金融機関関係者が頻繁に訪れる。日銀批判の急先鋒が一躍、時の人となった」(「日経」・12日)――。
「09年衆院選で自民党が大敗したのは、長年のデフレで国民生活が貧しくなったのが原因。放置した日銀の責任は重い」と山本幸三。でも「歴史の審判」とは何か。再び考えたい。
(平成25年5月21日)

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