火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

英語の独習

[ リスト ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

あの<べらんめぇ>調で<歯切れ>のよい<江戸っ子>の「坊ちゃん」――。それを<英語>に翻訳したらどうなるか。ワクワク…。そう思えたら、あなたは相当<知的>な人!

実は数年前、火山は酔った勢いで英文「坊ちゃん」を買ってしまった。「そんなの、あるの?」――。それがあったのです。当時の火山、英語の学習にずいぶん入れ込んでいた。横浜・伊勢佐木町の<有隣堂>の洋書売場を眺めていた。そうしたら変な英語があった。<Botchan>! 「えっ、これ何…」と思ったのがきっかけ。<衝動買い>してしまった。訳者は<Alan Turney>。出版は「講談社インターナショナル」――。だがそれっきり忘れてしまった。ムダ使い――。

ところが火山ご愛用NHKテレビ「今から出直し英語塾」(大杉正明先生)がそれを思い出させてくれた。さる8月8日(火)の放送です。「長い間英語を勉強し、また教えてきた経験から、英語学習の基本は『読む』ことだと痛感します。学生時代に読んだ英米の小説や劇、エッセイなどが私の英語の重要な部分を作ってきたと思います。同時に日本の小説を読むことで『日本語の力』を高めることも必要です」――。大杉正明先生の言葉。火山も<賛成>だ。

慶大教授で落語家でもある荻野アンナさん、火山が横浜・野毛の「にぎわい座」で<語学上達>のコツを質問したら、「日本語に強くなることです。仏文科の学生に<仏文和訳>ではなく<和文和訳>の勉強をしなさいといつも言っています」と答えた。予想通りだった。さてお立会い! <出だし>の部分から行きましょう。

「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分、学校の二階から飛び降りて一週間程度腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない」――。

<親譲りの>は<inherent>と訳すそうだ。<生まれつき>という意味。一語ですむという。<無鉄砲>は<reckless>!<無茶な>という意味。<reckless driving>(無謀運転)というように使うそうだ。さて英訳。なかなかの<名訳>のようだ。

<Ever since I was a child, my inherent recklessness has brought me nothing but trouble.Once, when I was at primary school, I jumped out of a second-story window and couldn’t walk for a week. Some of you may be wondering why I did such a rash thing. There was no particularly deep reason.>――。<子供の時から損ばかりしている>は<has brought me nothing but trouble.>――。「トラブル以外何ももたらさなかった」という、実にウマイ。見事だ。

<一週間程度腰を抜かした事がある>は<couldn’t walk for a week.>。「腰を抜かした」を直訳しても英語では通じない。<歩けなくなった>とはこれも凄い。<なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ>も名訳がついている――。<Some of you may be wondering why〜>! 凄い。<may be wondering>には喝采したくなる。さて次――。

「新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである」――。
<It was just that, as I stuck my head out of a second-floor window of the new block, one of my classmates jeered at me and said, “You’re always bragging, but I bet you couldn’t jump from there. Yah! Sissy!”>――。<弱虫やーい>は<Yah! Sissy!”>とは痛快だ。<sissy>とは<女々しい男><意気地なし>という俗語。これもウマイ。

次に<清への手紙>――。「きのう着いた。つまらん所だ。十五畳の座敷に寝ている。宿屋へ茶代を五円やった。かみさんが頭を板の間へすりつけた。夕べは寝られなかった。清が笹飴を笹ごと食う夢を見た」――。これも実に痛快な<英訳>になっている。

<Dear Kiyo, I arrived yesterday. It’s a useless place. I’m sleeping in a room fifteen feet by eighteen. I gave a five-yen tip to the landlady. She got down on her knees and bowed so deeply that her forehead touched the floor. I didn’t sleep well last night. I dreamed you were eating Echigo sweets, bamboo-grass wrapping and all.>――。

<つまらん>を単に「退屈な」(boring)などとせず「何もいいところがない」「しょうがない」という意味の<useless>をしたところがニクイ。畳の<何畳>を「何フィート×何フィート」という言い方に言い換えている。<fifteen feet by eighteen>で「15フィート×18フィートになる」――。

「来年の夏は帰る。今日学校へ行ってみんなにあだなをつけてやった。校長は狸、教頭は赤シャツ、英語の教師はうらなり、数学は山嵐、画学はのだいこ、今に色々な事を書いてやる。さようなら」――。
< I’ll be home next summer. I went to school today and gave all the teachers nicknames. The headmaster is the Badger, the second master is Redshirt, the English master is the Green Pumpkin, the mathematics master is the Porcupine and the art master is the Clown. I’ll write and tell you more news soon. Goodbye.>――。凄い。
では<お後がよろしいようで…>――。
(平成18年9月25日)

「英語の独習」書庫の記事一覧


.
kom*_19*7
kom*_19*7
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
友だち(24)
  • けんた
  • 海洋文化交流・貿易振興
  • reikotamaki
  • 俊ちゃん
  • いちご
  • nitoro
友だち一覧

過去の記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事