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「米国が核合意離脱を決めたことで、いよいよイラン戦争が始まりそうだ。更に言えば、北朝鮮との和平が加速すればするほど、イラン攻撃が近くなると見てよい。(『未来を見る!ヤスの備忘録連動メルマガ』高島康司)。ついに『中東有事』勃発か。北朝鮮とイランの情勢は連動している。アメリカが『イラン核合意』から離脱。5月8日、トランプ大統領は公約通り、2015年にイギリス、フランス、ドイツ、そしてロシアも参加してイランと締結した核合意からの離脱を発表した」と<高島康司>メルマガ「未来を見る」(5月13日)――。
「IAEA(国際原子力機関)による度重なる<査察>によって、イランの<核兵器>開発の事実がないことはハッキリしていたが、<イスラエル>の言い分を<鵜呑み>にしたトランプ政権は、イランが未だに核兵器開発を秘密裏に行っているとして、核合意から一方的に離脱した。そして、最大限の<制裁>をイランに課すとしている。本来、これは5月12日には発表されるとしていたが、4日も前倒しで行われた」(メルマガ)…。
「イラン戦争は間近か?発表とまさにタイミングを合わせるように、イスラエルによる攻撃が一斉に始まった。まず8日にシリアの首都、ダマスカス南部のキズワにあるイラン革命防衛隊も使っている基地が攻撃され、イラン人8名含む15名が死亡した。兵器を輸送しているイラン革命防衛隊が標的にされたようだ。またシリア北西部の都市、イドリブ西部でも大きな爆発があった。そしてダマスカス西部のアル・カスラでも攻撃があった。ダマスカス南部のジャバール・アルマネーでも同様の攻撃があった模様」(メルマガ)…。
「4月13日のトマホークによる攻撃を実質的に撃退したシリア政府軍やイラン革命防衛隊が攻撃されているのは、イスラエル空軍機がアメリカ軍機のトランスポンダーを偽造、アメリカ軍機のように見せかけて攻撃しているからと見られている。シリアでは今、反政府勢力を支援するアメリカ軍とシリア政府軍を支援するロシア軍は同じ空域を飛行している。
両軍は、それぞれの軍機を識別するトランスポンダーという信号を使い、両軍が戦闘状態になることを回避している。アメリカ軍機のトランスポンダーであれば、シリア政府軍もロシア軍も攻撃を控えている。イスラエルは今回この取り決めを悪用、アメリカ軍のトランスポンダーを偽造して飛行している。そのためシリア政府軍やイラン革命防衛隊の防空システムが作動できないようにしているのだ」(メルマガ)…。
「加速する戦闘準備。またレバノン上空では、アメリカ軍にエスコートされたイスラエル軍機によるシリアの偵察飛行が増加している。これは、イスラエルによるシリアの大規模な攻撃が近い可能性を示唆している。そして、イスラエル軍が偵察しているレバノンの同じ空域では、ロシア軍の戦闘機がイスラエル軍機を牽制するかのようにジグザグに飛行しているのが記録されている。またイスラエル軍のF15戦闘機に給油するための空中給油機も待機していることが確認された」(メルマガ)…。
「更にシリア南部のシリア領でイスラエルが実行支配しているゴラン高原では、イスラエル軍の予備役召集が開始された。この命令は今のところゴラン高原だけだが、イスラエル全土に拡大される可能性もある。またゴラン高原の防空シェルターに、いつでも住民が避難できるよう、シェルターの扉の開放が指示された。そしてシリアと国境を接するイスラエル北部のすべての病院には、戦争警戒体制でもっとも水準の高い『レベルC』が発動された。
これらの動きはイスラエルがイランによる報復を想定、それに準備していることを示している。またイスラエルは、シリアではなく先頃選挙で圧勝したヒズボラが支配するレバノンを先に攻撃、レバノンのヒズボラの拠点の壊滅を狙う可能性も指摘されている。そして5月9日、シリア領でイスラエルが実行支配しているゴラン高原に、シリア側のイラン系武装勢力の基地から、20発のミサイルが打ち込まれた。イスラエルがこれに報復したものの、どちらの攻撃でも死傷者はいなかった模様だ」(メルマガ)…。
「このためもあってか、戦闘は限定的なものに止まり、拡大する気配は今のところないようだ。このような状況は4月13日に行われたアメリカ、フランス、イギリスによるシリア攻撃の時よりももっと悪い状況ではないかとの見方も多い。それというのも、4月13日の攻撃では事前にロシアはアメリカにシリア領内で攻撃してはならないロシア軍の軍事施設を事前に通知、アメリカ軍がこれを攻撃しない限り自制する構えであった。
それに対しイスラエルが主導する今回の攻撃では、事前の取り決めがないので、ロシア軍が活発に動いている。最悪な状況ではロシア軍機とイスラエル軍機、またはアメリカ軍機がシリアの空域で戦闘状態になる可能性もある。いずれかの軍に死者が出た場合、これがもっと大きな戦争の引き金になる可能性は否定できない状況になるかもしれない」(メルマガ)…。
「アメリカ軍の地上部隊にも動き。このような中、アメリカ軍の地上部隊も動いている。既に4月から4000名のアメリカ軍がヨルダンのシリア国境付近に展開している。これはヨルダン軍との共同軍事演習のためと説明されていたが、演習が終了しても撤退する気配はない。これはこれから始まるイランの報復に対応するための展開ではないかともいわれている」(メルマガ)――。「迫りくる大暴落。戦争刺激経済」(副島隆彦。徳間書店)…。5月25日、火山が購入。「イランと北朝鮮は結びついている」という。
残念だが、紙幅が尽きた。この後、すぐ「続編」に取り組む…。乞う、ご期待――。
(平成30年5月31日)
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