火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

英語の独習

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愉快なコラムを読んだ。日経「あすへの話題」。筆者は著名な分子生物学者。ある国際学会、初日の出来事を話題にしている。例によって、学界を主導する世界的な重鎮科学者がキー・ノート・アドレス(基調講演)を行ったという。「神妙に聞き耳をたてる聴衆たち。当然だが、国際学会の使用言語は英語。重鎮はおもむろに話し始めた。『科学の世界の共通語は英語ではありません』。会場は水を打ったようにシン。重鎮はドイツ系スイス人」――。英語はあまりうまくない。というよりヘタ?

「まさか、いまさら、科学はドイツ語に限る、なんてのたまうんじゃないだろうな。重鎮が次になんというか、視線が一斉に集中した」と続く。うまい!見事なイントロだ。さて!「『科学の世界の共通語は』一呼吸おいてから彼はこういった。『へたな英語(poor English)です。私のようにね。世界中からお集まりの皆さん、どうか活発な議論を交わしてください』。すばらしい開会宣言に会場は大きな拍手につつまれた」――。面白い。傑作だ!

ドイツ系スイス人<重鎮>のスピーチも素晴らしいが、コラム「あすへの話題」に紹介した分子生物学者はもっと立派。恐らく彼氏も<poor English>なのだろう。だからこの話題の<ユーモア>に気づいた。素晴らしい。だがこの後がもっと傑作。学界で小耳に挟んだ<小話>という。猫とネズミの<2ヶ国語>(バイリンガル)談義だ――。

ネズミがネコに追いかけられた。ネズミはとっさに小さな穴に逃げ込んだ。図体の大きなネコは入ってこれない。ネズミはそこに<篭城>を決め込んだ。ネコは外にいる。「誰か助けに来てくれないか」。その時、外でワン!ワン!ワン!とイヌが吼えた。「シメタ、ジョンがネコを追っ払ってくれた」。ホッとして外へ出たら、ネコに噛みつかれた。瀕死のネズミが口惜しく叫んだ。「あれっ、ジョンはどこ?」。勝ち誇ったネコが言った。「きょうび、2ヶ国語くらいは話せないとね」(爆笑)――。だが確かに<バイリンガル>は重要だ。

<語学>好きの火山。高校時代、NHKのラジオ講座をフル活用。1年から英語、2年からドイツ語を加え、3年でさらにフランス語を加え、3ヶ国語を必死に勉強していた。よく時間がやりくりできたと思うが、火山の高校、第二外国語の授業があり、火山はドイツ語を履修していた。いわば英語とドイツ語は当然、勉強していたのだ。それが幸運。サラリーマン人生で、英語もドイツ語も使う必要に迫られたことはなかったが、なぜか英語だけはラジオを聞き続けていた。でも趣味の余技。しょせん遊びだった。

だが状況が一変したのがグローバリゼーション。<国際的大競争時代>の到来だ。コンピュータで有名な<F社>から派遣されてきたトップが、教育部長だった火山に「社員全員をTOEIC(世界共通の英会話能力検定)600点以上にせよ」と命じた。仰天!全社員と簡単にいうが、電機メーカーの当社、工場がある。そこに中卒の工員が1000名以上も働いている。日本全国80カ所の支店、そこに1000名以上の国内営業要員がいる。彼らが英語に接するチャンスは今まで皆無に近い。人事部の火山だってそうだったのだから。

57歳になっていた火山。それでも1年かけて全社全部門の幹部を口説き落とし、英語ブームを巻き起こした。あらゆる機会、手段を尽くして<自学自習>の習慣を育成、2年後、火山59歳。全社約6割<1800名>に、TOEICを受験させた。もちろん自分も受けた。<600点>というが、仕事で一人でも海外出張ができるというレベル。簡単ではない。火山はそれでも初回から<705点>。全社でも20位以内に入った。海外事業部の連中も相当数受験したのだから、ちょっと自慢できる。トップはいわゆる帰国子女。

<860点>を突破すると、ネイティブと様々な分野で、コミュニケーションがとれると言われるレベル。もちろん火山も目標にした。定年後、本気で取り組んだ。アルク社の「ヒヤリング・マラソン」は「年間<1000時間>、シャワーを浴びるように英語を聴く」のがコンセプト。火山はナント2000時間に挑戦。3年間頑張って、63歳で目標をクリア。だが笑うなかれ、夢見たバイリンガルは実現しなかった。

<読む><聴く>はまあまあ。だが<話す><書く>はダメ。TOEIC受験も、実際は<聴く><読む>が問われる。<勘>が要求される。猛スピードでテストは進行する。考えていては勝負にならない。瞬発力が決め手。だが、しょせん<聴く><読む>だけだ。

でもネコが誇らしげに口にしたように、確かに「きょうび、2ヶ国語くらいは話せないとね」というのは本当だ。無我夢中で訓練を重ねただけの成果はあった。定年前後から家内とずいぶん<海外旅行>――。「英語が世界共通の言語」になったお蔭で火山、得をした。楽をした。たとえ<poor English>でも間に合う。その自信たるや――。

英語が使えると思うと、ドイツ語も、イタリア語も、中国語、ハングルもOK。韓国のソウル旅行した時、明洞(みょんどん)の商店街で、ハングルを使いまくった。得意だった。ところが中年の店員が言った。「ダンナ、日本語、通じるよ!」。げっ!家内に言った。「どうして日本人って、わかったのかな」「バカね。どこまでウヌボレが強いの!」――。

イタリアに到着した空港の両替所。順番が来た火山、イタリア語を使って小銭まで両替。終わった途端に、ツァー仲間から盛大な<拍手>が来た。高校時代から、ラジオ講座で鍛えた火山。耳、発音はいいらしい。その上、カンツォーネは大好きなのだから。「赤ワインを機内で<8杯>飲んだドイツ語会話術」というのもあります。なんちゃって!
(平成20年8月12日)

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