火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

時事放談

[ リスト ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

「<酒やめてかはりになにかたのしめといふ医者がつらに鼻あぐらかけり>。歌人、若山牧水は酒がやめられなかった。朝2合、昼2合、夜4合。日に一升近くやってしまう。アルコール<依存症>である。▼<酒やめむそれはともあれながき日のゆふぐれごろにならば何とせむ>。やめたい心はあっても、やめられない。苦しかっただろう。苦しいからなお酒か。43歳でこの世を去るが、主治医が不思議なことを書いている。死臭がしなかった」(「東京」コラム<筆洗>・6月20日)…。朝2合、2合、夜4合。日に一升近く――。凄い!

「山に行けば、『幾山河(いくやまかわ)越えさり行(ゆ)かば寂しさの終(は)てなむ(ん)国ぞ今日も旅ゆく』と口ずさみたくなる。海に向かえば、『白鳥(しらとり)はかなしからずや空の青海のあを(お)にも染まずただよふ(う)』が浮かんでくる。また、独り酒を嗜んでいる時は、『白玉(しらたま)の歯にしみとほ(お)る秋の夜の酒はしづ(ず)かに飲むべかりけり』が自然に口に上る」(「榎戸誠の情熱的読書のすすめ」から)――。

<若山牧水>=「1885年(明治18年)8月24日〜1928年(昭和3年)9月17日」は戦前日本の歌人。本名・繁。宮崎県東臼杵郡東郷村(現・日向市)の医師・若山立蔵の長男として生まれる。1899年(明治32年)宮崎県立延岡中学校に入学。短歌と俳句を始める。18歳のとき、号を牧水とする。由来は『当時最も愛していたものの名二つをつなぎ合わせたものである。牧はまき、即ち母の名である。水はこの(生家の周りにある)渓や雨やから来たものであった』」(ウィキペディア)…。

1904年(明治37年)早稲田大学文学科に入学。同級生の北原射水(後の白秋)、中林蘇水と親交を厚くし、『早稲田の三水』と呼ばれる。 1908年(明治41年)早稲田大学英文学科卒業。7月に処女歌集『海の声』出版。翌1909年(明治42年)中央新聞社に入社。5ヶ月後に退社。尾上柴舟の門に入った。1911年(明治44年)創作社を興し、詩歌雑誌「創作』」を主宰する。この年、歌人・太田水穂を頼って長野より上京していた後に妻となる太田喜志子と水穂宅にて知り合う。1912年(明治45年)友人であった石川啄木の臨終に立ち合う。

同年、喜志子と結婚。1913年(大正2年)長男・旅人(たびと)誕生。その後、2女1男をもうける。1920年(大正9年)沼津の自然を愛し、特に千本松原の景観に魅せられて、一家をあげて沼津に移住する。1926年(大正15年)詩歌総合雑誌「詩歌時代』」を創刊。この年、静岡県が計画した千本松原伐採に対し、新聞に計画反対を寄稿するなど運動の先頭に立ち、計画を断念させる。1927年(昭和2年)妻と共に朝鮮揮毫旅行に出発、約2ヶ月間にわたって珍島や金剛山などを巡るが、体調を崩し帰国する」(ウィキペディア)――。

「翌1928年9月に日光浴による足の裏の火傷と下痢・発熱を起こして全身衰弱、急性胃腸炎と肝硬変を併発して9月17日に沼津市の自宅で死去する。享年43。沼津の千本山乗運寺に埋葬される。戒名は古松院仙誉牧水居士。牧水の死後、詩歌雑誌『創作』は歌人であった妻・喜志子により受け継がれた。長男・旅人も歌人となり、沼津市立若山牧水記念館の第2代館長をつとめた。短歌の弟子としては、長谷川銀作・大橋松平・黒田忠次郎・大悟法利雄・山下秀之助などがいる。自作の短歌の揮毫を多数制作しており、書家としても知られる。

簡潔に2人(父・牧水と母・喜志子)の出会いとその結果が描かれているが、著者は更にこう付け加えている。『小枝子は牧水の官能を激しく惹きつけ酔わせた。小枝子によって女の情熱のはなやかさ、嫋々たるあわれとはかなさを知らされていた牧水は、最初喜志子の土の匂いのする素朴で真摯な生き方に戸惑ったのではないだろうか。しかし喜志子は貧しさに耐えながら、牧水の短歌を、旅を、――酒をさえ――理解し支えつづけ、牧水にとって二なき人となった』。

自らの父と母、そして父の最初の運命的な<恋>の相手について書かれた文章として、これは心に沁みるすぐれた文章である。ここには公平な、成熟した判断と評価がある。それはたぶん、著者が、父牧水、母喜志子、とくに母から受けついだ美質によるものであろう」(ウィキペディア)」(ウィキペディア)…。

「<43歳>でこの世を去るが、主治医が不思議なことを書いている。死臭がしなかったという。<斯(かか)ル現象ハ内部ヨリノアルコホルノ浸潤ニ因(よ)ルモノカ>。痛々しく悲しい。▼ある趣味も一線を越えれば<依存症>という紛れもない<病>であると世界保健機関(WHO)がこのほど認定した。テレビやオンラインなどのゲームである。▼ゲームのやり過ぎで、日常生活をつつがなく、営めなくなる『ゲーム障害』。世界的に問題になっている」(「東京」(東京)コラム<筆洗>)――。

「▼ゲームをしたい衝動が制御できない。家族、仕事に大きな支障があってもゲームを優先する。本来は楽しむべきゲームに縛り付けられ身動きが取れなくなっている人がいる。本人たちもつらいに違いない。疾病認定によって<治療法>を早期に確立したい。▼無理にゲームを奪っても効果はなかろう。気づいてもらいたいのはゲームより心躍る場面もきっとある日常の味か。牧水が見つけられなかった、<ゆふぐれごろにならば何とせむ>の何を探したい」(筆洗)…。オイオイ、参った。読み終わり、書き進めて火山、アタマを抱える――。

♪〜幾山河 越えさり行かば 寂しさ…。♪〜白鳥は かなしからずや 空の青…。火山も<牧水>に胸を焦がした時がある。青春の日々、♪〜若き血に燃え〜ていた頃――。「筆洗」氏は「依存症」を<ゲーム>になぞらえているが、これを<酒>に置き換えたら…。ウーン!
(平成30年6月20日)

「時事放談」書庫の記事一覧


.
kom*_19*7
kom*_19*7
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
友だち(24)
  • めで鯛布袋
  • けんた
  • くりゅぐ
  • nitoro
  • bug*nno*e
  • masa
友だち一覧

過去の記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事