火山の独り言

時ならめ 風に挑みて 鯉のぼり

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「『大義なし』と批判を受けても衆院を解散した安倍首相、『希望の党』代表に就き、総選挙参戦を表明した小池都知事。新党へ合流を決めた前原民進党代表…。永田町は今、大激震に見舞われています。彼らに『国民の顔』は見えているのでしょうか。メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新恭さんが首相の親衛隊と言うべき現役議員が語ったという呆れた『解散理由』を紹介するとともに総選挙の行方を分析、現政権の『国民を愚弄する政治』を断ち切る必要性を訴えています」と「まぐまぐ」(9月29日)――。

「米朝交戦を煽り疑惑隠しに躍起の安倍首相に小池新党はどう挑むのか。『リトル・ロケットマン』。『史上最も確信的な破壊者』。国連の会議場でトランプ大統領と安倍首相は北朝鮮の暴君をそのように罵った。対話は無駄。圧力しかない。波長が一致した両首脳。もはや彼の国の暴発を恐れる気分など吹っ飛んでいるかのようだ。ひょっとして安倍首相はアメリカと北朝鮮の戦争が再び始まり、<集団的自衛権>を行使するのも、やむなしと考えているのではないか。トランプ大統領をけしかけているのは安倍首相ではないか」(まぐまぐ)…。

「まさかと思うが、首相や副総理、一部自民党議員の言動を見ていると疑いたくなってくる。産経新聞によると9月22日夜、福岡市内で開かれた講演会で<青山繁晴>参院議員は集まった300人を前に<解散>の理由を次のように語ったという。米国と北朝鮮がいつ戦争になってもおかしくない。同盟国の日本が集団的自衛権の<限定>行使を容認した安全保障関連法を本当に使うのか、使わないのか。有事が起きる前に有権者の判断を問うためだ。

トランプ米大統領が北朝鮮と戦争するか、しないのか、米国案を持って11月初めに来る。だからその前に解散するしかない。開戦せずに米国が北朝鮮の<核保有>を容認する取引に応じるのが、日本にとり<最悪>のシナリオ。11月はじめにトランプ大統領が来日する。その時に開戦が決まるかもしれない。だから、衆院<解散>をその前に強行しておかないと、時機を逸するというのだ」(まぐまぐ)…。まあ、呆れた話。北朝鮮とトランプを利用する。

「まるで<開戦>を望んでいるかのように聞こえる。日米首脳も自民党右派も、北朝鮮の核ミサイルへの怒りが高じて感情のコントロールが利かなくなっているのではないか。もちろん北朝鮮の核保有を容認することはできない。だが米朝開戦こそ日本にとって惨禍を招く最悪のシナリオ。開戦か核保有容認かという青山氏の<二択>の設定は余りに短絡的だ。それにしても安倍首相が衆院を解散する決断をした理由について語る場面で、首相の親衛隊とでもいえる人物から<戦意>を煽るような発言が飛び出したのである」(まぐまぐ)…。

「首相の内心にも<不穏>な想念が浮かんでいるとすれば、我々国民は<総選挙>にも相応の覚悟で臨まなくてはなるまい。麻生副総理は朝鮮半島から10万人単位の難民が押し寄せることにも言及している。例のごとく意味不明な『難民射殺』発言はともかく、朝鮮半島有事の切迫を政府首脳が感じていることは確かだ。青山氏は日本会議のフロント団体とみられる『美しい日本の憲法をつくる国民の会』の代表発起人。あの森友学園で講演した<極右>論客で安倍首相との<パイプ>を自慢している人物の一人でもある」(まぐまぐ)――。

「シンクタンクの代表を自称、知ったかぶりして大げさに語るタイプではあるが、今や自民党の参院議員。しかも自民党福岡県第2選挙区支部の招きで講演したのである。解散総選挙を前にして支持組織の引き締めを図るためとはいえ、いい加減なことは言えぬはずだ。先の国連総会の一般演説におけるトランプ大統領と安倍首相の演説を振り返っておこう。

<9月19日、トランプ大統領>…。「自国や同盟国を守らざるを得ない状況に追い込まれたならば、北朝鮮を完全に壊滅させる以外選択肢はない」――。<9月20日、安倍首相>…。「不拡散体制はその史上、最も確信的な破壊者によって深刻な打撃を受けようとしている」。「必要なのは<対話>ではない。<圧力>なのです」。「全ての選択肢はテーブルの上にあるとする米国の立場を<一貫>して支持します」(まぐまぐ)――。えっ、唖然!

「安倍首相の発言について、ノンフィクション作家<柳田邦男>氏は以下のように深刻な<懸念>を9月23日の毎日新聞で表明した。『トランプのアメリカ』と運命共同体になることを<明言>した。『日本を米国と同列の攻撃目標にしなければならない』との<口実>を改めて<北朝鮮>に与えたことになる。多くの国民が同じ心配をしているのではないか。安倍首相と気脈が通じるといわれるトランプ大統領が安倍首相から『対話は無駄』『圧力しかない』とけしかけられれば、思う存分、金正恩氏を罵倒できるだろう」(まぐまぐ)…。

「朝鮮<有事>となれば甚大な被害が想定される国の首相がトランプ暴走に歯止めをかけるどころか、許可を出したようなもの。韓国は一時、人道支援を打ち出し北に配慮を示した。一方、日本は『圧力しかない』と強調した。しかも憲法解釈の恣意的変更で<集団的自衛権>行使ができるようにし、米国の戦争に加わる準備を既に整えている」(まぐまぐ)――。「憲法解釈の恣意的変更」…。「日本は『圧力しかない』と強調」…も<要>チェック!

さあ、お立合い!火山、敢えて長々と「元全国紙社会部記者<新恭>さん」のレポートを引用してきた。特にコメントを加えなかったが、<主旨>はほぼ賛成!安倍首相への懸念。小池都知事(希望の党)の「消費増税」凍結。「原発ゼロ」などへの姿勢…。火山も共有――。したがって今回の<総選挙>では「首相に<不穏>の想念があるとすれば<相応>の<覚悟>で臨むべき」との<新恭>さん(まぐまぐ)の<指摘>も共有している。「森友学園で講演した<極右>論客」という<青山繁晴>もマークしている。<柳田邦男>も好きだ――。
(平成29年10月3日)

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「『経済の再生』は2012年末に政権を奪回した安倍晋三氏が『一丁目一番地』と呼ぶ<最優先>課題だったはずだ。『アベノミクス三本の矢』はその<看板>政策。だが今なお矢は的を射ていない。『民主党政権時代に<デフレ>脱却、<円高>是正したか。できなかったじゃないか。だから今までの伝統的なやり方では駄目なんです』。4年10カ月前、安倍氏は当時の民主党政権と日銀を猛批判。政権交代が実現すると日銀が非伝統的な<異次元>金融緩和を導入、政府は大規模な<財政>出動を重ねた」と「毎日」社説(10月2日)――。

「しかし、物価上昇目標『2%』の達成に遠く及ばず、昨年9月には『アベノミクス加速国会』と名付けた臨時国会で事業総額28兆円の経済対策を打ち出した。それから更に1年たつが、『デフレ脱却へのスピードを最大限まで<加速>していく』(衆院解散を表明した9月25日の記者会見)と相変わらず『加速』のかけ声である。自ら最重視したデフレ脱却が5年近くたつ今も展望できないのであれば<責任>を取り退陣するか、間違いを認め政策の大転換をはかるか、いずれかを選択すべきだろう」(毎日)…。<デフレ脱却>こそ本命!

「それを目標の未達を理由に<追加>打ち出しては実行のため力を与えてほしいと有権者に請う。将来世代へのしわ寄せと引き換えに目先の状況の改善を演出する。いわば『ツケノミクス』が、その実像といってよい。確かに<為替>は円安に転じ、グローバル企業の業績が好転したことで<株価>が上昇した。政府によれば<景気>拡大は安倍政権誕生とともに始まり、今や戦後2番目の長さになったそうである。<実感>が乏しいとはいえ、経済の現状は決して悪くない」(毎日)…。「現状は決して悪くない」!アホか。これが元凶――。

「だが将来世代の財産の<先食い>や不人気な改革の棚上げなど、コインの裏側にも注目する必要がある。12年度末に705兆円だった国債の発行残高(国の借金)は今年度末、865兆円に達する見込みだ。高齢者や赤ちゃんを含む国民1人あたりで計算すると688万円になるというが、実際は今後細る一方の若年層に<しわ寄せ>は集中する。景気が良い時に、増税など財政の健全化を進めておくべきところ、首相は2度も<消費増税>を見送った。将来より<目先>を優先させたのだ」(毎日)…。アホか!<消費増税>の副作用を直視せよ!

「世界で飛び抜けて財政状況の悪い国がこのように<放漫>財政を続けると、普通は投資家の信頼が揺らぎ、長期金利上昇というブレーキがかかる。だが今は市場ではなく日銀が事実上、長期金利を決めている。ブレーキはないに等しく、政府はタダ同然で安心して借金を続けられる。日銀も政府の<ツケノミクス>に乗った。結果、日銀が保有する<国債>は12年度末時点の125兆円から<432兆円>(9月20日現在)に膨らんだ。値下がりの恐れがある資産であり、将来のどこかで経済危機の引き金となる危険を含んでいる」(毎日)――。

「『地方創生』『1億総活躍』『働き方改革』…。次々と登場する政策のメニューに今度は『人づくり革命』と『生産性革命』が加わった。『アベノミクス最大の勝負』(首相)だそうだ。将来世代へのツケは増えたが、成長率を大幅に押し上げられれば自ずと財政健全化は進む。都合のいい計算である。そして更にこの大勝負のため、お金を使うと言い出した。「10%への消費税引き上げで得られる収入の一部を人づくり革命の『安定財源』として振り向けるという」(毎日)…。フザケルナ!「財政再建」を遅らせる最大の<元凶>はこの「放漫財政」!

「もともと未来の世代に回す<ツケ>を軽減する目的の<増税>。他の目的に使えばツケがまた増える。では小池百合子・東京都知事が結成した希望の党は<ツケノミクス>脱却の旗手となるのか。10%への<消費増税>を景気回復の実感が得られるようになるまで<棚上げ>したいと考えているようだ。今さえよければ選挙にさえ勝てば。そんな政策を重ねた結果が<税収>15年分という、とてつもない額の借金(国債残高)ということを忘れてはならない」(毎日)…。もっともだが、最大の<悪徳>は「放漫財政」と「企業優遇」――。

「『生産性の向上が欠かせない』などの抽象論に陥るが、これは賃上げに消極的な経団連会長を諮問会議に入れている弊害ではないか。企業は<収益>が上がっているのに<賃上げ>に十分回さずため込んでいるのは明らかだ。アベノミクスが始まって以来、3年間で企業の内部留保(利益剰余金)は<73兆>4千億円も増え、合計で約<380兆円>に達した。そのうち現金・預金は約2百兆円もある。これに対し、<給料>はというと1年目は合計で3・4兆円減少…」と「東京」社説は続く…。これがアベノミクスの<足>を引っ張る――。

「(企業の<内部留保>が“3年間”で73兆4千億円も増えているのに)<給料>はというと1年目は合計で3・4兆円減少、2年目は4兆円、3年目は2兆円それぞれ増えたが、合計すると“3年”で2・6兆円しか増えていない」と更に続くからだ。これでは<デフレ脱却><景気回復>ができるわけがない。こんなの<ケインズ>経済学の“イロハのイ”!つまり<合成の誤謬>の“典型”…。<有効需要>不足の“典型”といってもよい――。

お立合いは<合成の誤謬>を、ご存じだろうか。最近のメディアは<先行き不安>を煽るのが“得意中の得意”…。だから“アベノミクス”<第三の矢>“成長戦略”がちっとも始動しない。いくら「設備投資」「人材投資」「貯蓄から投資へ」と叫んでも、<内部留保>や<家計貯蓄>が増えるだけ。「企業が“投資”を控える」…。ああ“ムダ遣い”を避け、<手元資金>が増えた。明日に備えた…。「家計が“消費”を控える」…。ああ“節約”できた。<貯金>が増えた。<老後>に備えた…。<個々>はトク…。だが<全体>では――。

これが<合成の誤謬>!“個々”の<節約>が“全体”では<有効需要>不足を招く――。
(平成29年10月3日)

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「先日、東方経済フォーラムに出席するためロシアを訪問した安倍総理。7日には19回目となる日露首脳会談が実施されました。しかし、それまでの話題に頷いて賛意を示していたプーチン大統領が一転、『北朝鮮問題』の話題になると無表情に。ロシアが北朝鮮問題に対して日米とは違う考えを持っていることの表れと見ていいのでしょうか。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』著者で国際関係研究者の北野幸伯さんが詳しく解説しています」と「まぐまぐニュース」(9月12日)…。題して「プーチン、北朝鮮問題を語る」――。

「皆さんご存知のように、安倍総理は9月7日、ウラジオストックでプーチン大統領と会談しました。日ロ関係のこともありますが、やはり気になるのは『北朝鮮問題』ですね。どうだったのでしょうか?『産経新聞』9月8日を見てみましょう。日露首脳会談でプーチン氏の振る舞いが一変したのは首相が<北朝鮮>の話題を取り上げた瞬間だった。『北朝鮮の問題を含め、地域の平和と安定に貢献するために話し合いたい』。首相がこう語りかけると、プーチン氏は頬に手を当てて<無表情>になった」(まぐまぐ)…。ああ、やはり、ね。

「経済協力などの進展を評価する首相の言葉には頷いて賛意を示したのとは正反対だった。プーチンは『無表情になった』そうです。『北朝鮮の話はしたくないぜ』ということなのでしょう。北朝鮮をめぐる日露の溝は大きい。更なる対北圧力を求める日本に対しロシアは制裁強化に<消極的>な姿勢を示す」(まぐまぐ)…。だが火山、このプーチンを支持したい。

「日本はアメリカと共に、圧力を強化したい。ロシアはこれに反対。首相は会談に先立つ東方経済フォーラムで核実験がウラジオストクから約300キロの地点で実施されたことを指摘、ロシアにとっても脅威であることを強調して翻意を促した。だがプーチン氏は会談後の共同記者発表で『核問題の解決は政治・外交的手段によってのみ可能だ』と言い放った。

安倍総理の『核実験はロシア国境から近い』『ロシアにとっても脅威』というのは殆ど説得力がありません。プーチンは『核問題の解決は政治・外交的手段によってのみ可能だ』と言い放った。もっと具体的にいうと日本はアメリカと共に『北朝鮮への石油禁輸措置』を目指しています。昔の『ABCD包囲網』を思い出させますね。プーチンはこれに反対しました。ここまでのプーチンの反応、RPE(筆者のメディア)の読者さんで驚いた人は一人もいないでしょう」(まぐまぐ)…。つまり、プーチンの主張は一貫している。説得力もある――。

「プーチンは経済フォーラムで<北朝鮮>問題について語っています。ロイター9月7日付から。プーチン大統領はウラジオストクでの経済フォーラムで『北朝鮮を怖がらせることは不可能だ』と指摘。北朝鮮は武器凍結の見返りとして制裁の終了をほのめかされているが、同国の立場から見れば、安全保障リスクの方が制裁終了によるメリットより重大だとした。少しわかりにくいですが、要は『核計画を凍結すれば、制裁を解除する』と『ほのめかされている』と。ほのめかしているのはアメリカでしょう」(まぐまぐ)…。<核計画>の死守!

「しかし、プーチンは『安全保障リスク>>>制裁終了によるメリット』と主張しています。なぜ?更に大統領は『北朝鮮には我々は経済制裁は課さない。だから暮らし向きは良くなり、おいしい料理が食卓に並び、もっと良い服を着ることができるようになると話している。ただ北朝鮮は次の段階(核計画の中止)は<墓場>への招待状と考えており、これに決して同意しないだろう』と述べた」(まぐまぐ)…。プーチンは北朝鮮に<恩>を売っている――。

「これは上の部分の解説ですね。<制裁>が解除されれば、景気が良くなり、うまいものを食べることができ、きれいな服も着られるようになる。しかし、制裁解除と引き換えに、核計画を中止すれば、それは『墓場への招待状』だと。なぜ、そういうロジックになるのでしょうか?リビアの故カダフィさんは03年、核兵器開発をストップしました。それで欧米との関係が一時良くなった。しかし、結局2011年、米英仏に攻撃された末、殺されています。こういう例があるので金正恩は『核計画は止めないだろう』というのです」(まぐまぐ)…。

「善悪論は抜きに、プーチンが言っていることと金正恩が考えていることは同じでしょう。では北朝鮮問題、プーチンは『どうすればいい』と考えているのでしょうか?大統領は北朝鮮問題は外交手段によって解決できるとの見解も示した。『外交手段によって解決できる』そうです。要は『話し合いで解決できる』と。プーチンは日米韓と北朝鮮の『落としどころ』をどう考えているのでしょうか? 現段階ではわかりません。今回の話、プーチンの正直な言葉でしょう」(まぐまぐ)…。ナルホド!火山も同感。日本のメディアももっと報道せよ。

そして、緩衝国家・北朝鮮が存続し続けることは『ロシアの国益』でもある。結果として、プーチンは<金正恩>を守ることになります」(まぐまぐ)…。これも理解できる。要は皆、<国益>で動いている。<戦略>の要諦は<先手必勝>!つまり<必勝>の条件を整備すべく、プーチンも金正恩も必死!当たり前だ。トランプも安倍も必死――。だがトランプも安倍も「時間のムダ遣い」を重ねている…。<外電>も酷く嘆いているようだ――。

I told Rex Tillerson, our wonderful Secretary of State, that he is wasting his time trying to negotiate with Little Rocket Man…。Save your energy Rex, we’ll do what has to be done! Being nice to Rocket Man hasn’t worked in 25 years, why would it work now? Clinton failed, Bush failed, and Obama failed, I won’t fail――。Rex Tillersonは米国のやり手の国務長官。Little Rocket Man(金正恩)などに「時間のムダ遣い」Save your energyするな。金正恩に過去25年、ナイスにしたのは無益。hasn’t worked in 25 years, ――。
(平成29年10月3日)

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「日銀が2日発表した9月の全国企業短期経済観測調査<短観>では、大企業製造業の業況判断指数が10年ぶりの<高水準>となった。中小企業・全産業の同指数も26年ぶりの高さで、企業の景況感の<改善>が鮮明になった。<人手不足>などの課題もあるが、好調な<企業収益>の改善を、所得増加、<個人消費>の押し上げという好循環につなげるには、企業の積極的な<賃上げ>が欠かせない」と「日経」社説(10月3日)…。大賛成――。

「大企業・製造業で景況感が大きく改善したのは<円安><輸出>の改善を追い風に、電気機械、業務用機械などの業種で業況が大きく上向いたからだ。景況感の改善は、大企業から中堅・中小企業まで<裾野>が広がってきている。2012年12月から始まった今の景気拡大局面は9月で58カ月目に達し、戦後2番目の長さになったもようだ。日銀の大規模な金融緩和と<円安><株高>の進行に加え、米欧や中国など世界経済も<堅調>なことが、企業収益の改善を起点とした緩やかな景気<拡大>を支えている」(日経)…。有難い――。

「それでも、なかなか個人レベルで景気回復の実感がわかないのは<所得>の伸びが鈍く、<消費>の大幅増加に結びついていないためだ。日銀短観の雇用人員判断指数をみると、企業の人手不足感は一段と強まっている。雇用の逼迫を反映して<非正規>社員の賃金は上昇しているが、<正社員>の賃金の伸びはまだ鈍い。日銀の掲げる<2%>の物価目標になかなか届かないのも<賃上げ>が進まないことが一因だ」(日経)…。この「日経」は正論。

「北朝鮮情勢をめぐる地政学リスクや米欧の金融緩和の出口の行方など経済の先行きをめぐる不透明材料を数えればきりはない。ただ景気拡大を更にしっかりさせるには、企業がリスクをとって<投資>をして利益を従業員にしっかりと<配分>することが不可欠である。政府は公共事業などの需要追加策ではなく、企業に新たな投資や事業の機会を開く規制改革や生産性向上につながる雇用市場改革にもっと力を入れるべきだ」(日経)…。もっともらしく聞こえるが、この論調、ケインズ経済学のイロハのイをもっと真剣に研究してほしい。

「物価下落が続き、デフレの停滞感がむしろ強まっている。日銀の金融緩和に過度に依存してきたアベノミクスの失敗は明らかだ。必要なのは継続的な賃上げであり、経営側の覚悟が問われている。5日に公表された経済財政諮問会議の議事録(9月30日開催分)によれば、民間議員が提出した『継続的な賃金引き上げによるデフレ脱却』提言に基づき、ようやく賃上げの必要性を確認した。だが肝心の具体策となると、途端に歯切れが悪くなる」と「東京」社説(昨年10月7日)…。火山、わが社第三次入試(社長面接)を思い出し思わず“失笑!!

「『生産性の向上が欠かせない』などの抽象論に陥るが、これは賃上げに消極的な経団連会長を諮問会議に入れている弊害ではないか。企業は<収益>が上がっているのに<賃上げ>に十分回さずため込んでいるのは明らかだ。アベノミクスが始まって以来、3年間で企業の内部留保(利益剰余金)は<73兆>4千億円も増え、合計で約<380兆円>に達した。そのうち現金・預金は約2百兆円もある。これに対し、<給料>はというと1年目は合計で3・4兆円減少…」と「東京」社説は続く…。火山、ますます“呵呵大笑”――。なぜか!

「(企業の<内部留保>が“3年間”で73兆4千億円も増えているのに)<給料>はというと1年目は合計で3・4兆円減少、2年目は4兆円、3年目は2兆円それぞれ増えたが、合計すると“3年”で2・6兆円しか増えていない」と更に続くからだ。これでは<デフレ脱却><景気回復>ができるわけがない。こんなの<ケインズ>経済学の“イロハのイ”!つまり<合成の誤謬>の“典型”…。<有効需要>不足の“典型”といってもよい――。

お立合いは<合成の誤謬>を、ご存じだろうか。最近のメディアは<先行き不安>を煽るのが“得意中の得意”…。だから“アベノミクス”<第三の矢>“成長戦略”が、ちっとも始動しない。いくら「設備投資」「人材投資」「貯蓄から投資へ」と叫んでも、<内部留保>や<家計貯蓄>が増えるだけ。「企業が“投資”を控える」…。ああ“ムダ遣い”を避け、<手元資金>が増えた。明日に備えた…。「家計が“消費”を控える」…。ああ“節約”できた。<貯金>が増えた。<老後>に備えた…。<個々>はトク…。だが<全体>では――。

これがケインズの<合成の誤謬>…。“個々”の<節約>が、“全体”では<有効需要>の不足を招く。これでは<デフレ脱却>も<成長戦略>も進展しない――。「榊原定征・経団連会長は諮問会議の席上、内部留保については『現預金の2百兆円は企業の運転資金の約1・6カ月分であり、適正範囲を超えた水準ではない』と理解を求めた」と「東京」社説――。

「設備など投資におカネがかかるので賃金に回す余裕がないというわけでもなさそうだ。企業が手元に持つ現預金は着実に増えている。企業が将来を見て投資を考えるように、家計も所得が安定して伸びていくと見込めなければ支出を増やしにくい。消費が頭打ちになれば企業の成長も制約される。経済を縮小均衡に陥らせないため賃上げに前向きな判断をすべき時。経団連の榊原定征会長は来春闘ベアについて『出せるところは出してもらった方がいい』と語っている。今後の姿勢を注視したい」と「朝日」社説(昨年11月28日)――。

「<景気>拡大には<賃上げ>が決め手」!これは火山の「持論」…。話は1959年(昭和34年)秋に遡る。わが社(中堅電機)第三次入試(社長面接)に臨んだ火山、松下幸之助と並ぶ有名<創業>社長のご下問を受けた。「どうすれば<景気>は良くなるか」。「簡単です。労働者の賃金を上げてください」――。今から<58年>の昔。アベノミクスの「ア」の字もない。だが火山、合格!1997年(平成9年)6月の定年を<教育部長>で迎えた。
(平成29年10月3日)

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<願はくば 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月の頃>――という西行の歌はあまりにも有名。しかし、その西行が望みどおり「<きさらぎ>の<望月>の頃」に入滅した時、<世>の人々は驚愕した。あまりにも見事な<死の演出>だったからだ。もちろん<毀誉褒貶>は<世の常>、賛否両論が起った。<遁世>の人にしては<俗世>の名声を意識し過ぎていると思ったからだ。西行の死は<当時>の人々の話題をさらっただけでなく、これも望みどおり彼の名を<後世>にまで<不朽>のものとした。

「西行とは何者か」――。火山でなくとも興味を持つだろう。JR東海の生涯学習財団が主催する「歴史の歩き方」という<知の旅>(講演会)でウエッジ社の「西行と兼好」(小松和彦ほか)を買ったのはそんな時だった。

「かつて<この世>にはたくさんの<世>があり、その向こうには<遁世>という<もう一つの世>が用意されていた」(「西行と兼好」・4頁)。この文章に接した時、は驚愕した。<遁世>とはもちろん「<世>を捨てる」ことと思っていたからだ。だが<遁世>とは<この世>のほかにある<もう一つの世>だという。なんとも新鮮な衝撃だった。

この「花に狂ふ西行」(連載)の主人公である<西行>も<遁世>の人。23歳の時、妻子を捨てて<出家>した。<世捨て人>になったのだ。世捨て人は今風にいえば<アウトサイダー>――。小松和彦「遁世という生き方」のサブタイトルにも「アウトサイダーの系譜」と書いてある。<この世>にはホームレスという<世捨て人>もいる。

身をすつる 人はまことに すつるかは すてぬ人こそ すつるなりけれ(西行)

なんとも不思議な歌だ。だがこの心境こそ「<遁世>の心的メカニズム」という。「人びとはこの<世>に生まれ落ち、普通は両親やその他の家族によって育てられ、成人すると結婚することになる。やがて子をもうけると、今度はその子どもたちを養育し、かれらが成人した頃には、老いを迎え、やがて死を迎える。そして死後の世界つまり<あの世>へ行くことになる」(小松・5頁)。ここまではなんの不思議もない。だが――。

「かつて<この世>にはたくさんの<世>があった」――となるとわからなくなる。「その向こうには<遁世>という<もう一つの世>が用意されている」というのだ。だが「<世>は複雑に構成されている。家族も小さな<世>であり、親族も<世>であり、ムラやマチも<世>である」(小松・5頁)――。ナルホド。〜となると学校や会社、友人や仲間の集団、ネットワークも<世>。都道府県や国も<社会>であり、<世>である。

「<世>には上下貴賎があり、重層的な構造をもったものであった。したがって生まれた者がどのような階層に属し、どのような生業をもつかといったことによって、彼らの所属する<世>は異なり、また<世>の範囲つまり<世の中>も異なってきた。都の貴族に生まれるか、田舎の農民に生まれるかで、彼らの<世の中>の構造やイメージは異なってこざるをえなかったのである」(小松・5頁)。読んで再びヒザを打った。ナルホド――。

実は火山、定年後4年間、ある高校の公開講座で鎌倉時代の慈円が書いた歴史書「愚管抄」を読んだのだが、慈円が使う<世>という意味を知って驚愕した経験があったからだ。「世ノヒトハ」「世中ノ最大事」「世ノ事ヲフカク思テ」「世モヒサシクミテオレバ」――。慈円の「愚管抄」には<世>という言葉がやたらに出てくる。

慈円は<関白>藤原兼実の実弟。天皇家と摂関家を二分する大政争となった<保元の乱>は慈円の父と叔父の間に起ったもの。慈円が使う<世>といえば当然<日本全国>のこと。<世の人>とは<国民>のことだと思っていた。だが違った。貴族社会のこと。それも身分の高い人々、慈円の周囲にいた一握りの人々のこと。彼らが作る<世>だったのだ。

<世>とは<世間>――。冗談っぽくいえば<世間が狭い>のだ――。げっ!なんとも身勝手な話ではないか。身分の違う農民は最初から無関係。関心の外なのだ。「こうした<世>の構造を図式化すると<円錐>として示すことができる。巨視的に理解すれば、この円錐の全体が<世>ということになる。しかし、円錐の上方に至れば至るほど政治的権力や経済力などの<力>をもった人びとの<世>があり、下方に至れば至るほどそうした<力>から無縁の<世>がある。つまり個々人が体験する<世>は円錐の中でも極めて限定された範囲であった」(小松・6頁)。

慈円が生きた時代も江戸期も人々は親族とかムラとか限られた<世>の内部で<世間に顔向けできない>などに縛られて生活、死んでいくのが一般的だった。中で<運と能力>に恵まれたものだけが、円錐の下方から上方へ上昇できる。これが<出世>だった。複雑な構造体<円錐>の外に何があったのか。それは<死>であり<死後>の世界である。もっと精緻に見ていくと、実は生者の世界=<この世>と死者の世界=<あの世>の境界域が見えてくる。実はこれこそが<もう一つの世界>=<遁世>なのである。

古来から現在まで<世捨て>を行った人々はあらゆる階層に及んでいる。<乱世>の世ほど多くの人が<世を捨てた>――。貴族が<世>を捨てる理由と武士や農民、職人が世を捨てる理由は当然、違っていた。事情も個々人で違う。<北面の武士>だった西行は恐らくは<歌の道>に生きるために<出家遁世>をした。そこに自由を得た。+<続く>+
(平成19年4月1日)

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